「 医療制度 」一覧

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医療機器4製品の保険適用を了承  中医協総会

 中医協は31日、医療機器の区分C2(新機能・新技術)4製品について、4月からの保険収載予定を了承した。アボット バスキュラー ジャパンの「MitraClip NTシステム」は、左室駆出率30%以上で症候性の高度僧帽弁閉鎖不全(クラス3+または4+)を有する患者のうち、外科的開心術が困難な患者の僧帽弁逆流の治療を行うもので、保険償還価格は221万円。

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労基署の是正勧告、過去5年で63病院に  全管協調査、三六協定違反など

 地方公営企業法全部適用の自治体病院の事業管理者で構成する全国病院事業管理者協議会(全管協)が、医師の働き方の実態を把握するために行った調査で、過去5年間に労働基準監督署から労働基準法違反による是正勧告を受けた病院が63病院あることが分かった。

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上限10億円程度の長期運転資金貸付制度の創設を  四病協、厚労相に要望

 四病院団体協議会は30日、民間病院の経営悪化を救済するため、福祉医療機構による緊急融資を求める要望書を加藤勝信厚生労働相に提出した。1病院につき上限10億円程度の長期運転資金貸付制度の創設を要請。厚生労働省には、制度創設のための予算措置を求めている。

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医療施設、屋外指定場所は喫煙可  屋内は完全禁煙、厚労省新案

 厚生労働省は30日、今通常国会提出予定の健康増進法改正案に盛り込む受動喫煙防止対策の新たな案を公表した。医療施設などの既存の屋内喫煙室は撤去や廃止が求められる一方で、屋外喫煙場所の設置は認める。精神病棟などでも同様の対応となる。従来案は、既存の喫煙専用室の存続を5年間認めていたが、新案では関連の記載が削除された。

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転換対象の療養病床は11万1753床  日本アルトマーク調査

 日本アルトマークは30日、療養病床の算定状況に関する調査結果を発表した。2017年9月時点で、療養病床は全国で32万5079床の算定があり、そのうち転換対象となっている介護療養病床は5万1237床(療養病床全体の15.8%)、医療療養の療養病棟入院基本料2は6万516床(18.6%)だった。

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回復期リハ入院料1の実績指数「30台後半が妥当」  日本リハ医学会・石川特任理事

 日本リハビリテーション医学会の石川誠社会保険担当特任理事(医療法人社団輝生会理事長)は、2018年度診療報酬改定における回復期リハビリテーション病棟入院料について本紙の取材に応じた。日常生活動作(ADL)のアウトカム評価では、実績指数の現行基準値である27以上を同入院料1については「30台後半」に引き上げることが望ましいとの見方を示した。

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オンライン診療料、算定は「初診から半年程度経過後」  中医協総会

 中医協総会は26日、2018年度診療報酬改定の個別改定項目(短冊)のうち、新設されるオンライン診療料などについて議論した。厚生労働省保険局の迫井正深医療課長は、同診療料の算定について初診から「半年程度の経過期間」を想定していることを明らかにした。算定に関する支払い側委員からの質問に答えた。

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7対1相当の新基準、公益裁定で「30%」に  中医協、現行定義では26.6%

 中医協総会(会長=田辺国昭・東京大大学院教授)は26日、2018年度診療報酬改定で導入する入院医療の新評価体系で、現在の7対1、10対1一般病棟入院基本料に代わる急性期一般入院料1~7について重症度、医療・看護必要度の該当患者割合の基準値を決めた。総会では支払い側、診療側が互いに主張を譲らず、約45分間の休憩を挟んでの公益裁定で決着した。