GE促進強化の「重点地域」、10カ所程度を想定 厚労省新規事業
厚生労働省は2018年度から、後発医薬品の数量シェアが低い都道府県を「重点地域」に指定して、テコ入れを行う「重点地域使用促進強化事業」を開始する。
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厚生労働省は2018年度から、後発医薬品の数量シェアが低い都道府県を「重点地域」に指定して、テコ入れを行う「重点地域使用促進強化事業」を開始する。
四病院団体協議会の医業経営・税制委員会は18日、2019年10月1日に予定されている消費税率10%への引き上げを見据え、「非課税還付方式」を軸に四病協としての意見集約を進める方向を確認した。
厚生労働省の先進医療技術審査部会(座長=山口俊晴・がん研究会有明病院長)は18日、放射線医学総合研究所病院が申請した先進医療Bの「直腸がん術後骨盤内再発に対する重粒子線治療」について「適」と判断した。
厚生労働省の厚生科学審議会・がん登録部会(部会長=辻一郎・東北大大学院教授)は18日、「全国がん登録情報の提供マニュアル(仮称)案」を大筋で了承した。次回から、マニュアルを運用するための利用規約や安全管理対策などの具体的な議論に入る予定。
日本医療安全調査機構は18日、「医療事故の再発防止に向けた提言」の第3号として「注射剤によるアナフィラキシーに係る死亡事例の分析」を公表した。
日本医療機能評価機構はこのほど、病院機能評価で新たに25病院(新規6病院、更新19病院)を4日付で認定したと発表した。現在の認定病院数は2179病院となった。
千葉大学病院は4月から、大学病院の将来を担う経営幹部候補者の育成に取り組む「ちば医経塾」をスタートさせる。文部科学省の2017年度大学教育再生戦略推進事業のコンペで、千葉大病院の「病院経営スペシャリスト養成プログラム」が選抜されたことを受け、病院長企画室が中心となって企画したもの。
厚生労働省は自治体による精神障害者への支援体制構築に向けて、退院後支援のガイドライン(GL)と、措置入院の運用に関するGLを2017年度内に示す。18日に開かれた全国厚生労働関係部局長会議で宮嵜雅則障害保健福祉部長が説明した。
社会保障審議会・介護給付費分科会(分科会長=田中滋・慶応大名誉教授)は17日、加藤勝信厚生労働相から諮問された2018年度介護報酬改定における運営基準などの改正案を了承した。
昨年10月に初当選した安藤高夫衆院議員(医療法人社団永生会理事長)は本紙の取材に応じ、今後の診療報酬改定の在り方について「医業費用において大きな部分を占める人件費や、人材への投資に着目した議論を提起し、その中に加わっていきたい」と述べた。
中医協総会は17日、医療技術評価分科会からの報告を了承した。今月15日の同分科会でまとめられたもので、ダビンチによるロボット支援下内視鏡手術の12件をはじめ、先進医療から陽子線治療、重粒子線治療の適用拡大など2018年度診療報酬改定で優先度が高い技術として対応することを確認した。
中医協総会(会長=田辺国昭・東京大大学院教授)は17日、薬価制度の抜本改革を踏まえた新たな薬価算定基準と保険医療材料制度の見直し案を了承した。厚生労働省は今後、新たな薬価算定基準、見直しに基づき改正通知を発出する予定。
厚生労働省は17日の「人生の最終段階における医療の普及・啓発の在り方に関する検討会」に、「人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン」(GL)と、その「解説編」の改訂案を示した。
厚生労働省は16日、保健師・看護師23人の行政処分を公表した。看護師2人が免許取り消しとなり、1年以上の業務停止となった看護師は4人だった。処分の効力発効日は今月30日。
厚生労働省医政局は16日に開かれた規制改革推進会議の医療・介護ワーキンググループ(WG)で、遠隔診療を実施する際のガイドラインを策定するため、検討会を新設する方針を示した。年度末を目標に取りまとめる予定。
医師が遠隔で行う死亡診断をサポートする看護師を対象にした初めての研修会が、16日までに東京都内で開かれた。
福祉医療機構は18日付で、医療貸付の利率(固定金利)などを改定する。病院の新築資金と甲種増改築資金(病床不足地域)については、償還期間10年以内は年0.21%とする。
日本赤十字社の病院グループでは、産前・産後休暇、育児休業、育児短時間勤務制度を活用する看護職員(看護師、准看護師)が、全看護職員の約2割となり、それに伴う看護職員の補充採用の動きが強まっている。
加藤勝信厚生労働相は16日の閣議後会見で、厚生労働省の「医師の働き方改革に関する検討会」が2月をめどに「医師の労働時間短縮に向けた緊急的な取り組み」をまとめることを説明した。
厚生労働省の「医師の働き方改革に関する検討会」は15日、病院勤務医の勤務実態に関するタイムスタディーの先行調査の結果について報告を受けた。
厚生労働省は15日の「医師の働き方改革に関する検討会」(座長=岩村正彦・東京大大学院教授)に、「医師の労働時間短縮に向けた緊急的な取り組み」と「中間的な論点整理」の骨子案を示した。緊急的な取り組みには、労働時間管理の適正化に向けた取り組みなど5項目の「勤務医を雇用する全医療機関が取り組むこと」と、「医療機関の状況に応じた取り組み」1項目を記載。中間的な論点整理は、応召義務の在り方や、医師の自己研鑽の類型化など、2018年度末にまとめる最終報告に向けて検討する内容を盛り込んだ。