インフル報告数、定点当たり16.31 18年第1週
厚生労働省は15日、2018年第1週(1月1~7日)までのインフルエンザ発生状況を公表した。定点当たりの報告数は16.31(患者報告数7万9930人)で、前週の17.88から微減した。
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厚生労働省は15日、2018年第1週(1月1~7日)までのインフルエンザ発生状況を公表した。定点当たりの報告数は16.31(患者報告数7万9930人)で、前週の17.88から微減した。
中医協・医療技術評価分科会(分科会長=福井次矢・聖路加国際病院長)は15日、2018年度診療報酬改定で対応する優先度が高い技術307件を取りまとめた。新規技術は107件、既存技術は200件だった。近く中医協総会に報告する。
日本医療機能評価機構は15日、手術や処置時の清潔野に薬剤が入った容器を複数置いていたため誤って消毒剤を注射器で投与した事例について、医療安全情報として注意喚起した。
国立感染症研究所は15日、感染症週報第51・52週合併号(2017年12月18~24日、12月25~31日)を公表した。過去5年間の同時期と比べて報告数が「かなり多い」状態が続いていた咽頭結膜熱の第51週の定点当たりの報告数は減少し、0.71(報告数2245例)となった。
国民健康保険の財政運営の責任主体が4月以降、市町村から都道府県に移るのを前に、都道府県が市町村に初めて示す納付金額・標準保険料率の算定作業が本格化している。今回の国保改革で、納付金額・標準保険料率の算定は都道府県の重要な責務となっており、すでに山形県は算定結果を公表した。
加藤勝信厚生労働相は12日に開かれた四病院団体協議会(四病協)の賀詞交歓会で挨拶し、医師偏在対策について「都道府県が主体的に医師確保対策を推進する体制を構築し、医師が地方で勤務することを後押ししていく。こうした仕組みを盛り込んだ改正法案を次の通常国会に提出したい」と意欲を示した。
中医協総会(会長=田辺国昭・東京大大学院教授)は12日、加藤勝信厚生労働相から2018年度診療報酬改定に関する諮問を受けた。2月の答申に向けて今後議論を深める。諮問に先立ち行われた議論では、10日の総会での議論も踏まえた「議論の整理案」が最終的にまとめられ、今月下旬にも示される短冊に反映させる。この日の総会はわずか10分程度で終了した。
日医総研はこのほど、ワーキングペーパー(WP)「地域の医療提供体制の現状―都道府県別・2次医療圏別データ集―」を公表した。
厚生労働省は12日、2018年度診療報酬改定に関するこれまでの議論の整理(現時点での骨子)についてパブリックコメントの募集を開始した。締め切りは19日。電子メールか郵送で受け付ける。電話による意見は受け付けず、意見提出様式に基づいて提出を求める。
加藤勝信厚生労働相は12日の閣議後会見で、複数の自治体が補助金を使ってほかの自治体の介護老人福祉施設(特養)の優先入所枠を確保していたとした一部報道について、厚生労働省がすでに一部で聞き取りを行っていることを明らかにした。
兵庫県医師会の空地顕一会長は11日、神戸市内で開いた新年祝賀会での挨拶で、2018年度診療報酬改定の具体的内容が決まった後に「いよいよ地域医療構想が現実的に動き始める」と指摘した。
日本慢性期医療協会の武久洋三会長は11日の定例記者会見で、寝たきり患者の増加や入院日数の長期化を抑制するため、急性期病院にリハビリテーション専門医やリハビリ専門職を往診・派遣することに対する評価の新設を提案した。
厚生労働省の先進医療会議(座長=宮坂信之・東京医科歯科大名誉教授)は11日、2018年度診療報酬改定に向けて科学的評価を取りまとめ、先進医療6技術について削除することが適当と決定した。先進医療Aの5技術と、先進医療Bの「切除支援のための気管支鏡下肺マーキング法」の計6技術。
全国自治体病院協議会の中島豊爾副会長は11日の定例会見で、精神科の公的医療機関を中心とした団体である「日本公的病院精神科協会」(公精協)を26日に設立することを公表した。自治体病院、国立病院機構、日本赤十字社、済生会などが中心となり立ち上げる。
日本看護協会は11日、昨年実施した第27回専門看護師認定審査の結果、遺伝看護専門看護師が5人、災害看護専門看護師が8人認定されたと発表した。どちらも今回から新たに加わった専門分野で、初めての認定となる。
日本医療安全調査機構は11日、医療事故調査制度の12月の現況を公表した。医療事故発生の報告は33件(病院30件、診療所3件)で、制度開始からの累計は857件となった。
厚生労働省の武田俊彦医政局長は新年に当たり本紙の取材に応じ、医師の働き方改革の実現について、医療機能の分化・連携など地域の医療提供体制を再編させていく中で医師の交代制勤務を取り入れるなど「ダイナミックな考え方をしなければ乗り切れない」と指摘。医療機関の経営者に対しては、働き方改革も、地域医療構想も、診療報酬改定も「荒波の環境の中で、国や都道府県、医療機関が一致団結して医療提供体制をつくるという認識の下で政策決定がされていく」と述べ、国が提供する政策ツールをいかに活用するかを考えて経営に当たってほしいとメッセージを送った。
全日本病院協会の猪口雄二会長(中医協委員)は11日、本紙の取材に応え、在宅復帰機能強化加算を算定している療養病棟1(20対1)が7対1病棟や地域包括ケア病棟等の在宅復帰率で集計対象の退院先病院とされている現行ルールを見直す提案について、「急性期から在宅へという流れを変える可能性がある」と懸念を示した。
厚生労働省は10日の中医協総会で、2018年度診療報酬改定に向けてこれまでの議論の要点整理案を提示した。医科や調剤の技術料に関する内容がメインだが、「ヒルドイド」など血行促進・皮膚保湿剤の適正化や、小児に対する抗菌薬の適正使用、後発医薬品の使用促進など、医薬品の処方に大きく関わる内容も含まれている。
厚生労働省は10日、2018年度診療報酬改定に関わるこれまでの議論の整理案を中医協に提示した。一般病棟入院基本料については、新たに7対1、10対1を「急性期一般入院料(仮称)」、13対1と15対1を「地域一般入院料(仮称)」と改称する方向などを明記した。
中医協総会は10日、中間年の薬価調査・改定に向けた環境を整備するため、妥結率の低い病院・保険薬局の基本料を引き下げる「未妥結減算」の見直しについて議論した。