調剤への財源配分見直しを、医科・歯科での薬剤業務に 診療側・今村委員
8日の中医協総会で診療側の今村聡委員(日本医師会副会長)は、医科:歯科:調剤で1:1.1:0.3となっている改定財源の配分を見直すよう求めた。
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8日の中医協総会で診療側の今村聡委員(日本医師会副会長)は、医科:歯科:調剤で1:1.1:0.3となっている改定財源の配分を見直すよう求めた。
中医協総会は8日、電子レセプトに対応している医療機関に対し、レセプトへ患者氏名をカタカナで記載するよう協力を求めることを了承した。
厚生労働省は8日の「全国在宅医療会議ワーキンググループ」(WG)で、在宅医療の重点分野に関する取り組みの各団体共通の中長期目標について、今後の論点などを説明した。議論する上で留意すべき視点として「在宅医療の対象者(高齢者、小児)」と「各団体同士で連携して取り組むこと」を挙げた。
衆院本会議は8日、「腎疾患総合対策の早期確立に関する請願」「難病・長期慢性疾病・小児慢性特定疾病対策の総合的な推進に関する請願」の採択を決めた。参院本会議は同日、「難病・長期慢性疾病・小児慢性特定疾病対策の総合的な推進に関する請願」の採択を決めた。それぞれ採択した請願を政府に送付する。
血液製剤の投与を受けてC型肝炎になった患者の給付金の提訴・請求期限を2023年1月まで5年間延長する議員立法のC型肝炎救済特別措置法改正案は8日、参院本会議で全会一致で可決、成立した。近く官報で公布され、公布日に施行される。
加藤勝信厚生労働相は8日の閣議後会見で、2018年度の診療報酬と介護報酬の改定率について、薬価調査の結果や物価賃金、保険料の増加などを踏まえながら議論していく考えを示した。
厚生労働省は7日の社会保障審議会・医療保険部会(部会長=遠藤久夫・国立社会保障・人口問題研究所長)で、経済・財政再生計画改革工程表の指摘事項のうち、2017年度中に結論を得るとされた事項について議論の整理案を示した。
厚生労働省の医道審議会・医師分科会医師臨床研修部会「医師臨床研修制度の到達目標・評価の在り方に関するワーキンググループ(WG)」は7日、2020年度に見直される臨床研修制度の新たな到達目標、方略、評価の考え方や、評価票案を座長一任で了承した。
7日の社会保障審議会・医療保険部会では、都道府県別の診療報酬設定を規定した高齢者医療確保法第14条の活用方策と、先発医薬品と後発医薬品の差額部分の負担の在り方についても議論の整理案が示された。
健保連の幸野庄司理事(中医協支払い側委員)は、厚生労働省が提案した入院医療での新評価体系について本紙の取材に応え、抜本的な見直し案の考え方は支持する一方で、新体系で最も高い評価となる「7対1相当」の重症度、医療・看護必要度の該当患者割合は30%以上に設定すべきだとあらためて主張した。
厚生労働省は7日、自民党・社会保障制度に関する特命委員会(野田毅委員長)が設ける「医療に関するプロジェクトチーム(PT)」(鴨下一郎座長)の役員会に、年末の取りまとめを目指す医師偏在是正策に関する議論の状況を報告した。
日医総研はこのほど、ワーキングペーパー(WP)「診療所の医業収入としての医療費の動向、概算医療費2016年度実績と長期推移」を公表した。
厚生労働省は7日、12月の後発医薬品薬価基準追補収載を官報告示した。収載日は8日。初後発品は8成分21規格66品目で、うちオーソライズド・ジェネリック(AG)が収載されるのは、大日本住友製薬/塩野義製薬のARB「アバプロ/イルベタン」と、田辺三菱製薬のアレルギー性疾患治療剤「タリオン」の2成分。収載から3カ月以内に発売することになる。
自民党の税制調査会小委員会(額賀福志郎小委員長)は6日、2018年度税制改正に向け、党内各部会からの要望項目への対応を判断する、いわゆる「○×審議」を行った。
日本医師会は6日、会内の生命倫理懇談会(座長=髙久史麿・前日本医学会長)が取りまとめた答申「超高齢社会と終末期医療」を公表した。
6日の中医協総会では、入院医療の新たな評価体系における、急性期医療の実績に応じた段階的な評価部分の運用を巡って議論になった。
厚生労働省は6日の中医協総会に、現在の一般病棟入院基本料、療養病棟入院基本料等について、▽急性期医療(一般病棟7対1、10対1)▽急性期医療~長期療養(一般病棟13対1、15対1)▽長期療養(療養病棟20対1、25対1)―の3つの機能を軸に再編・統合する評価体系案を提示した。
厚生労働省は6日の中医協総会で、DPCデータの提出を要件とする対象を拡大する方針を示した。追加する対象として示したのは▽200床未満の10対1入院基本料を算定する医療機関▽回復期リハビリテーション病棟(入院料1・入院料2)▽200床以上の回復期リハビリ病棟入院料3▽200床以上の療養病棟入院基本料1(20対1)を算定する医療機関―。
厚生労働省は6日の中医協総会で、地域連携診療計画加算について退院支援加算2を算定している医療機関も対象とすることを提案した。現在は、退院支援加算1と同3が対象で同2は対象外。委員からは明確な反対意見はなかったが、加算が機能しているかどうかを検証すべきだとの意見もあった。
中医協・診療報酬基本問題小委員会は6日、DPC評価分科会が取りまとめた2018年度診療報酬改定に向けたDPC制度の対応案について報告を受けた。
厚生労働省の社会保障審議会・医療部会は6日、2018年度診療報酬改定の基本方針案について議論したが、合意に至らず、最終的な文案は部会長預かりになった。院内調剤と院外調剤の価格差是正や、医薬分業の理念などを基本方針に盛り込むべきだという意見や、調剤報酬を使い、薬局薬剤師ではなく病棟薬剤師業務を評価する診療報酬改定を実現するべきだという趣旨の強い指摘があったため。