「 医療制度 」一覧

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介護の持続性に配慮した改定を  民介協、公明ヒアリングで

 公明党は21日の厚生労働部会(桝屋敬悟部会長)で全国介護事業者協議会(民介協、佐藤優治理事長)から、2018年度の介護報酬改定や予算・税制に関する意見を聴取した。民介協は地域包括ケアシステムの構築における介護の重要性を強調。介護事業者の持続性や、人材確保・定着につながる報酬改定を要望した。

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2%半ば以上のマイナス改定、保険料上昇防ぐには「妥当」  財政審・土居委員

 財政制度等審議会・財政制度分科会の委員を務める土居丈朗慶応大教授は本紙の取材に応じ、2018年度診療報酬改定に向けて財務省が提言している「(全体で)2%半ば以上のマイナス改定」について、医療の保険料率を上昇させないという観点で見れば「妥当」との見解を示した。

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地域医療構想の進め方で整理案を提示、次回とりまとめ  厚労省

 厚生労働省は20日の地域医療構想に関するワーキンググループ(WG)に、都道府県が構想実現に向けた取り組みの参考になる「地域医療構想の進め方に関する議論の整理案」を提示した。これまでのWGでの議論を反映させたもので、▽公立病院▽公的医療機関等2025プラン対象医療機関▽それらを除く「その他の医療機関」―ごとに具体的な対応方針などの考え方を整理したのが特徴。WGでは整理案への強い反対意見はなく、次回12月13日の会合で最終取りまとめを行い、親会議に報告する予定だ。

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有床診、医療・介護併用モデルは「重要な選択肢」  迫井医療課長

 厚生労働省保険局の迫井正深医療課長は19日、日本医師会と全国有床診療所連絡協議会が主催した「有床診療所の日・記念講演会」で登壇し、有床診療所について、主に地域医療を担う有床診(地域包括ケアモデル、医療・介護併用モデル)と主に専門医療を担う有床診(専門医療提供モデル)の2つに分類した。

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有床診、医療と介護提供の「地域包括ケアモデル」評価へ  中医協

 中医協総会は17日、有床診療所(有床診)入院基本料を取り上げた。厚生労働省は、地域医療を担う有床診は入院医療と介護サービスを組み合わせた「地域包括ケアモデル」への転換を推進する必要があるとし、介護サービスを提供している有床診の評価を見直してはどうかと提案した。

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医療療養25対1、20対1への一本化を提案  中医協、診療側に慎重意見も

 厚生労働省は17日、中医協総会(会長=田辺国昭・東京大大学院教授)に療養病棟入院基本料2(医療療養25対1、療養2)を、療養病棟入院基本料1(20対1、療養1)に一本化することを提案した。支払い側と、診療側の一部からは2018年度診療報酬改定での実施に理解を示す意見が出たが、診療側の日本医師会の委員からは慎重姿勢が示された。