「 医療制度 」一覧

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「さまざまな課題に全力で取り組む」  加藤厚労相が意欲

 加藤勝信厚生労働相は2日の閣議後会見で、第4次安倍内閣でも引き続き厚生労働行政を担当することに触れ「総理からは、8月に頂いた指示に加えて、生産性革命と人づくり革命を断行するため、全世代型社会保障制度の構築、介護人材のさらなる処遇改善、保育の受け皿整備の前倒しなどの指示を頂いた」と述べた。

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最高優功賞に大分県医・近藤会長ら  日医・設立70周年式典と医学大会

 日本医師会は1日、東京・本駒込の日医会館で「設立70周年記念式典並びに医学大会」を開催し、医学・医療の発展に貢献した功労者らを表彰した。最高優功賞を受賞した近藤稔氏(大分県医師会長)は、受賞者を代表して「本日の受賞を契機に、いっそうの研鑽に努め、医学の振興・国民医療の向上に努力する決意を新たにしている」と謝辞を述べた。

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医療用保湿剤、単剤処方は保険適用除外の意見も  中医協

 1日の中医協総会では、薬剤給付の適正化に関連して医療用保湿剤を取り上げた。医療用医薬品の血行促進・皮膚保湿剤(ヘパリンナトリウム、ヘパリン類似物質)が小児のアトピー治療用として処方されたにもかかわらず、美容目的で使用されている実態があると指摘されていることを受け、厚生労働省は適正使用の在り方を論点に挙げた。

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遠隔診療への評価、歩み寄りも議論は平行線  中医協総会

 中医協総会(会長=田辺国昭・東京大大学院教授)は1日、外来医療をテーマに取り上げ、今年2月以来となる遠隔診療について議論した。支払い側は「遠隔診療は対面診療の補完」との診療側の主張に理解を示し、条件を付けた上で診療報酬による評価をすべきだと主張した。一方、診療側は対面診療の重要性を強調し、エビデンスの集積が十分ではないとあらためて指摘。診療報酬による評価は時期尚早とし、慎重姿勢を崩さなかった。

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「政策が人々の生活に密着していることを実感した」  加藤厚労相

 加藤勝信厚生労働相は1日の閣議後会見で、内閣が総辞職したことを受け、大臣就任からの3カ月間を振り返った。厚生分野に関しては「受動喫煙対策について、さまざまな団体から直接意見を聞かせていただいた」など具体例を挙げながら、多くの社会保障問題に取り組んだと回想。

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地方消費税の清算基準見直し、偏在是正の観点から賛成の声  財政審

 地方財政などがテーマとなった31日の財政制度等審議会・財政制度分科会では、財務省が提言した地方消費税の清算基準見直しについて、税収の偏在是正を進める観点から賛同する意見などが委員から出た。分科会終了後に会見した田近栄治分科会長代理(成城大特任教授)が、議論の概要を説明した。

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改定後に赤字病院の割合が拡大、「増収減益」傾向で  日病・中間集計

 2016年度診療報酬改定後、病院経営が「増収減益」の傾向となっていることが日本病院会の実施した定期調査で明らかとなった。直近3年分の調査で回答している病院を見ると、経常利益の赤字病院割合は14年度が46.5%、15年度が48.0%、16年度が53.5%と年々拡大。日病の診療報酬検討委員会委員長を務める島弘志副会長は「今後も拡大していく恐れがある」と危機感を示した。31日の定例会見で中間集計を公表した。

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研究不正防止に向け「不断の見直し」を  財務省

 財務省は、文教・科学技術などがテーマになった31日の財政制度等審議会・財政制度分科会で、近年の研究活動の不正行為に触れた上で、予算の適正化を図る観点から「不正行為が起きた場合の返還の方法・内容、大学等の研究機関の管理責任の強化等の観点も含め、不断の見直し」が必要と提言した。

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地方消費税、分配ルール「清算基準」の見直しを  財務省、財政審で

 財務省は31日の財政制度等審議会・財政制度分科会(分科会長=榊原定征・経団連会長)で、現在は1.7%の地方消費税を都道府県に配分するルールとなる「清算基準」について、「人口基準の比率を大幅に高めるなど抜本的な見直しが必要ではないか」と提言した。

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「物から人」への報酬移動など、次期改定へ提言  厚労省にVHJ研究会

 地域医療の中核を担う民間病院で組織するVHJ研究会(会長=麻生泰・麻生代表取締役会長)が、2018年度診療報酬改定に向けた提言をまとめ、厚生労働省の鈴木俊彦保険局長に提出したことが31日までに分かった。提言は①「物から人」への報酬評価の移動②民間病院の基幹的医療活動に対する報酬評価・運営費補助等の適用拡大―を求めることを骨子とする。