「 医療制度 」一覧

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介護事業所の業務効率化へGL作成  18年度事業で厚労省

 厚生労働省老健局は、2018年度の「介護事業所における生産性向上推進事業」で、介護事業所の業務改善の指標となるガイドライン(GL)作成を目指す。サービス種別ごとに経営の専門家が事業所を訪問し、生産性を上げるための調査・研究を実施。共通の課題を洗い出し、その改善法をまとめる。

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全世代型社会保障「格差是正し社会の安定に寄与」  日医・横倉会長

 日本医師会の横倉義武会長は27日に記者会見し、安倍晋三首相が消費税率を10%に引き上げた時の増収分の使途を変更し「全世代型社会保障の実現」を目指す方針を示したことについて、「結果として社会の格差が是正され、社会の安定につながる」との受け止めを語った。

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入院分科会の中間まとめ、追加分析求める意見も  基本問題小委

 中医協の基本問題小委員会(小委員長=田辺国昭・東京大大学院教授)は27日、入院医療等の調査・評価分科会から2018年度診療報酬改定に向けた中間取りまとめについて報告を受けた。その後開かれた総会では、厚生労働省保険局の迫井正深医療課長が「さらに追加的な分析や検討が必要という小委での委員からの指摘を踏まえ、事務局としては可能な限り対応していく」との考えを示した。

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地域包括ケア病棟に移行進むも、次期改定の動向注視  日赤グループ病院

 日本赤十字社のグループ92病院では、2016年度診療報酬改定以降、地方の中規模病院で、新規入院患者の確保が難しく空床を持つ病院も出てきた。入院医療では、7対1や10対1入院基本料から、地域包括ケア病棟入院基本料に移行する動きも出ているが、地域包括ケア病棟の役割は地域や病院によってさまざま。

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7対1から地域包括ケア病棟への転換加速も  済生会

 済生会では2016年度診療報酬改定後、グループ病院全体で7対1、10対1一般病棟入院基本料の減少傾向が続く一方で、地域包括ケア病棟入院料等が増加するなど、病床の機能転換の動きが目立つ。同本部は、18年度改定でも7対1等の一定の要件見直しが行われれば、次期改定以降は転換の動きがさらに強まるとみている。

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ICT利用の死亡診断、勤務状況など「ケース・バイ・ケースで」  武井医事課長

 厚生労働省医政局の武井貞治医事課長は、9月に発出したICTを利用した死亡診断等のガイドライン(GL)に関する局長通知(医政発0912第1号)について、本紙の取材に応じた。GLでは要件の一つとして、医師が対面での死亡診断を行うまでに12時間以上を要する状況を設定しているが、「医師の移動時間に12時間以上かかるという意味だけではない」と説明。

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厚労省、日本脳炎ワクチン不足で緊急措置へ  需給データを国が集計、販社や卸に還元

 厚生労働省は日本脳炎ワクチンの品不足問題解消に向けて、緊急的措置を講じる方向で調整に入った。販売会社や卸が安定供給を確保するために個別の医療機関に慎重に納入していることが問題の根底にあると厚労省は判断。ワクチンの販社に対し、納入した全ての医療機関の供給実績(昨年同月と比較可能なもの)を提出するよう求める方針だ。

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支払い意思額調査、質問に「患者数」の視点も  調査経験踏まえ大日氏

 試行的導入の議論を進めている費用対効果評価制度だが、総合的評価(アプレイザル)に必要な増分費用効果比(ICER)の評価基準の設定に当たって実施する支払い意思額調査(仮称)などを巡り、中医協・費用対効果評価専門部会ではさまざまな意見が交わされ、思うように検討が進んでいない。

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自民・公約原案、「全世代型社会保障」構築を

 衆院解散・総選挙に向けて自民党が検討している厚生労働関係の公約原案の内容が分かった。安倍晋三首相の方針に沿って全世代型社会保障の構築を目指す方針を記したほか、地域包括ケアシステムの強化、介護離職ゼロの実現、受動喫煙対策の徹底などを図っていく考えを盛り込んでいる。