「 医療制度 」一覧

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日看協、年度内に「働き方モデル」作成へ  キャリアプロセス調査を基に

 日本看護協会は、看護職の労働環境整備に向けた取り組みを推進する。厚生労働省の委託を受けた「看護職員の多様なキャリアパス周知事業」において、近くインターネット上で全ての看護師有資格者を対象にキャリアプロセスの実態調査を行う。回答者数約5万人を想定する大規模調査となる見込みで、調査結果を基に看護職員の多様な「働き方モデル」を年度内にまとめる。

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医療扶助適正化へ、福祉事務所のレセプト点検を支援  厚労省

 厚生労働省は生活保護受給者への医療扶助の適正化に向けて、福祉事務所によるレセプト点検への支援を強化する方針だ。2018年度予算案の概算要求で、関連予算41億円を盛り込んだ。医療扶助の適正化は経済・財政再生計画の改革工程表に盛り込まれているほか、財務省の財政制度等審議会などからも適正化を求める指摘が上がっている。

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「イノベーション評価」「薬価制度抜本改革」を例示  医療保険部会

 2018年度診療報酬改定に向けた基本方針の検討が始まった。6日、厚生労働省が社会保障審議会医療保険部会(部会長=遠藤久夫・国立社会保障・人口問題研究所長)を開き、基本方針のたたき台として「改定に当たっての基本認識」などを提示。医薬品関連では、イノベーションや医療技術の評価、薬価制度抜本改革の推進などを検討事項として例示した。

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医療・看護必要度、DPCデータでシミュレーション  入院分科会、比較検証へ

 厚生労働省は6日の中医協・入院医療等の調査・評価分科会(分科会長=武藤正樹・国際医療福祉大大学院教授)で、重症度、医療・看護必要度の測定に関する負担軽減を図るため、DPCデータを用いたシミュレーションを実施することを提案した。DPCから導き出されたデータと、現在の看護必要度で算出した該当患者割合を比較、検証を行う。厚労省案に一部委員から強い反対意見も出たが、分科会として実施する方針を確認した。

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リハビリのアウトカム評価、さらなるデータを  入院分科会

 6日の中医協・入院医療等の調査・評価分科会では、療養病棟入院基本料も取り上げた。厚生労働省はリハビリテーションについて、1回当たりの提供量が多いよりも、提供頻度が高い方が在宅復帰率が高い傾向にあるとのデータを示し、どう分析するかを課題として挙げた。

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リハビリのアウトカム評価、さらなるデータ提示を  入院分科会

 6日の中医協・入院医療等の調査・評価分科会では、療養病棟入院基本料も取り上げた。厚生労働省はリハビリテーションについて、1回当たりの提供量が多いよりも、提供頻度が高い方が在宅復帰率が高い傾向にあるとのデータを示し、どう分析するかを課題として挙げた。

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健康日本21、最新データに合わせ目標上方修正も  厚労省・専門委

 厚生労働省は6日、厚生科学審議会・地域保健健康増進栄養部会の「健康日本21(第2次)推進専門委員会」(委員長=辻一郎・東北大大学院教授)を開催し、人口動態調査など直近のデータや健康医療関連の計画などと、「健康日本21(第2次)」の目標との整合性を確認した。

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病院と診療所、機能分化の一層の強化を  日医・今村副会長

 日本医師会の今村聡副会長(中医協診療側委員)は、2018年度診療報酬改定に向けて本紙の取材に応じ、病院と診療所の機能分化をより強化していくことが必要との考えを示した。特に、かかりつけ医については「私見だが、予防を含めかかりつけ患者の状態を把握するためのチェックリストの検討など、機能分化を促していくための仕組みが今後の課題になるのではないか」とも指摘した。

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原価計算の新薬、「流通経費」に問題意識  日医・今村副会長

 日本医師会の今村聡副会長(中医協委員)は本紙の取材に応じ、新薬の薬価算定を原価計算方式で行う場合に用いる「流通経費」について、医薬品卸の平均的な売上総利益(売上高から売上原価を引いた粗利)ではなく、実際にかかった流通経費を基に設定することも可能ではないかと問題提起した。

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看護必要度、DPC活用「十分検討を」  日病・全日病・日看協が要望

 日本病院会、全日本病院協会、日本看護協会の3団体は4日、2018年度診療報酬改定に向け一般病棟入院基本料7対1などの評価指標の一つである「重症度、医療・看護必要度」に関する要望を行った。医療現場の混乱や負担増を避けるため、18年度改定での「拙速な改変」は避けるよう求めた一方、中長期的には看護必要度の在り方そのものの検討を要請。さらに看護必要度の運用でDPCデータを活用した仕組みの検討を求めている。

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看護必要度、DPC活用「十分な検討を」  日病・全日病・日看協が要望

 日本病院会、全日本病院協会、日本看護協会の3団体は4日、2018年度診療報酬改定に向け一般病棟入院基本料7対1などの評価指標の一つである「重症度、医療・看護必要度」に関する要望を行った。医療現場の混乱や負担増を防ぐため、18年度改定での「拙速な改変」は避けるよう求めた一方、中長期的には看護必要度の在り方そのものの検討を要請。さらに看護必要度の運用でDPCデータを活用した仕組みの検討を求めている。