「 医療制度 」一覧

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アバプロ/イルベタンにAG含む11社36品目  12月追補へ後発品承認  最多はクレストールの26社

 厚生労働省が12月の薬価追補収載に向けて15日に承認した品目のうち、後発医薬品が初参入となったARBイルベサルタン(大日本住友製薬の「アバプロ錠」と塩野義製薬の「イルベタン錠」)には、オーソライズド・ジェネリック(AG)を含む11社36品目が参入した。

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支払基金「新分野にウイング広げる」、データ分析事業も柱に  伊藤理事長

 社会保険診療報酬支払基金の伊藤文郎理事長は本紙の取材に応じ、今後の支払基金の在り方について「新しい分野にウイングを広げていきたい」と展望を述べた。7月に策定した「支払基金業務効率化・高度化計画/工程表」と「国民の健康確保のためのビッグデータ活用推進に関するデータヘルス改革推進計画/工程表」をベースに、これまでの業務集団から“頭脳集団”へ改革する重要性を強調。

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持分なしへの移行で省令案「理事・監事の報酬の基準」など  厚労省パブコメ

 厚生労働省は14日から、先の国会で成立した改正医療法に盛り込んだ「持分なし医療法人への移行計画認定制度の延長」で、認定医療法人が移行の際に贈与税を課税されない代わりに守るべき「運営の適正性」の内容などについてパブリックコメントの募集を始めた。

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必要なのは「介護施設の機能分化」  日医・鈴木常任理事

 日本医師会の鈴木邦彦常任理事は2018年度診療報酬・介護報酬同時改定に向けて本紙の取材に応じ、地域医療構想の実現へ医療機関の機能分化が進められていることに触れた上で「介護施設にも機能分化が必要だ」との見解を示した。さらに、介護サービスを漫然と提供するのではなく、目標を決めて自立支援や重度化防止に役立つサービスを「エビデンスを出して取り入れていくことも必要」と強調した。

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関東信越厚生局長の北島氏死去に悲しみの声  通常国会では旅館業法改正案に対応

 厚生労働省関東信越厚生局長の北島智子氏の突然の訃報を受け、関係者の間には驚きと悲しみが広がった。北島氏は厚労省の医系技官の中では、医務技監、健康局長、大臣官房総括審議官に次いで実質的にナンバー4の地位にあり、北島氏を知る関係者は「彼女は優秀だった」と口をそろえる。「医系技官の幹部としての役割にも期待が大きかっただけに残念だ」と厚労省幹部は肩を落とす。

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要介護度だけでなく重症度での評価も  日慢協が介護改定へ要望

 日本慢性期医療協会は10日の定例会見で、2018年度介護報酬改定に向けた要望を公表した。合併症や重度の認知症、ADLレベルが低いなど重介護で重症な患者・利用者が増えていると指摘し、重症者の定義付けとその枠組みに応じた適切な報酬体系が必要とした。武久洋三会長は「全部の報酬を要介護度で定めていくには、あまりにも重症者が増えている現状がある。医療的な変化に対してはそれなりの加算を頂きたい」と述べた。

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第3回NDBオープンデータ、来春以降公表へ  厚労省

 厚生労働省の「レセプト情報等の提供に関する有識者会議」(座長=山本隆一・医療情報システム開発センター理事長)は10日、第3回NDBオープンデータを2018年の春以降に公表する方針を確認した。公表項目はおおむね第2回と同様だが、これまでの要望を受け「特定保険医療材料料の集計」などが加わる見通し。

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17年度総合確保基金の医療分を内示  厚労省

 厚生労働省は10日、2017年度の地域医療介護総合確保基金の医療分(総額903.7億円)の配分を都道府県に内示した。内示額(国費)は基金規模903.7億円の3分の2に当たる602.4億円となる。基金規模が最も大きいのは東京都の91.9億円(内示額61.2億円)、最も小さいのは滋賀県の6.9億円(4.6億円)だった。

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医療行為と刑事責任、比較対照群を置く「統計分析」実施へ  厚労省研究会

 厚生労働省は9日、「医療行為と刑事責任」をテーマにした有識者研究会の初会合を非公開で開いた。業務上過失致死傷罪(刑法第211条)に該当し「有罪」となった医療事故と、それ以外の刑事責任が問われなかった医療事故を統計学的な手法で客観的に比較し、有罪事例に多い因子をあぶり出す方法で研究を進める方向性が示された。座長には武蔵野大教授の樋口範雄氏が就いた。

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医療事故報告、7月は22件  医療安全調査機構

 日本医療安全調査機構は9日、医療事故調査制度の7月の現況をまとめた。医療事故発生の報告は22件(病院21件、診療所1件)で、制度開始後の累計は674件となった。診療科別の主な内訳は、内科が3件、整形外科が3件、心臓血管外科が3件など。地域別では、関東信越が10件で最も多く、次いで近畿が6件だった。

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後発品への置き換え、企業数の多さやZ2ルールなど問題に  薬価部会

 厚生労働省は9日の中医協・薬価専門部会で、後発医薬品と長期収載品の薬価の在り方、新薬創出等加算、イノベーションの評価について、これまでの議論の取りまとめを示した。診療側、支払い側ともに後発品への置き換えが進まない理由などについてあらためて意見を述べた。

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中医協、改定議論「第1ラウンド」を整理  重症化予防のアウトカム評価などは第2Rに

 厚生労働省は9日の中医協総会(会長=田辺国昭・東京大大学院教授)に、2018年度診療報酬改定に向けたこれまでの議論を「第1ラウンドの概要」としてまとめ報告した。入院医療や外来医療などの議論、論点を整理したもので、支払い側からは外来における重症化予防でアウトカム評価の議論を求める声があった。