「 医療制度 」一覧

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DPCの激変緩和、実額ベースの議論求める意見も  日病協・代表者会議

 日本病院団体協議会の代表者会議は25日、中医協などの報告を踏まえ意見交換を行った。特に議論になったのは入院医療等の調査・評価分科会で検討が進む地域包括ケア病棟入院料(入院医療管理料)とDPC評価分科会の激変緩和の期間限定案で、引き続き今後の議論を注視していくことを確認した。

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医療課企画官に古元氏、がん・疾病対策課長に佐々木氏  厚労省人事

 厚生労働省は25日、8月1日付で発令する課長、企画官等について内示した。保険局医療課企画官に千葉県健康福祉部の古元重和保健医療担当部長を充て、眞鍋馨企画官は文部科学省高等教育局医学教育課企画官に異動する。現在、医学教育課の佐々木昌弘企画官は、厚労省健康局がん・疾病対策課長に起用される。

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翁氏、遠隔診療は「患者の行動変容促す」  未来投資戦略

 翁百合・日本総合研究所副理事長は本紙の取材で、遠隔診療を2018年度診療報酬改定で評価する方針が「未来投資戦略2017」に盛り込まれたことを評価した上で、遠隔診療は働き盛りの世代にとっても利便性が高く、自身の健康づくりに向けた行動変容を促す可能性があると期待感を示した。

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未来投資戦略、医療分野で20年は「重要な節目の年に」  翁氏

 政府が6月に新たな成長戦略となる「未来投資戦略2017」をまとめたことを受け、未来投資会議の「医療・介護―生活者の暮らしを豊かに」会合の会長を務めた翁百合・日本総合研究所副理事長が本紙の取材に応じ、健康・医療・介護分野では2025年問題に向けた対応を進めていく中で20年が重要な節目の年になるとの認識を示した。

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都道府県単位の議論の場に「会員病院は積極的関与を」  日病・相澤会長

 日本病院会の相澤孝夫会長は24日の定例会見で、地域医療構想などを通じて医療政策に関する権限を都道府県に移行する動きが出ているとの認識を示した上で、こうした都道府県レベルの医療政策決定のプロセスの場に、日病会員の積極的な関与が必要との見方を強調した。

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新専門医制度、「ゼロベースの見直しは現場が混乱」  日医・今村副会長

 日本医師会の今村聡副会長(日本専門医機構監事)は23日、地域医療研究会の「日本の専門医制度の行方と問題点」をテーマにしたシンポジウムで、新専門医制度の仕組みの在り方について「制度そのものをゼロベースで見直すとなると、別の意味で現場の混乱を引き起こすことになる」との認識を示した。

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有床診、中小病院の安定運営も大きな課題に  日医・松本(吉)常任理事

 日本医師会の松本吉郎常任理事は、中医協の診療側委員に就任したことを受けて本紙の取材に応じ、2018年度診療報酬改定では、有床診療所や中小病院の安定的運営を確保するための対応が一つの課題になるとの認識を示した。また、今後議論が本格化する医師の働き方改革については、時間外労働規制が医師にも適用されれば診療報酬の在り方も課題になるとの見通しを示した。

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地域包括ケア病棟、2機能を軸に患者状態等に応じて評価へ  入院分科会

 中医協・入院医療等の調査・評価分科会(分科会長=武藤正樹・国際医療福祉大大学院教授)は21日、地域包括ケア病棟入院料・入院医療管理料をテーマに議論を進めた。分科会では厚生労働省が、同入院料等について▽急性期病棟等と連携して患者を受け入れる機能▽自宅等から患者を受け入れ在宅療養を支援する機能―の2機能に着目しつつ、患者状態や医療内容に応じた評価を検討する論点を提示した。