「 医療制度 」一覧

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病病連携、がん地域ネット型パスを導入へ  長崎・あじさいネット

長崎県で展開する地域医療連携ネットワークシステム「あじさいネット」の研究会が24日、長崎市で開かれた。あじさいネット理事の松本武浩氏(長崎大病院医療情報部准教授)は同ネットの今後の活動で、本格的な病病連携や、がん診療の「地域ネットワーク型パス」の運用に取り組んでいくことを報告した。

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調査方法見直しの報告書案、おおむね了承  福祉・介護施設調査改善WG

 社会福祉施設等調査と介護サービス施設・事業所調査の改善に関するワーキンググループは26日、厚生労働省が示した調査見直しの報告書案をおおむね了承した。表現など若干の修正をした上で、厚生労働統計の整備に関する検討会に提示する。2018年調査から、新たな調査方法で実施する。

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高齢者の多剤服用で「GL作成」提案  厚労省、段階的な増補・改訂も

 厚生労働省医薬・生活衛生局は23日、高齢者医薬品適正使用検討会(座長=印南一路・慶応大総合政策学部教授)で、高齢者の多剤服用に関するガイドライン(GL)を作る必要があるとの考えを明示した。エビデンスの収集・分析が進むにつれて段階的にGLの増補や改訂を検討する必要性があるとも指摘した。

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新専門医制度「機構との連携を強化して対応」  日医・横倉会長

 日本医師会の横倉義武会長は25日、定例代議員会後に記者会見し、新専門医制度への対応について「偏在等の地域医療への影響が明らかになった場合は、都道府県協議会の議論を踏まえて、日本専門医機構において次年度にも調整・見直しなどの対応を取っていく」との考えを示した。さらに「医師の地域偏在等については日医も危機感を持っている。専門医機構との連携を強化しながら対応していく」と強調した。

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在宅復帰率、「病床機能連携率」に表現修正を  石川常任理事

 【日医代議員会・答弁要旨】最近では、急性期の大病院が空床対策で地域包括ケア病棟を設置する動きもあるようだ。公的医療機関が組織的に参入し、民間中小病院と競合しているケースがあるとも聞く。しかし日医は、病床の機能分化・連携の観点からも、急性期の大病院が経営のために地域包括ケア病棟の届け出を行うのは好ましくないと考えている。

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構想調整会議「牽引役として医師会の役割大きい」  横倉会長・挨拶要旨

 地域医療構想が全国で策定され、今後は地域医療構想調整会議で、地域に則した医療提供体制の在り方の議論が進められる。その牽引役として、都道府県医師会が果たす役割は大きく、日医としても関係審議会等での政府への提言などを通じ、円滑な議論に資するさらなる環境整備に努めていく。

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急性期指標「独り歩きすれば混乱を生じるのは明白」  中川副会長

 【日医代議員会・答弁要旨】急性期指標の問題点は▽急性期病院が満たしそうな項目が恣意的に選ばれている▽分母となる病床数には療養病床も含まれている▽民間病院に多いケアミックスの病院では実態よりも低い急性期スコアが計算され、急性期機能が劣っているように見える▽病院の機能分化は病棟単位で進めているが、急性期指標は病院単位であり、病院全体のイメージを左右するもので、いわば情報操作に当たる―がある。

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急性期指標「独り歩きすれば混乱を生じるのは明白」  中川副会長

 【日医代議員会・答弁要旨】急性期指標の問題点は▽急性期病院が満たしそうな項目が恣意的に選ばれている▽分母となる病床数には療養病床も含まれている▽民間病院に多いケアミックスの病院では実態よりも低い急性期スコアが計算され、急性期機能が劣っているように見える▽病院の機能分化は病棟単位で進めているが、急性期指標は病院単位であり、病院全体のイメージを左右するもので、いわば情報操作に当たる―がある。

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都道府県に予算や権限が必要「法改正も含めて」  日病パーティーで塩崎厚労相

 日本病院会は23日、東京都内で「新執行部披露パーティー」を開いた。医療関係団体幹部や政治家、行政官ら約300人が集まった中、挨拶に登壇した塩崎恭久厚生労働相は地域医療構想の実現に言及。それぞれの地域にふさわしい医療提供体制を構築していくために「そう簡単ではないが、法律改正も含め、予算も権限も情報も人も備わった形で、都道府県が中心になって調整会議で話し合いを進めていけるようにしたい」との考えを示した。

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7月から2期目「目標を策定中」  日歯連・高橋会長

 日本歯科医師連盟の高橋英登会長は23日に記者会見し、7月からスタートする2期目に向けて「これからの2年間が、本当の意味で日歯連が日本歯科医師会に貢献するための2年間と思っている。『日歯が活躍できたのは日歯連がバックアップしたからだ』と言われるようなことを目指していく。今、策定中だが2年間の目標を何項目か設定したい」と意欲を示した。

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コデイン類とトラマドールの計670品目、12歳未満など禁忌へ  19年に添文改訂

 薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会の安全対策調査会は22日、鎮咳薬などとして用いるコデインリン酸塩とジヒドロコデインリン酸塩(コデイン類)、非オピオイド鎮痛剤のトラマドール塩酸塩を含む医療用と一般用の医薬品について、12歳未満小児への使用などを禁忌に位置付ける方針を了承した。