「 医療制度 」一覧

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新会長に猪口副会長、「強い全日病に」  西澤氏は常任理事に

 全日本病院協会(全日病)は17日の定時総会で役員改選を行い、新会長に猪口雄二副会長(寿康会病院理事長・院長)を選出した。西澤寛俊会長(西岡病院理事長)は名誉会長と常任理事に就いた。猪口新会長は選出後の臨時総会で「それぞれの地域で会員がどれだけ活躍できるかさまざまなデータを収集し、皆さまにデータを差し上げるとともに、各地からの意見を頂いて、より強い全日病をつくっていきたい」と挨拶した。

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「遠隔病理ネットワーク構想」が始動  亀田総合病院と長崎大病院

 亀田総合病院(千葉県鴨川市)と長崎大病院は今月から、国内外の医療機関と連携して遠隔病理画像診断を行う「遠隔病理ネットワーク(NW)構想」を本格的にスタートさせた。デジタル病理画像共有システムを基に、精度の高い病理診断を遠隔で行う取り組み。亀田隆明理事長が本紙の取材に応えた。

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医学会連合・医学会の新会長に門田副会長  「主張する学術団体を」

 日本医学会連合は15日、2017年度定時総会・理事会を開き、新会長に現職副会長の門田守人氏(堺市立病院機構理事長、がん研究会理事・名誉院長、大阪大名誉教授)を選出した。役員の任期満了に伴う改選で選出された門田氏は、総会終了後に本紙の取材に応じ「今年は医学会が創設されて115年目。独立した組織として、主張すべきところは主張する学術団体としての使命を果たしたい」と述べた。

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支援センター強化など「早期の偏在対策」了承  医師需給分科会、医療計画に反映へ

 厚生労働省の「医療従事者の需給に関する検討会・医師需給分科会」(座長=片峰茂・長崎大学長)は15日、地域の医師不足病院の医師確保を支援するため各都道府県に設置されている「地域医療支援センター」の機能強化など、早期に実行可能な医師偏在対策を了承した。

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初後発品は13成分、「ミカルディス」などが目玉  6月追補

 厚生労働省は15日、後発医薬品薬価基準追補収載を官報告示した。収載日は16日。初参入の後発品は、日本ベーリンガーインゲルハイムとアステラス製薬が共同販促するARB「ミカルディス」(一般名=テルミサルタン)ファミリーや、大塚製薬の抗精神病薬「エビリファイ」(アリピプラゾール)の後発品など13成分(配合剤や投与経路違い含む)で、計32規格252品目になる。

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偏在対策で本格議論を開始  医師需給分科会、構成員追加にも言及

 厚生労働省は15日に「医療従事者の需給に関する検討会・医師需給分科会」を開き、医師偏在対策の議論を本格化させる。まずは法改正の必要がない、運用変更などで早期に実施可能な対策を議題に取り上げ、この部分の対策は今夏に決着させる方針。15日の会合では、より幅広い立場からの意見を聞くため、現役の勤務医や女性医師などを念頭にした構成員の追加についても言及される見通しだ。