「ネットワーク同意」で公的病院の情報共有 低コスト運用も拡大課題に第8回 北海道 たいせつ安心i医療ネット
「たいせつ安心i医療ネット」は、旭川赤十字病院をはじめ北海道旭川市内の全ての公的病院が情報提供施設として参加する地域医療ネットワークだ。「ネットワーク同意」という手法を用い、地域内での診療情報の共有、救急医療での情報利用などに取り組む。
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「たいせつ安心i医療ネット」は、旭川赤十字病院をはじめ北海道旭川市内の全ての公的病院が情報提供施設として参加する地域医療ネットワークだ。「ネットワーク同意」という手法を用い、地域内での診療情報の共有、救急医療での情報利用などに取り組む。
超党派の議員連盟「医療産業議員連盟」が1日に立ち上がった。従来の「医療産業懇話会」が衣替えしたもので、自民党と日本維新の会の国会議員18人が加盟した。共同会長は西村康稔氏(自)と松浪健太氏(維)。
日本医師会ORCA管理機構は1日、医療機関同士が安全に医療文書を交換できるサービス「メドポスト(MEDPost)」の申し込み受付を始めた。
政府の経済財政諮問会議は1日、今年から新設した「評価・分析ワーキング・グループ(WG)」の初会合を開き、今後の進め方などを確認した。
厚生労働省は1日、政府の受動喫煙防止対策強化検討チームのワーキンググループに、健康増進法改正案に盛り込む受動喫煙防止対策の修正案を提示した。
社会保障審議会・医療保険部会の「あん摩マッサージ指圧、はり・きゅう療養費検討専門委員会」(座長=遠藤久夫・学習院大教授)は1日、前回に引き続き受領委任制度の導入などについて議論した。
外科系学会社会保険委員会連合(外保連)は、2018年度診療報酬改定を見据え、外保連手術試案の改訂に向けた検討を進めている。すでに実施した手術時間等に関する実態調査では、手術時間が現行の試案の半分以下となったのが眼科、消化器外科など15術式であることを確認。今月9日の外保連手術委員会では、学会からの異議申し立てなどを踏まえて議論し、新たな手術試案に反映させる方針だ。
厚生労働省の「全国在宅医療会議ワーキンググループ(WG)」は1日、在宅医療について特に検討すべき「重点分野(案)」を了承した。
厚生労働省医薬・生活衛生局は2月28日に厚労省内で開催された全国薬務関係主管課長会議で、C型肝炎治療薬「ハーボニー」の偽造品問題について、都道府県などにあらためて注意喚起を行った。これまでの薬事監視の実績から、監視指導を強化するべきと考えられる業者については、3月末までに重点的に監視指導を行うよう、都道府県に要請した。
改正道路交通法が3月12日に施行されることを踏まえ、日本医師会は「かかりつけ医向け認知症高齢者の運転免許更新に関する診断書作成の手引き」をまとめた。診断書作成の依頼があった場合の対応手順、診断書作成に当たっての留意点、モデル診断書様式などを盛り込んでいる。
受動喫煙防止対策を盛り込む健康増進法の改正案に関連し、厚生労働省は医療機関等について、「敷地内禁煙」を原則としつつ、換気など一定の基準を満たした既存の喫煙室の存続を法の施行後5年間認める方向で最終調整していることが分かった。
政府の規制改革推進会議「医療・介護・保育ワーキンググループ」は28日、介護サービスの提供と利用の在り方について高齢者住宅経営者連絡協議会(高経協)と全国有料老人ホーム協会、厚生労働省にヒアリングした。
厚生労働省は28日、「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」を開き、参考人と構成員から意見を聞いた。
厚生労働省は28日、2015年度の市町村国保と後期高齢者医療広域連合の財政状況(速報)を公表した。市町村国保は、決算補填などのための一般会計繰入金を除いた場合の精算後単年度収支は2843億円の赤字で、赤字額は前年度から243億円減少した。赤字保険者の割合は58.0%で前年度から1.6ポイント拡大した。
塩崎恭久厚生労働相は28日の閣議後会見で、「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案」(改正案)が同日閣議決定したことを受け「精神障害者の方々に対する継続的な医療や福祉面での支援をしっかりやれるようにする」と改正案の意義を述べた。
社会保障審議会・介護保険部会(部会長=遠藤久夫・学習院大教授)は27日、市町村、都道府県が作成する第7期介護保険事業(支援)計画のガイドラインとなる「介護保険事業に係る保険給付の円滑な実施を確保するための基本的な指針」(基本指針)の見直しに向けた議論を開始した。
日本病院会の堺常雄会長は27日の定例会見で、政府の「働き方改革実現会議」の議論が進んでいることを踏まえ、勤務医の時間外労働に一律の上限規制などを設けることは医療現場や病院経営に与える影響が大きいとの認識を示した。
経済産業省が、医療の国際展開に関係する2つの研究会の報告書を相次いでまとめた。23日の「海外における日本医療拠点の構築に向けた研究会」と、24日の「新興国における医療機器のメンテナンス体制強化に関する研究会」で、どちらも提示した報告書案を座長一任で了承。
鹿児島県の奄美大島南部町村地域が、4月2日に地域医療連携推進法人を設立すべく準備を進めている。最初の参加法人は整形外科の「いづはら医院(医療法人馨和会)」(瀬戸内町)と、「瀬戸内町」「宇検村」になる見込みだ。
全日本病院協会は25日の常任理事会で、政府が議論を進める働き方改革への対応について協議し、勤務医の時間外労働などで一律に上限規制を設けることは現実的ではないとの認識で一致した。
衆院茨城県第6区(つくば市、土浦市など)の自民党支部は25日、つくば市内で会見を開き、今期で引退する丹羽雄哉元厚生相の後継として、元厚生労働省職員の國光文乃氏を擁立すると発表した。國光氏は社会保障を持続可能にするには経済が重要との認識を示し、地域経済の安定成長や雇用創出に取り組んでいく姿勢を見せた。