「 医療制度 」一覧

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「地域医薬品供給体制確保計画」の提案趣旨を説明  日薬・山本会長

 日本薬剤師会の山本信夫会長は3日の定例会見で、厚生科学審議会・医薬品医療機器制度部会で策定を提案した「地域医薬品供給体制確保計画」(仮称)について、「医薬品の供給は、ある種の社会政策・公共政策」だと指摘し、そこに薬剤師会が主体的に関わる「まさに地域医療計画と同じようなイメージ」だと説明した。

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都道府県の考え集約へ「医道審に新部会」  専門医制度で厚労省

 厚生労働省は、医道審議会医師分科会に新たな部会を設置する。名前は「医師専門研修部会」になる見込みで、早ければ晩夏から今秋にも初会合を開く見通しだ。新たな専門医制度における研修が地域医療に配慮したものになるよう、都道府県の考えを聞き、集約することなどが柱。都道府県の指摘を踏まえ、日本専門医機構へ意見する。

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専攻医シーリング、東京は5%減で調整  専門医機構、募集開始10月以降に

 日本専門医機構は3日の理事会で、2019年度の専攻医募集について、東京都の採用数を今年度実績から5%減にすることを目指す方針を決めた。都市部への集中を防ぐため、今年度シーリングを設定した東京都以外の4府県(神奈川、愛知、大阪、福岡)のシーリングも継続する。また、今年度の募集開始時期を、当初予定していた9月から10月以降とすることを確認した。

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東京医科大の女子受験生一律減点、「大変、遺憾」  日医が見解

 日本医師会は3日、東京医科大が医学部医学科の一般入試で2011年度以降、女子合格者を全体の3割前後に抑えることを目的に女子受験生の得点を一律に減点していたという報道に対し「事実であれば、入試の段階で男女差別が行われていたことになり、受験生に対する公平性・平等性を欠く行為。大変遺憾」とする見解を表明した。

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消費税補填率修正、原因究明が最優先課題に  日病・相澤会長

 厚生労働省が消費税率8%への引き上げに伴う診療報酬での補填状況の調査結果を修正したことについて、日本病院会の相澤孝夫会長は3日、本紙の取材に応え、原因究明が最優先されるべき課題と位置付け、「なぜそういうことが起きたのか明確にしていただかないといけない。二度とこうしたことが起こらないようにしていただきたい」との見解を示した。

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医業承継に係る税制「控除対象外消費税と並ぶ課題」  日医・小玉常任理事

 日本医師会の常任理事に就任した小玉弘之氏は、本紙の取材に応じ、医業承継に係る贈与税・相続税の制度改善について「控除対象外消費税問題に並ぶ大きな課題」との認識を示した。その上で「地域に必要な医療を確保していくためには、税制措置による支援が必要。医療法人の承継に係る納税猶予制度の実現、出資の評価方法の改善、個人立医療機関の承継資産の課税特例制度の創設などを目指していきたい」と強調した。