原発事故の退避先病院、出勤前向き3割 医療継続に課題
原発事故時に入院患者らの屋内退避先となっている松江赤十字病院(松江市)の職員に対し、実際の事故発生後に出勤の意思があるかどうかを尋ねたところ、回答があった約500人のうち出勤に前向きなのは約3割にと......
ネオクリティケアに代替薬の増産依頼を指示 破産手続きで厚労相
福岡資麿厚生労働相は9日の閣議後会見で、ネオクリティケア製薬(本社=神奈川県厚木市)が破産手続きに入ったことについて、「同社に対し、他の製造販売業者に代替薬の増産を依頼するといった必要な調整を行うよ......
宿日直許可の取得「9割超」 四病協調査、「維持に懸念」も
四病院団体協議会は8月、医師の働き方改革の影響を把握する実態調査の結果をまとめた。宿日直許可を取得する医療機関が96%に達する一方で、その許可体制を維持できるかを懸念する声もあった。 調査を行ったの......
健康教育で「学校医向けスライド」活用を 都医・川上氏
東京都医師会の川上一恵副会長は9日の定例会見で、学校医などが健康教育の授業に活用できるようスライドを公開していることを紹介し、活用を呼びかけた。 都医は健康教育の授業にそのまま使えるよう、感染症など......
「協力医療機関」の要件で解釈 介護施設との連携で
厚生労働省老健局は9日までに、2024年度介護報酬改定で介護保険施設に連携を義務付けた「協力医療機関」の要件に関して、事務連絡で解釈を示した。施設側から入所者の診療を求められた場合の「診療を行う体制......
近医連、福田氏と蓮澤氏の推薦を決定 日医副会長・理事補選
近畿医師会連合は、日本医師会が10月4日に行う副会長と理事の補選にそれぞれ立候補を表明している福田稠氏(熊本県医師会長)と蓮澤浩明氏(福岡県医師会長)を推薦することを決めた。9日付で、九州医師会連合......
ゲノム医療推進へ、「基本計画」を了承 自民・厚労部会
自民党の厚生労働部会(長坂康正部会長)は9日、「ゲノム医療推進法」に基づく基本計画を了承した。医療等の提供体制の構築を柱の一つに据える。基本計画は初めての策定となる。 2023年6月に公布・施行され......
介護・福祉施設整備交付金、内示を変更 計画取り下げで
厚生労働省は9日、地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金の今年度第1次内示分を変更したと発表した。7月1日に公表していたが、青森県と札幌市の計画取り下げを受け、新たに静岡市の1計画に764万5000......
病床削減、「1兆円減」に疑問も 国民民主、医療法改正で
国民民主党の社会保障調査会(田村麻美会長)は9日、臨時国会での医療法改正案の議論に備え、改正内容や、医療を取り巻く課題について、厚生労働省にヒアリングした。出席した議員からは、自民党、公明党、日本維......
〔案内〕11月に医療事故防止セミナー 公私病連
全国公私病院連盟は11月27日(木)午前10時から、食品衛生センター(東京都台東区)で「第33回医療事故防止セミナー」を開く。患者・家族と医療をつなぐNPO法人架け橋の豊田郁子理事長や、群馬大名誉教......
[医療提供体制] 25年8月末時点の医療事故報告29件 日本医療安全調査機構
日本医療安全調査機構はこのほど、「医療事故調査制度の現況報告」(8月末時点)を公表した。報告によると、医療事故報告は29件。医療機関別の報告件数は、病院が28件、診療所が1件だった。院内調査結果報告は32件<doc21761page1>。 医療事故調査・支援センター(以下、センター)への相談件数は178件(累計1万8,804件)。内訳は、医療機関が90件、遺族などが83件、その他・不明が5件だった。遺族などの求めに応じて、センターが相談内容を医療機関へ伝達したケースは6件(累計230件...
[介護] ケアプラン連携や介護情報基盤を国際福祉機器展に出展 厚労省
厚生労働省は、ケアプランのやり取りをオンライン化する「ケアプランデータ連携システム」や介護サービスの利用者情報をデジタル共有する「介護情報基盤」について、10月8-10日に開催される国際福祉機器展(H.C.R.)2025に出展すると都道府県などに事務連絡した<doc21714page4>。両システムの模擬体験や導入に関する相談も行う予定だとしている。 ケアプランデータ連携システムは介護現場の業務負担を軽減するため、23年4月から導入された。介護事業所と居宅介護支援事業所でケアプランのデ...