「看護婦」確保の基本指針、30年ぶりに見直しへ 部会で議論開始
厚生労働省の医道審議会・保健師助産師看護師分科会「看護師等確保基本指針検討部会」(部会長=萱間真美・国立看護大学校長)は29日、策定から約30年間、一度も見直していない「看護婦等の確保を促進するため......
子ども財源確保へ、社会保障の歳出改革「徹底を」 財政審・増田氏
財政制度等審議会・財政制度分科会の増田寛也分科会長代理(日本郵政社長)は29日、「春の建議」手交後の会見で、少子化対策の財源確保に向け、社会保障分野の歳出改革に言及した。「やるべきことはきちんとやっ......
トリプル改定、「大幅な増額が必要」 自民・田畑氏、政調全体で
自民党の政調全体会議は29日、「骨太の方針2023」の骨子案について意見を交わした。厚生労働部会の田畑裕明部会長は、2024年度のトリプル改定について、「人材確保やサービスの質の確保の観点から大幅な......
マイナ保険証のひも付けミス、4月以降に37件 保団連調査
全国保険医団体連合会(保団連)は29日、医療機関でのマイナ保険証の不具合について、実態調査の結果を公表した。24都府県の27保険医協会・保険医会からの回答を集計したところ、4月以降、「マイナ保険証に......
介護保険料引き上げ、結論先送り 制度改正議論、年末までに
厚生労働省は29日までに、介護保険制度について、65歳以上の高所得者の保険料引き上げを含む見直し案の結論を年末まで先送りする方針を固めた。今夏に取りまとめる予定だったが、物価高騰による高齢者の生活へ......
医療の質計測に「DPCデータ」活用 評価機構がWG設置
日本医療機能評価機構が運営する「医療の質向上のための体制整備事業」で、今年度から、医療の質の計測にDPCデータを活用する検討を進める。新たに「DPCデータ計測ワーキンググループ(WG)」を設置し、標......
トリプル改定、引き上げは「慎重に議論を」 財政審、建議提出
財務省の財政制度等審議会(会長=十倉雅和・経団連会長)は29日、「骨太の方針2023」などを視野に入れた「春の建議」をまとめ、鈴木俊一財務相に提出した。2024年度の診療報酬・介護報酬・障害福祉サー......
介護の2割負担拡大「直ちに結論を」 財政審「春の建議」
財務省の財政制度等審議会が29日にまとめた「春の建議」では、給付と負担の在り方が焦点となっている介護分野への提言も盛り込んだ。介護保険の2割負担の範囲拡大などについて「直ちに結論を出す必要がある」と......
日病、相澤会長が4期目に 新副会長に園田氏・岡氏
日本病院会の相澤孝夫会長は27日の理事会で再選され、4期目の新執行部がスタートした。6人の副会長のうち、岡留健一郎氏(済生会福岡総合病院名誉院長)、万代恭嗣氏(北多摩病院長)は退任し、新たに済生会病......
脳梗塞新薬の試験、苦境に 費用高騰、国内導入遅れも
全国14施設で進む脳梗塞治療用新薬の臨床試験が、ウクライナ危機や円安の影響で薬剤輸入費が5倍余りに高騰したため、継続が危ぶまれる事態に陥っていることが29日、分かった。寄付を募り、不足薬剤を一部買い......
[介護] ICT機器活用や経営の協働化・大規模化を提言 財政審・建議
財政制度等審議会(財務相の諮問機関)は、29日にまとめた財政運営に関する提言に、介護分野の改革案も盛り込んだ。団塊世代が85歳以上となる10年後には介護費用の急激な増加が見込まれることから、ICT機器の活用や経営の協働化・大規模化、また介護保険の利用者負担の見直しやケアマネジメントの利用者負担などを進める必要があると主張した。 提言では、▽ICT機器の活用による人員配置の効率化▽協働化・大規模化による多様な人員配置▽給付の効率化(介護報酬改定、利用者負担、給付範囲の見直し)-などを盛り込んだ・・・...