[介護] 介護キャリア段位、35人が新規認定 シルバーサービス振興会
シルバーサービス振興会は3月29日、介護プロフェッショナルキャリア段位制度の新規レベル認定者を公表した。3月に開催されたレベル認定委員会での審議の結果、新たに35人のレベル認定者が誕生。レベル認定者の総数は8,647人となった<doc8858page1>。 サービス種類別でみたレベル認定者数が多いのは、介護老人福祉施設2,204人、介護老人保健施設1,999人、通所介護1,084人など。 レベル別の内訳は、▽レベル2(1)/3,238人▽レベル2(2)/2,418人▽レベル3/1,79...
[医薬品] 医薬品6品目の一般的名称を決定 厚労省・通知
厚生労働省は3月29日、新たに6医薬品の一般的名称を定め、都道府県に通知した。対象品目は、以下の通り。▽イプタコパン塩酸塩水和物<doc8743page2>▽カミゼストラント<doc8743page3>▽リンザゴリクスコリン<doc8743page4>▽トゾラキマブ(遺伝子組換え)<doc8743page5>▽ドナネマブ(遺伝子組換え)<doc8743page7>▽モスネツズマブ(遺伝子組換え)<doc8743page9>・・...
[医療提供体制] がんゲノム医療中核拠点病院、23年度から13カ所に 厚労省
厚生労働省は29日、4月からの「がんゲノム医療中核拠点病院」(ゲノム中核拠点病院)としてがん研究会有明病院(東京都江東区)など13施設を指定すると発表した<doc8722page2>。指定は2027年3月末までの4年間。 ゲノム中核拠点病院は、がんに関する診療支援や治験・先進医療主導、人材育成、研究開発を行うなど、日本のゲノム医療をけん引する。現在は全国12カ所の病院が指定を受けているが、有効期間は3月31日までとなっている。そのため、厚労省の有識者検討会が2月13日、23年度からのゲ...
[医療提供体制] 電子処方箋、リフィルや院内処方にも対応へ 厚労省方針
厚生労働省は29日、電子処方箋システムについてリフィル処方箋や院内処方にも対応することや、患者からの口頭同意が得られれば重複投薬などに該当する過去の薬剤情報を表示できる運用に改める方針を有識者検討会に示した<doc8695page4>。リフィル処方箋への対応については、電子処方箋管理サービス側の改修を秋ごろに行うとともに、技術解説書を改訂して各施設での追加改修を順次可能とする予定<doc8695page4>。 1月26日に全国運用が始まった電子処方箋システムについて、リフィ...
[医療提供体制] 出産費用の保険適用、日医会長「さまざまな課題」
日本医師会の松本吉郎会長は29日の定例記者会見で、出産費用への保険適用に対する考え方を問われ、「(サービスの内容や費用に)大きな差がある中で、全国一律の診療報酬で評価するとなると、さまざまな課題がある」と述べた。 出産育児一時金の給付額を4月以降、現在の42万円から50万円に増額するのに合わせ、国は出産費用の地域差の状況などを「見える化」することにしている。出産を控えた女性が医療機関を適切に選択できるようにするためで、松本氏は、出産費用への保険適用を検討するのは「それを行った上でのことだと・・・...
卸6社の入札指名停止、労働者健康安全機構も 談合事件受け
国立病院機構と医薬品の共同入札を行っている労働者健康安全機構は28日、国病機構が発注した九州エリアでの医薬品の共同入札における談合事件を受けて、公正取引委員会が談合の事実を認定した医薬品卸6社への指......
日医工、29日に上場廃止 今後の業績公表の仕方は未定
日医工は28日、東京証券取引所プライム市場において29日付で上場廃止となることを発表した。これにより東証で定められた四半期ごとの決算短信や業績予想の修正などの開示義務がなくなる。 日医工に対し、メデ......
リツキシマブなど4成分をオーファン指定 厚労省
厚生労働省医薬・生活衛生局医薬品審査管理課は27日付の課長通知で、全薬工業のリツキシマブ(遺伝子組換え)など4成分5件について、希少疾病用医薬品に指定したと周知した。いずれも3月の医薬品第一部会で了......
5Gで島の医療遠隔支援 東京都が本格運用
東京都は、高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムを活用して八丈島(八丈町)にある町立病院から診療映像を送り、都立広尾病院(渋谷区)の専門医がリアルタイムで助言する新たな取り組みを29日から始め......
定期接種、高齢者らに限定 コロナワクチンでWHO
世界保健機関(WHO)は28日、新型コロナウイルスワクチンの接種指針を改定し、高齢者や既往歴がある人らに対してのみ、6~12カ月ごとの定期接種を推奨するとした。 WHOは、ワクチンの接種を優先すべき......