高額療養費の在り方「年内めどに検討進める」 上野厚労相
上野賢一郎厚生労働相は27日の参院厚生労働委員会で、高額療養費制度の在り方に関する厚生労働省の議論について、「年内をめどに検討を進める。それを前提に作業をしている」と述べた。年内にも方向性をまとめる......
日看協「介護分野の看護職員、処遇改善を」 厚労省に要望
日本看護協会はこのほど、介護分野で働く看護職員の処遇改善を求める要望書を、上野賢一郎厚生労働相、黒田秀郎老健局長に提出した。要望書は20日付。 要望書では2025年の賃金引き上げに関する実態調査で、......
「こどもの救急」テーマにシンポ 日医が来月
日本医師会は12月7日(日)午後2時~4時半、日本医師会館(東京都文京区)でシンポジウム「こどもの救急~夜、休日、急に具合が悪くなったときには?」を開催する。松戸市医師会の市場卓副会長や、山口県医師......
国宝「医心方」をユネスコ「世界の記憶」に 日医
日本医師会は26日の定例会見で、日本に現存する最古の医学書である国宝「医心方」のユネスコ「世界の記憶」への登録を目指すと発表した。今月17日に、横倉義武名誉会長、茂松茂人副会長、城守国斗常任理事と、......
【中医協】薬局黒字4.9%、0.2ポイント減 医療経済実調
厚生労働省は26日の中医協調査実施小委員会に、2024年度診療報酬改定の影響を調べた医療経済実態調査の結果を報告した。24年度の保険薬局(法人)1施設当たりの損益差額は880万7000円で、4.9%......
地域フォーミュラリ、都道府県に「会議体」 厚労省が自維に提案
自民党と日本維新の会は26日、与党の社会保障制度改革協議体で、地域フォーミュラリの推進・促進策を検討した。厚生労働省は推進策として、2026年度中に各都道府県で地域フォーミュラリ策定のための会議体を......
金融所得の勘案「4~5年かかる」 後期高齢者から、自維が確認
自民党と日本維新の会は26日、社会保障制度改革の協議体(自民・田村憲久会長、維新・梅村聡会長)を開き、医療・介護保険での金融所得の勘案について、今後の見通しを政府側に聞いた。終了後の会見で田村氏と梅......
【中医協】内科系症例、「救急」観点でシミュレーション
中医協総会(会長=小塩隆士・一橋大経済研究所特任教授)は26日、内科系症例(手術なし症例)の評価指標について議論した。厚生労働省は、救急搬送受け入れ件数を活用した、重症度、医療・看護必要度のシミュレ......
小児・周産期医療の縮小・撤退が微増 働き方改革で日医調査
日本医師会は26日の定例会見で、2025年度「医師の働き方改革と地域医療への影響に関する調査」の結果を発表した。小児や周産期の医療提供体制の縮小・撤退を「行っている」または「検討している」と回答した......
医療法、27日に衆院通過へ 厚労委、5党で修正可決
医療法改正案は26日の衆院厚生労働委員会で、自民党、日本維新の会、立憲民主党、国民民主党、公明党の5党によって修正可決された。れいわ新選組、日本共産党は反対した。医療法は27日の衆院本会議で可決され......
診療報酬改定、保険料率を上げない形で最大限引き上げを 自民・田村氏
自民党の田村憲久氏(党社会保障制度調査会長)は26日、自身が会長を務める党の「国民歯科問題議員連盟」で、2026年度診療報酬改定について、「保険料率を上げないで、報酬をどこまで上げられるか。その最大......
【中医協】DPC標準病院群、救急搬送件数で基礎係数分割に賛否
26日の中医協総会では、2026年度診療報酬改定に向けてDPC制度を議論した。厚生労働省は、1423病院が所属するDPC標準病院群の基礎係数について、救急搬送件数年間1200件以上と未満によって、評......
実調結果、真水対応が「絶対必要」 日医会長、医療機関は「大量出血」
日本医師会の松本吉郎会長は26日の定例会見で、厚生労働省が同日の中医協に報告した医療経済実態調査(実調)の結果、一般診療所の損益率が減少傾向だったことを受け、「財源を純粋に上乗せする『真水』での対応......
24年度介護改定、経営への影響は「限定的」
2023と24の両年度について介護施設・事業所の経営状況を調べた25年度「介護事業経営概況調査」の結果が報告された26日の社会保障審議会・介護給付費分科会の委員会では、委員から24年度介護報酬改定が......
【中医協】ICUの看護必要度、新項目の追加で議論
26日の中医協総会では、高度急性期入院医療を取り上げた。特定集中治療室(ICU)用の「重症度、医療・看護必要度」に関して、現行のA項目(モニタリング・処置等)にはない「蘇生術の施行」「抗不整脈剤の使......