


認知症兆候でも受診7% 早期支援狙い調査、長寿研
認知症やその前段階の軽度認知障害(MCI)は、早い段階で兆候を見つけて対処すれば、進行を遅らせることができる可能性がある。ところが、検査で認知機能の低下を指摘され医療機関での受診を勧められた人のうち......

[感染症] 急性呼吸器感染症の特定感染症予防指針、来月公布へ 厚労省
厚生労働省は7日、急性呼吸器感染症に関する特定感染症予防指針(ARI指針)の案を厚生科学審議会の予防接種基本方針部会に示し、了承された。厚科審の予防接種・ワクチン分科会に10月下旬ごろ諮問し、11月に公布する予定<doc22021page7>。 現在は、インフルエンザの特定感染症予防指針で総合的な対策の方針が示されているが、インフルエンザ以外の急性呼吸器感染症(ARI)に対する包括的な方針はない。 ARIの流行のトレンドや幅広い感染症の実態を速やかに把握するため、国は4月7日、ARIを...

[感染症] マイコプラズマ肺炎の定点報告数が25年の最多更新
国立健康危機管理研究機構が7日に発表したデータによると、第39週(9月22日-9月28日)のマイコプラズマ肺炎の定点医療機関当たりの報告数は1.28人(前週比15.3%増)となり、2025年の最多を更新した。定点当たりの報告数は、3週連続で増加している。 都道府県別では、秋田の7.25人が最も多かった。次いで、北海道(3.39人)、青森(3.33人)、栃木(2.86人)など。一方で少なかったのは、沖縄(0人)、大分(0.09人)、滋賀(0.14人)など。※この記事の詳細はリンク先をご参照ください。...

[救急医療] 25年9月29日-9月30日の熱中症による救急搬送は87人
消防庁が7日に公表した9月29日-9月30日の「熱中症による救急搬送人員(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員は87人<doc21986page1>。前年同時期(115人)と比べ28人減少した<doc21986page2>。5月1日からの累計は10万230人となった<doc21986page3>。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)1人(1.1%)、少年(7歳以上18歳未満)6人(6.9%)、成人(18歳以上65歳未満)25...


インフル予防接種推進指針の内容を了承 基本方針部会
厚生労働省の予防接種基本方針部会は7日、現在策定中の包括的な「急性呼吸器感染症に関する特定感染症予防指針」(ARI指針)の中に含める「インフルエンザに関する個別予防接種推進指針」の内容を了承した。 ......

小児・周産期、がん診療の集約化を推進 姫路赤十字病院
兵庫県の姫路赤十字病院(560床)は、県内の播磨姫路医療圏(人口82万人)の中核病院として、新たな地域医療構想における「急性期拠点機能」を目指す。同院を中心に、小児・周産期医療とがん診療を集約化する......


病院の物価高対策「経営安定が重要」 高市氏発言で福岡厚労相
福岡資麿厚生労働相は7日の閣議後会見で、自民党の新総裁となった高市早苗氏が、就任会見で病院・介護施設の物価高対策に言及したことに触れた。対策が、経営の安定や賃上げにつながることが重要との考えを示した......

危機対応医薬品の備蓄方針を了承 厚労省小委
厚生労働省は6日の「危機対応医薬品等に関する小委員会」で、危機対応医薬品(MCM)の備蓄(買い上げ)について基本的な考え方を示し、了承された。主に備蓄の目的や、対象となるMCMの選定方針、備蓄するM......


同一成分OTC薬を送付「受診減る」が65% OTC薬協、花粉症患者の調査
日本OTC医薬品協会は6日、通院歴のある花粉症患者に医療用医薬品と同一有効成分のOTC医薬品を送付し、OTC薬の認識などを尋ねた調査レポートを公表した。送付した市販薬の認知度は76.5%と高い一方、......

26年度改定DX、共通算定モジュールを本格運用 厚労省・江浪審議官
厚生労働省は、来年6月に施行予定の2026年度診療報酬改定に伴う「改定DX」で、保険医療機関の医科診療報酬を対象にした、共通算定モジュールの本格運用を開始する。これにより、診療報酬改定時に生じていた......

出産費用の自己負担無償化、療養給付とは「別建て」 厚労省・江浪審議官
政府は「標準的な出産費用の自己負担無償化」について、2026年度をめどに実現することを目指している。これについて厚生労働省保険局の江浪武志審議官は、「保険診療を伴わない正常分娩は、疾病・負傷とは異な......

がん医療、11項目中9項目で改善傾向 政府計画の中間評価
厚生労働省は6日、第4期がん対策推進基本計画(2023~28年度)の施策の柱のうち、「患者本位で持続可能ながん医療の提供(がん医療)」に関する中間評価案を、がん対策推進協議会(会長=土岐祐一郎・大阪......

赤字病院の割合増、経営深刻化が浮き彫り 四病協・中間集計
四病院団体協議会は6日、「2025年度病院経営定期調査」の中間集計結果を公表した。医業利益率・経常利益率のいずれも、23年度と比べ24年度は悪化。赤字病院の割合も増えた。24年6月と25年6月の単月......


結核患者、「柔軟な受け入れ」体制を整備 指針改正へ
厚生労働省は6日、「結核に関する特定感染症予防指針」の改正に向けた議論に着手した。都道府県における結核病床の確保を前提とせず、感染症病床や結核患者収容モデル事業による「モデル病床」を活用し、より柔軟......

