[感染症] 風しん新規報告数1人で累計患者数12人と報告 疫学情報・第44週
国立感染症研究所・感染症疫学センターは15日、「風しんに関する疫学情報:2022年11月9日現在、第44週(10月31日-11月6日)」を公表した。 第44週の新規報告数は1人、岡山県から報告があった。第29週以降の報告は、第26週/1人(遅れ報告)、第29週/1人、第30週/2人、第32週/1人、第35週/2人で、 第44週時点で累計報告数は12人となった。なお、第44週の報告には11月10日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない<doc6252page1><doc625...
[医療提供体制] 21年度の公立病院の赤字割合27.6%、15.2ポイント低下
総務省によると、全国の自治体が運営する849病院のうち、2021年度の経常損益が赤字だった病院の割合は27.6%で、前年度(全853病院)の42.8%から15.2ポイント低下した<doc6203page3>。公立病院全体での21年度の経常収支は3,256億円の黒字で、20年度の1,251億円から黒字幅が大幅に拡大した<doc6203page2>。 新型コロナウイルスの感染が拡大する前の19年度(全857病院)は980億円の赤字だった。財務省は、新型コロナ関連の補助金が交付さ...
[医療改革] コロナの病床確保料、過大受給なら返還要求 加藤厚労相
新型コロナウイルスに関する病床確保料の過大な支給が指摘された問題を巡り、加藤勝信厚生労働相は15日の参議院厚生労働委員会で、全ての医療機関に自主点検を依頼するよう各都道府県に求めたことを明らかにした。また、過大受給が判明した場合は返還を求める考えも示した。 日本維新の会の東徹氏に対する答弁。点検は2020年度から2カ年度の交付分で、加藤厚労相は「点検結果を踏まえて必要な措置を講じていきたい」と述べた。 病床確保料を巡っては、会計検査院が13都道府県の106の医療機関に調査したところ、東京や大阪、・...
[医療提供体制] 23年度の献血推進計画案を公表 厚労省
厚生労働省は15日、2023年度の献血の推進に関する計画案を公表した。「確保されるべき原料血漿の量の目標」を勘案すると、23年度には、全血採血による135万リットル、成分採血による86万リットル(血漿成分採血54万リットル、血小板成分採血32万リットル)の計221万リットル(前年度計画は計226万リットル)の血液を献血で確保する必要があるという<doc6108page2><doc6112page4>。 23年度に必要と見込まれる輸血用血液製剤の量については、赤血球製剤52万...
乳幼児用コロナワクチンでも健康状況調査 厚労省
厚生労働省健康局予防接種担当参事官室は14日付で、生後6カ月~4歳以下の乳幼児に対するファイザーの新型コロナウイルスワクチンについて、接種後の健康状況調査の実施を周知する事務連絡を出した。調査実施医......
日医工、356億2600万円の債務超過 4~9月期
日医工が14日発表した2022年4~9月期連結決算(国際会計基準〈IFRS〉)によると、国内の後発医薬品の販売数量の増加や米セージェントが円安で売り上げ増となったため連結の売上高は912億5000万......
サンファーマも廣貫堂行政処分で限定出荷 「除外品目」の抗うつ薬で
サンファーマは14日、最大36日間の業務停止処分を受けた廣貫堂に製造委託している抗うつ薬「ルジオミール錠10mg/25mg」について、今後少なからず生産量に影響を受ける可能性があるとして、予防的措置......
「ゾコーバ」、22日に緊急承認再審議 厚労省、P3データ踏まえ合同会議
厚生労働省は22日、薬事・食品衛生審議会薬事分科会と医薬品第二部会の合同会議を開き、7月に継続審議となった塩野義製薬の新型コロナウイルス感染症経口治療薬「ゾコーバ錠125mg」(一般名=エンシトレル......
【感染症ニュース】大阪府インフルエンザ前週比較346%増の定点報告! 全国でも4週連続増加(感染症・予防接種ナビ)
インフルエンザの感染者が、徐々に増えています。国立感染症研究所の第43週(10/24-30)速報データによると、全国の定点あたりの報告数は、第39週(9/26-10/2)から4週連続増加。厚生労働省
マイナシステム経費削減を 財務省、クラウド移行提言
財務省は14日、財政制度等審議会の分科会を開き、マイナンバーカードの情報管理システムに関し、クラウドサービスに移行して経費を削減すべきだと提言した。公立小中学校の教職員定数については現状の少子化に見......
阪大が脳内「幸せホルモン」検出センサー、精神疾患の解明の武器に(ニュース)
大阪大学は2022年9月23日、幸福や愛情などを感じた際に脳内分泌される「オキシトシン」を高感度に検出できるセンサーを開発したと発表した。生きた動物の脳内からオキシトシン濃度変化をリアルタイムで計測できる。精神疾患の病態解明や治療法開発につなげられる可能性がある(図)。 オキシトシンは不安やストレスの緩和、食欲・代謝制御に大きく関わり、自閉スペクトラム症や統合失調症を治療する“カギ”としても注目......