インテックと東大、病理診断の確認漏れ防止システムの実証実験(ニュース)
インテックと東京大学大学院医学系研究科次世代病理情報連携学講座は、臨床医の病理診断報告書の確認漏れを抑制するシステムの実証実験を実施した。治療開始の遅れによる症状の悪化や、本来切除しなくてもよい臓器の切除といった、病理診断の確認不足により生じるインシデントを防ぐ狙いだ。 実証実験では、医用画像管理システムなどを手掛けるPSPが東大の支援のもと開発した「病理診断未伝達防止システム」を、インテックの......
診療報酬改定の時期、4月以降へ「後ろ倒し」も 厚労省・森光審議官
厚生労働省は9月、自民党の提言も踏まえ、厚生労働大臣をトップとした「医療DX令和ビジョン2030」推進チームを立ち上げた。チームの下に設けた「診療報酬改定DX」タスクフォース(TF)で、今後、診療報......
次期がん計画へ、厚労省の提案を大筋了承 がん共生検討会
厚生労働省は11日に開いた「がんとの共生のあり方に関する検討会」(座長=西田俊朗・地域医療機能推進機構大阪病院長)で、来年3月に閣議決定する第4期がん対策推進基本計画に向けた提案内容を示し、大筋で了......
岸田首相が本部長の「医療DX推進本部」、12日に初会合 政府
政府は12日、「医療DX推進本部」の初会合を開く。本部長は、岸田文雄首相が務める見通しだ。「全国医療情報プラットフォームの創設」や「電子カルテ情報の標準化等」などについて、今後、本格的に議論していく......
外来機能の明確化は「医師・患者にメリット」 厚労省
今月から、外来機能報告の受け付けが始まった。同報告は4月施行の改正医療法に基づく制度で、外来患者の流れを円滑化するため、「紹介受診重点医療機関」を明確化することが目的だ。厚生労働省医政局地域医療計画......
帝國製薬、漢方全製品の販売中止を正式発表 経過措置期間後に事業撤退へ
帝國製薬は11日、グループ会社帝國漢方製薬の漢方製剤・生薬製剤およそ50品目の販売を中止すると発表した。製造は2023年6月に終了する。全製品の経過措置期間の満了は24年3月末を予定。その後、漢方事......
加藤厚労相に「治療薬の開発推進」など要望 小児がん患者会NW
小児がん患者会ネットワーク(NW)は11日、小児がん治療薬の開発推進とドラッグ・ラグ解消を求める要望書を加藤勝信厚生労働相に手交した。手交後に開いた記者会見で、同NWの運営委員を務める園部かおる氏(......
期限間近の小児用コロナワクチン「廃棄しないで」 延長視野に厚労省
厚生労働省健康局予防接種担当参事官室は7日、ファイザー製の小児(5~11歳)向け新型コロナワクチンについて、有効期限を迎えた未使用のワクチンを廃棄しないよう求める事務連絡を出した。有効期限延長に向け......
装具に取り付ける「歩行アシストロボット」、新モデルを発表(ニュース)
自動車部品メーカーであるサンコールは2022年10月11日、リハビリ用歩行アシストロボット「Orthobot(オルソボット)」の新モデル「オルソボット 無線タブレットタイプ」を発表した。操作パネルを本体と切り離したり、バッテリーパックを小型にしたりすることで、これまでのモデルより30パーセント軽量化したという。 オルソボットは脳卒中の後遺症などで歩行が困難な人のリハビリを補助する。モーターとセン......
「健康日本21」最終評価報告書を公表 厚労省
厚生労働省は11日、国民の健康増進に関する基本的な方向や目標を定めた「健康日本21」(第二次)の最終評価報告書を公表した。5分野53項目の課題のうち、28項目(52.8%)の評価が改善した。国や自治......