[医療費] 21年度は8年ぶりに赤字の見込み 健康保険組合連合会
健康保険組合連合会は6日、厚生労働省内で記者会見を開き、1,388組合全体での2021年度の決算が825億円の赤字になる見込みであることを明らかにした<doc5262page3>。加入者が支払う保険料収入の伸びを給付費と拠出金の伸びが上回り、過半数に当たる740組合(53.3%)が赤字になった<doc5262page6>。健保組合全体での収支が赤字になるのは13年度以来8年ぶり<doc5262page3>。 赤字組合は前年度の458組合から6割超増えた<d...
[医療提供体制] 通常医療とのバランスとりながら柔軟な病床運用を 東京都
東京都は6日、新型コロナウイルス感染症に関するモニタリング項目の分析を公表した。「今週新たに入院した患者数及び入院患者数はともに減少した」と説明。「病床使用率や救急医療体制の状況などに応じて、通常医療とのバランスをとりながら、柔軟な病床運用を行っていく必要がある」との見解を示している<doc5278page1>。 入院患者数については、前回(9月28日時点)の1,654人から5日時点で1,360人となり、294人減少した。重症患者数(ECMOを含む人工呼吸器管理が必要な患者)は、5日時...
がんセンター病院部長逮捕 収賄容疑、神奈川県警
国立がん研究センター中央病院(東京)の医療機器の調達を巡り、業者からタブレット端末など(計約97万円相当)を受け取ったとして、神奈川県警は5日、収賄の疑いで同病院放射線技術部長の麻生智彦容疑者(56......
HPVワクチン、勧奨再開で診療・相談体制強化へ
今年4月からHPVワクチンの積極的勧奨が再開したことを踏まえ、厚生労働省は地域でのHPVワクチン接種に関する診療・相談体制の強化を図っている。長期間にわたって積極的勧奨が行われてこなかったことから、......
NECと東北大学病院、AIで医師の働き方を改革(ニュース)
NECと東北大学病院は、カメラ映像やウエアラブルデバイスから得られたデータを人工知能(AI)で解析することで、「医師の働き方改革」に共同で取り組む。このために、医師の業務課題の抽出と改善策の提示を行う新たな要因解析モデルの有効性を検証する実証実験を2022年10月1日に開始した。「勤務医の時間外労働の年間上限は原則960時間とする」といった医師の働き方改革が2024年4月から適用されるため、医療......
コロナの感染、「全ての地域で減少継続」 厚労省ADB
厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(ADB、座長=脇田隆字・国立感染症研究所長)は5日、コロナの直近の感染状況について、「全ての地域において減少が継続している」との見解をま......
コロナワクチン、「6カ月~4歳用」を特例承認 「BA.4-5対応」も
厚生労働省は5日、ファイザーの新型コロナワクチン「コミナティ筋注6カ月~4歳用」を特例承認した。4歳以下に接種できるコロナワクチンは国内で初めてとなる。 起源株に対応する1価ワクチンで、1回0.2m......
【中医協】23年度薬価改定、財源活用で「前哨戦」 診療報酬との関係で
中医協は5日の薬価専門部会(部会長=中村洋・慶応大大学院経営管理研究科教授)で、2023年度に実施する薬価のいわゆる「中間年改定」に向け、本格的な議論を始めた。中間年改定で捻出する財源を診療報酬本体......