
「予防・治療・共生」へ、かかりつけ医を 日医・女性のがんでシンポ
日本医師会は5日、一般向けシンポジウム「知って安心! 女性のがんを正しく学ぼう!」を日医会館で開催した。日医のがんに対する取り組みについて説明した黒瀨巌常任理事は、がん対策の基本は「予防・治療・共生......
日本医師会は5日、一般向けシンポジウム「知って安心! 女性のがんを正しく学ぼう!」を日医会館で開催した。日医のがんに対する取り組みについて説明した黒瀨巌常任理事は、がん対策の基本は「予防・治療・共生......
有料老人ホームについて厚生労働省は3日、届け出制から登録制に移行し、運用後は更新制を導入するなどの方向性を盛り込んだ「素案」を関連の検討会で示し、大筋で了承を得た。地域で果たす役割が多様化したホーム......
国立成育医療研究センターの研究グループが行った研究によると、出生時の体重が2.5kg未満だった人は、3kg台で生まれた人より生殖可能期間が短くなる傾向にあることが分かった<doc22055page1>。研究グループは、出生前の母親の生活習慣などが、出生後の子の生殖機能の形成に影響を及ぼす可能性があると指摘している。 出生体重が低い場合、成人期に高血圧や糖尿病、心疾患のリスクが高まることが報告されているものの、生殖機能への影響については明らかでなかった<doc22055page3&...
厚生労働省は6日、都道府県による結核医療の提供で、結核病床の確保を前提とせず柔軟性を持たせた体制をつくっていく方向性を厚生科学審議会・結核部会に提案し、了承された。地域の実情に応じて結核病床のほか、感染症病床や適切な結核医療が提供できる一般病床・精神病床で必要な病床を確保、または、これらの病床を適切に組み合わせ対応することを想定しており、関連の指針に盛り込む方針<doc22014page10>。 現行の「結核に関する特定感染症予防指針」では、都道府県などは「病床単位で必要な結核病床を確...
日本保険薬局協会は、直近1カ月に全国の3,380薬局の半数でセルフメディケーションに関する相談対応や能動的な介入をしたことがあるとする調査結果を公表した。同協会では、薬局が健康管理に関する地域住民のファーストアクセスの場となり、薬剤師が疾患の兆候を見逃さない「ゲートキーパー」の役割を果たしているものの、こうした職能機能が社会に十分に認知されていないと指摘している<doc22016page2>。 調査は、薬局でのセルフメディケーションに関する支援の実態を把握するため、保険調剤業務を1年以...
厚生労働省は、疾病・障害認定審査会感染症・予防接種審査分科会の新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第一部会(6日開催)の審議結果を公表した。新型コロナワクチンを接種した36件について、予防接種と疾病・障害などとの因果関係を審議し、9件を認定、25件を否認、2件を保留した<doc22010page1>。 今回の審議結果を含む進達受理件数は1万4,288件。うち認定は9,319件、否認は4,122件、保留は15件となった<doc22010page2>。・・・...
厚生労働省は6日、電子処方箋のメリットを伝える漫画を公開するなど、国民向けのホームページをリニューアルしたと明らかにした。電子処方箋のさらなる普及や活用を進める。 漫画では、電子処方箋とオンライン診療、オンライン服薬指導を組み合わせることで、仕事や家事などで忙しい合間でも直近のお薬情報を基に安心で便利な医療を受けられる様子を描いている。 漫画が掲載されたホームページで、厚労省は電子処方箋に関する動画も紹介しており、閲覧を呼び掛けている。※この記事の詳細はリンク先をご参照ください。・・・...
日医総研は、ICTを利用した全国地域医療情報連携ネットワーク(地連NW)に関する調査結果(2024年度版)をワーキングペーパー(WP)にまとめた。地連NW導入が、各職種の業務負担軽減につながっていた......
厚生労働省医政局医薬産業振興・医療情報企画課は「医療用医薬品の供給問題への対応に係る行動計画」をまとめ、9月25日付で関係団体宛てに課長名で通知した。行動計画は供給不安が起きた時に、国と製造販売業者......
自民党は4日の総裁選で、新たな総裁に高市早苗前経済安全保障担当相を選出した。自民の厚生労働関係議員からは、速やかな補正予算の編成や報酬改定に期待する声が上がった。 自見英子参院議員は「医療・介護・福......
自民党の新総裁に就任した高市早苗氏は4日に会見し、病院・介護施設の物価高対策について「少し急がなくてはいけない」と述べた。病院の約7割が深刻な赤字となり、介護施設の倒産は過去最多だとし、「かなり大変......
四病院団体協議会の各団体トップは、高市早苗氏が自民党の新総裁に選出されたことで、病院経営の改善につながる政策が打たれることを期待している。総裁選期間中、社会保障関連への理解が深い発言が多かったことが......
日本医師会の松本吉郎会長は4日、自民党総裁選で高市早苗氏が新総裁に選出されたことを受け、本紙取材に対し「新総裁、おめでとうございます。今後の活躍を期待しています」と祝意を表明した。その上で、「新総裁......
日本医師会は4日に開催した臨時代議員会で、釜萢敏参院議員の日医副会長辞任などに伴う補選を行い、熊本県医師会長の福田稠氏を副会長に、福岡県医師会長の蓮澤浩明氏を理事にそれぞれ選出した。理事補選は、日医......
自由民主党の高市早苗新総裁は4日に行われた就任後初の記者会見で、物価高騰などで厳しい経営状況にある病院や介護施設への早期の財政支援を行う考えを示した。 高市氏は、医業利益が赤字の病院が約7割に上り、介護施設の倒産件数が過去最多となっているとし、病院や介護施設への財政支援を「急がなくてはならない」と指摘した。 また、2026年度に予定されている次の診療報酬改定に関して、「実際にその効果が表れるのはちょっと先になり、それを待ってはいられない状況」だとした。介護報酬についても、27年度に予定されて・・・...