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[健康] 出生体重2.5kg未満で生殖可能期間が短くなる傾向 成育医療研

 国立成育医療研究センターの研究グループが行った研究によると、出生時の体重が2.5kg未満だった人は、3kg台で生まれた人より生殖可能期間が短くなる傾向にあることが分かった<doc22055page1>。研究グループは、出生前の母親の生活習慣などが、出生後の子の生殖機能の形成に影響を及ぼす可能性があると指摘している。 出生体重が低い場合、成人期に高血圧や糖尿病、心疾患のリスクが高まることが報告されているものの、生殖機能への影響については明らかでなかった<doc22055page3&...

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[医療提供体制] 結核医療、柔軟な病床確保体制へ方向性示す 厚労省

 厚生労働省は6日、都道府県による結核医療の提供で、結核病床の確保を前提とせず柔軟性を持たせた体制をつくっていく方向性を厚生科学審議会・結核部会に提案し、了承された。地域の実情に応じて結核病床のほか、感染症病床や適切な結核医療が提供できる一般病床・精神病床で必要な病床を確保、または、これらの病床を適切に組み合わせ対応することを想定しており、関連の指針に盛り込む方針<doc22014page10>。 現行の「結核に関する特定感染症予防指針」では、都道府県などは「病床単位で必要な結核病床を確...

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[医療提供体制] セルフメディケーション、薬局の半数で対応

 日本保険薬局協会は、直近1カ月に全国の3,380薬局の半数でセルフメディケーションに関する相談対応や能動的な介入をしたことがあるとする調査結果を公表した。同協会では、薬局が健康管理に関する地域住民のファーストアクセスの場となり、薬剤師が疾患の兆候を見逃さない「ゲートキーパー」の役割を果たしているものの、こうした職能機能が社会に十分に認知されていないと指摘している<doc22016page2>。 調査は、薬局でのセルフメディケーションに関する支援の実態を把握するため、保険調剤業務を1年以...

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[感染症] コロナワクチン接種による疾病・障害の審議、9件を認定

 厚生労働省は、疾病・障害認定審査会感染症・予防接種審査分科会の新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第一部会(6日開催)の審議結果を公表した。新型コロナワクチンを接種した36件について、予防接種と疾病・障害などとの因果関係を審議し、9件を認定、25件を否認、2件を保留した<doc22010page1>。 今回の審議結果を含む進達受理件数は1万4,288件。うち認定は9,319件、否認は4,122件、保留は15件となった<doc22010page2>。・・・...

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[医療提供体制] 電子処方箋のメリット、漫画で紹介 厚労省

 厚生労働省は6日、電子処方箋のメリットを伝える漫画を公開するなど、国民向けのホームページをリニューアルしたと明らかにした。電子処方箋のさらなる普及や活用を進める。 漫画では、電子処方箋とオンライン診療、オンライン服薬指導を組み合わせることで、仕事や家事などで忙しい合間でも直近のお薬情報を基に安心で便利な医療を受けられる様子を描いている。 漫画が掲載されたホームページで、厚労省は電子処方箋に関する動画も紹介しており、閲覧を呼び掛けている。※この記事の詳細はリンク先をご参照ください。・・・...

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[医療提供体制] 高市新総裁、病院・介護施設への早期支援を表明

 自由民主党の高市早苗新総裁は4日に行われた就任後初の記者会見で、物価高騰などで厳しい経営状況にある病院や介護施設への早期の財政支援を行う考えを示した。 高市氏は、医業利益が赤字の病院が約7割に上り、介護施設の倒産件数が過去最多となっているとし、病院や介護施設への財政支援を「急がなくてはならない」と指摘した。 また、2026年度に予定されている次の診療報酬改定に関して、「実際にその効果が表れるのはちょっと先になり、それを待ってはいられない状況」だとした。介護報酬についても、27年度に予定されて・・・...