かかりつけ医療機関、「危機時の役割明確化を」 コロナ有識者会議
政府の新型コロナウイルス感染症対応に関する有識者会議(座長=永井良三・自治医科大学長)は15日、これまでの議論を取りまとめ、次の感染症危機に向けた中長期的な課題を整理した。外来や訪問診療などのかかり......
岸田首相、「内閣感染症危機管理庁」の設置を表明 17日に正式決定
岸田文雄首相は15日の会見で、感染症危機に対応する司令塔機能を強化するため、内閣官房に「内閣感染症危機管理庁」を設置すると表明した。感染症有事の際には、関係省庁の職員を同庁の指揮下において、一元的に......
24年度以降の外来医療計画に向け、議論スタート 厚労省・検討会
厚生労働省の「第8次医療計画等に関する検討会」(座長=遠藤久夫・学習院大教授)は15日、2024年度以降の次期外来医療計画に向けた議論をスタートさせた。この日は外来医療の▽人材配置▽医療機器の効率的......
オンライン資格確認の義務化「来年4月は難しい」 骨太に日医・中川会長
日本医師会の中川俊男会長は15日の会見で、「経済財政運営と改革の基本方針2022(骨太の方針2022)」などへの見解を示した。オンライン資格確認の原則義務化自体には理解を示した一方で、来年4月からの......
【中医協】処遇改善の点数設計、対象基本診療料の議論が本格化
中医協・診療報酬基本問題小委員会(小委員長=小塩隆士・一橋大経済研究所教授)は15日、看護の処遇改善を巡る点数設計について、対象とする基本診療料項目を「入院料」と「初再診料および入院料」とした上で、......
第208回国会が閉会、改正薬機法など成立
第208回通常国会は15日に閉会した。電子処方箋の仕組みや医薬品・ワクチンの緊急承認制度の創設に向けた改正医薬品医療機器等法(薬機法)など厚生労働省が提出した法案3本はいずれも成立した。薬機法以外の......
【中医協】処遇改善の要件も議論開始 支払い側、賃金改善計画書等の提出を
看護の処遇改善をテーマに取り上げた15日の中医協総会では、処遇改善を行う際の運用上の要件などに関する議論も開始した。支払い側の松本真人委員(健保連理事)は、賃金改善の計画書や報告書の提出など5項目を......
【中医協】改定結果検証調査を了承、オンライン資格確認は別途データ収集
中医協は15日の総会で、2022年度診療報酬改定の結果検証に関して、22年度と23年度に実施する特別調査を了承した。閣議決定された骨太の方針2022に盛り込まれたオンライン資格確認に関連する評価に関......
厚労省、救急医療の新たな検討体設置へ 救急救命処置の追加も論点
厚生労働省は、病院前から医療機関内に至る救急医療を一体的に議論するため、救急医療を担う多職種が参加した新たな検討の場を立ち上げる。救急救命処置への4処置追加の可否、救急外来での多職種配置・連携、昨年......