[医療改革] 出産無償化へ現金給付も、帝王切開の自己負担分などに 社保審
厚生労働省は12日の社会保障審議会・医療保険部会で、医療保険制度での出産に対する支援の強化について議論した。事務局は「現行の出産育児一時金に代えて現物給付化すべき」といった方向性は概ね一致しているとした上で、同日の会合では妊婦本人に現金給付する案を示した。 事務局は、これまでの議論を踏まえ、▽地域の周産期医療提供体制、特に一次施設が守られるような制度設計とすべき▽現行の出産育児一時金に代えて現物給付化するべき、また軽微な医療行為などは引き続き保険診療とすべき▽手厚い人員体制や設備で対応し・・・...