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[医療提供体制] 賃上げの原資が必要、病院に裁量権ある仕組みを 全自病

 全国自治体病院協議会は11日に記者会見を開き、衆議院での2025年度補正予算の通過を受け、望月泉会長が「正直、頑張ってくれたなという印象」と述べた。その上で、本丸は26年度診療報酬改定であり、補正予算がついたことで診療報酬改定での対応が不要とする風潮は避けるべきだと強調した。 また、11月26日に公表された医療経済実態調査を基に病院の年度別損益率を分析したところ、24年度の事業収益は悪化傾向にあり、特に公立病院で顕著であったと報告した。経営悪化の主因として人事院勧告に基づく賃上げの影響を挙げ、「ス...

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[社会福祉] 障害福祉の人材確保、処遇改善などで意見求める 厚労省

 障害福祉サービス等報酬改定検討チームが11日に開催され、「障害福祉分野の処遇改善」を論点に議論を行った。厚生労働省は、「人材確保に向けた処遇改善のあり方」や「処遇改善加算の対象範囲などのあり方」について意見を求めた。 人材確保に向けた処遇改善について、厚労省は「骨太の方針2025」に記載された、「障害福祉等の公定価格の分野の賃上げ」に触れ、「経営の安定や、現場で働く幅広い職種の賃上げに確実につながるよう的確な対応を行う必要がある」としている<doc22750page3>。 25年度「障...