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[診療報酬] 医療機関機能や経営状況を踏まえたメリハリある改定を 建議

 財務大臣の諮問機関である財政制度等審議会は2日、「令和8年度(2026年度)予算の編成等に関する建議」をまとめた。2026年度診療報酬改定については、医療機関機能や種類別の経営状況、収益費用構造を踏まえたきめ細やかな対応が必要であり、「単に物価・賃金の上昇に対応する全体改定率を求めるなどということがあってはならない」と主張。診療所や調剤薬局の評価を適正化した財源で高度急性期・急性期を担う病院を重点評価するなど、メリハリのある改定の実現を求めた<doc22604page39>。 建議は医...

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[予算] 高度急性期・急性期、かかりつけ医機能への評価を重点化 秋の建議

 財務省の財政制度等審議会は2日、「2026年度予算の編成等に関する建議」(秋の建議)をまとめ、片山さつき財務相に提出した。26年度診療報酬改定については、診療所の診療報酬を全体として適正化しつつ、地域医療に果たす役割も踏まえて高度急性期・急性期を中心とする病院や、かかりつけ医機能を果たす医療機関への評価を「重点化」すべきだと示した<doc22604page41><doc22604page42>。 社会保障については、給付と負担のバランスが不均衡な状態として、制度の持続可能性...