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[医療提供体制] 20年度病床機能報告で「診療実績」免除を提案 厚労省

 厚生労働省は、2020年度病床機能報告で、レセプト情報による診療実績の報告を対象医療機関に求めないことを「地域医療構想に関するワーキンググループ」(WG)に提案した。21年度報告での診療実績の報告の通年化が前提となる(p4参照)。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う対象医療機関の負担軽減を図るのが目的。 14日に持ち回りで開催されたWGで、厚労省は20年度病床機能報告の実施に関する論点を提示した。それによると、報告事項のうち、「具体的な医療の内容に関する項目」については、診療報酬の診療行為に着目し・...

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[介護] 介護支援専門員実務研修で実習の免除も 厚労省が事務連絡

 厚生労働省は13日、新型コロナウイルス感染症に関する対応として、2020年度の介護支援専門員実務研修について一定の条件下で実習の免除を認めることを都道府県などに事務連絡した。オンライン形式を含む講義を実施した上で、受講者に対してレポートを課すなどの対応を取り、3日間のOJTなどを受けさせることなどが要件(p2~p3参照)。 介護支援専門員実務研修は、介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネ試験)の合格者を対象に、都道府県が実施する研修。対象者は、ケアプランの作成演習などを含む87時間の研修の受講を...

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[医療改革] 保健医療分野のAI研究開発の人材養成、12大学が申請 文科省

 文部科学省は12日、「保健医療分野におけるAI研究開発加速に向けた人材養成産学協働プロジェクト」の申請状況を公表した。公募を実施したところ、東京医科歯科大学など12大学から申請があった。今後、専門家・有識者で構成する「保健医療分野におけるAI研究開発加速に向けた人材養成推進委員会」で審査を行い、9月中に選定結果を公表する予定。 このプロジェクトは、医療現場のニーズや知見を用いてAI研究開発を推進する医療人材の養成拠点を形成する取り組みを支援するのが目的。文科省が6月23日から8月7日まで公募を行っ...

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[救急医療] 20年8月3日-8月9日の熱中症による救急搬送は6,664人 消防庁

 消防庁が12日に公表した8月3日-8月9日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は6,664人(前年比8,635人減)。6月1日からの累計は、2万2,513人となった(1万9,969人減)(p1~p2参照)。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、新生児(生後28日未満)1人(0.0%)、乳幼児(生後28日以上7歳未満)33人(0.5%)、少年(7歳以上18歳未満)570人(8.6%)、成人(18歳以上65歳未満)2,224人(33.4%)、高齢者(65歳以上)3...

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[医療提供体制] コロナ疑い患者受け入れ、重点医療機関の専用病棟でも可能

 厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症重点医療機関での新型コロナ疑い患者の取り扱いに関する事務連絡を都道府県などに出した。疑い患者用の病床の確保が困難な場合、感染対策や専任の人員体制の整備を効率的に実施することを想定している重点医療機関の専用病棟での疑い患者の受け入れを妨げるものではないとしている(p2参照)。 事務連絡ではまた、重点医療機関の専用病棟で、新型コロナ患者のために用意しているゾーニング(区分け)とは別に、疑い患者のためのゾーニングを実施するなど「感染対策を適切に実施す・・・...