
5月の医業収入の悪化鮮明に 病院団体、2次補正の支援策検証も
新型コロナウイルス感染症の拡大による病院経営の悪化傾向が鮮明になっている。多くの病院で前年比マイナスとなっていた4月の医業収入が5月にはさらに悪化するなど、回復基調は見られず厳しい経営が続いているの......
新型コロナウイルス感染症の拡大による病院経営の悪化傾向が鮮明になっている。多くの病院で前年比マイナスとなっていた4月の医業収入が5月にはさらに悪化するなど、回復基調は見られず厳しい経営が続いているの......
8年ぶりの激戦となっている日本医師会長選挙。過去をひもとくと、2陣営による一本化調整や3陣営による「3派連合」など、毎回さまざまな思惑が渦巻いてきた。政権与党との距離感が争点になることも多かった。2......
8年ぶりの激戦となっている日本医師会長選挙。過去をひも解くと、2陣営による一本化調整や3陣営による「3派連合」など、毎回さまざまな思惑が渦巻いてきた。政権与党との距離感が争点になることも多かった。2......
厚生労働省保険局医療課は23日、「新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取扱いについて(その23)」を都道府県などに事務連絡した。重症の同感染症患者に対する評価を2倍にした4月18日付の......
国立感染症研究所・感染症疫学センターは23日、「風しんに関する疫学情報:2020年第24週(6月8日-6月14日)」を公表した。それによると、新規報告された患者数は長野県から1人、第1週からの累積患者報告数は前週から2人増加し79人となった(遅れ報告含む)。なお、18日以降に遅れて届出のあった報告は含まれていない(p1~p2参照)。 5人以上の累積報告数が報告されている都道府県は、東京都(20人)、神奈川県(7人)、愛知県(7人)、兵庫県(7人)、千葉県(5人)、大阪府(5人)の1都1府4県。東北...
厚生労働省は7月初旬、オンライン資格確認の導入に向けた医療機関や薬局でのシステムの整備などを支援する「基金」のポータルサイトを開設する。サイトでは、顔認証付きカードリーダーの申し込みやオンライン資格確認の利用申請、基金の補助申請の受け付けを順次開始する予定。 オンライン資格確認は、2021年3月にスタートする(p1参照)。これによって、医療機関や薬局では、マイナンバーカードのICチップや健康保険証の記号番号などによって患者の資格情報を自動で取得できるようになるほか、過去の特定健診情報などの・・・...
内閣府と厚生労働省、文部科学省は、介護施設や障害者施設などに対する布製マスク配布に関する事務連絡(23日付)を都道府県に出した(p1参照)。 事務連絡では、3月10日に取りまとめられた「新型コロナウイルス感染症に関する緊急対策-第2弾-」を踏まえ、介護施設や障害者施設、保育所などにおけるマスク不足の解消を図るため、3月下旬から4月中旬にかけて約2,000万枚を配布したことを説明。「今月下旬以降、介護施設等に対しあらためて約4,000万枚の布製マスクを配布する予定」などとし、管内の市町村や関連団体、...
消防庁が23日に公表した、15日-21日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は1,461人(前年比573人増)。6月1日からの累計は、4,241人となった(1,362人増)(p1~p2参照)。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)12人(0.8%)、少年(7歳以上18歳未満)111人(7.6%)、成人(18歳以上65歳未満)429人(29.4%)、高齢者(65歳以上)909人(62.2%)となった。 初診時の傷病程度は、軽症90...
国立感染症研究所は23日、感染症発生動向調査で届け出のあったSFTS(重症熱性血小板減少症候群)の症例の概要(5月27日現在)を公表した。感染症法で全数把握対象疾患(4類感染症)に指定された2013年3月4日以降の症例は、前回公表した4月29日までの集計分から10例増え、517例となった。 同研究所は、これまでの症例数の男女比について「ほぼ1:1」と説明。届け出時点の年齢中央値は75歳だった。生存例と死亡例の症例数も示しており、死亡例が66例あった。 都道府県別の症例数は、宮崎が72例で最も多く、...
加藤勝信厚生労働相は23日の閣議後会見で、新型コロナウイルス感染症の次の感染拡大が生じるまでの間、同感染症への医療と一般医療の確保について「両立した持続的な医療提供体制を都道府県が主体的かつ着実に整......
─コロナ禍で次期日本医師会長選挙になったことの受け止めを聞かせてください。 中川俊男氏 経緯はともかく結果として選挙になったことについて、いろんな人にご心配を掛けていることに恐縮している。その上で言......
政府の経済財政諮問会議は22日、新型コロナウイルス感染症と共存した「新たな日常」の構築に向け、社会保障をテーマに議論した。会合では、民間議員が資料で今後の流行を見据えた「平時と危機に柔軟に対応できる......
政府の規制改革推進会議は22日、デジタル時代の規制・制度についての考え方をまとめた。医療・介護サービスについては「補論」として盛り込み、病院や診療所という場を前提としない医療サービスの提供などに向け......
日本医師会長選に立候補した現職の横倉義武氏は22日、選挙に当たって開設した自身のブログに、公約の詳細を掲載した。「Action(積極的な行動)」、「Balance(全ての取り組みに偏りない政策)」、......
日本専門医機構の寺本民生理事長は22日の定例会見で、専攻医募集方法に関する検討ワーキンググループを設置し、シーリングによる手法だけでなく、マッチング制度の導入も含めた検討を開始したことを明らかにした......
厚生労働省は19日付で、「新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業(介護分)」に関する老健局長通知(老発0619第1号)を都道府県に出した。2020年度第2次補正予算で創設した同事業の実施要綱を示し......
秋田県医師会は21日の定例代議員会で役員改選を行い、会長には現職の小玉弘之氏(66)を再任した。小玉会長は3期目となる。任期は21日の定例代議員会終了時から2022年6月の定例代議員会終了時まで。 ......