厚生労働省健康局結核感染症課は25日、新型コロナウイルス感染症のPCR検査に関する事務連絡を都道府県、保健所設置市、特別区に出した。検体採取を行う医師、看護職員、臨床検査技師の確保が困難な場合、PCR検査のための鼻腔・咽頭拭い液の採取を歯科医師が行うことは、「公衆衛生上の観点からやむを得ない」との見解を示している(p1参照)。 事務連絡では、新型コロナウイルス感染症に関するPCR検査について、「医師が必要と認める場合に確実に実施されることが重要であり、この件数の増加のため、更なる検査体制の整・・・...
厚生労働省保険局医療課は22日付で、「新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取扱いについて(その18）」を都道府県などに事務連絡した。DPC対象病院や特定機能病院で検査料が包括算定されて......
鹿児島県医師会は23日、書面で開催した臨時代議員会で、任期満了に伴う役員改選を行い、次期会長に現職の池田琢哉氏（73）を無投票で選定した。任期は6月20日の定時代議員会終了時から2022年の定時代議......
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は22日付で、同感染症治療薬として承認されたレムデシビル製剤（品目名＝ベクルリー）の各医療機関の配分に関する質疑応答集（Q＆A）を都道府県などに事務連絡......
埼玉県医師会は新型コロナウイルス感染症への対策として、医師が検査が必要と判断した際に対応する「PCR検査センター」を県内29カ所に設置する。県内の30郡市区医師会や県と協力し、県内全域をカバーする体......
全日本病院協会は23日の理事会で、新型コロナウイルス感染症の第2波に対応していくためには、PCR検査の実施体制の拡充が必要との認識で一致した。猪口雄二会長は理事会後に本紙の取材に応じ、厚生労働省から......
MSDが2015年7月に承認申請した9価ヒトパピローマウイルス（HPV）ワクチン「シルガード9水性懸濁筋注シリンジ」（一般名＝組換え沈降9価HPV様粒子ワクチン〈酵母由来〉）について、厚生労働省は2......
経済産業省は22日、新型コロナウイルスに対する代替消毒方法を製品評価技術基盤機構（NITE）で検討した結果、住宅・家具用洗剤などに用いられている界面活性剤5種類が「有効と判断された」と発表した。アル......
安倍晋三首相は22日に開いた「全世代型社会保障検討会議」で、当初夏に予定していた最終報告の取りまとめを年末まで後ろ倒しにすると表明した。新型コロナウイルス感染症の影響で十分に議論を進められなかったた......
日本病院団体協議会は22日、代表者会議をウェブ形式で開き、新型コロナウイルス感染症の第2波に備えるため、PCR検査が確実に実施できる体制整備を求める方針を決めた。相澤孝夫議長（日本病院会長）が会議後......
厚生労働省医政局地域医療計画課などは20日付で、第7次医療計画（中間見直し）及び第8期介護保険事業（支援）計画の策定に関連し、医療療養病床を有する医療機関と介護療養型医療施設からの転換意向を把握する......
自民党の行政改革推進本部（塩崎恭久本部長）は22日までに、新型コロナウイルス感染症への対応を念頭に、新たに「感染症パンデミック時の国家ガバナンスの見直しに向けたワーキンググループ（WG）」や、医療個......
厚生労働省の濵谷浩樹保険局長は22日の衆院厚生労働委員会で、新型コロナウイルス感染症の無症状患者へのPCR検査に関して、「患者に対して行う手術等の内容、あるいは周囲の感染状況等を踏まえ、医師が患者の......
大阪府保険医協会は22日、新型コロナウイルスの感染拡大による医療機関への影響調査（第2弾）の結果を公表した。4月の保険診療収入について、前年同月比で「減った」と回答した医療機関が9割に上った。回答し......
厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課はこのほど、新型コロナウイルス感染症に係る障害児への対応に関する事務連絡を都道府県、指定都市、中核市に出した。 事務連絡によると、障害児が新型コロナウイルス陽性の保護者と濃厚接触した場合で、検査結果が陰性であったり、検査結果待ちであったりした時は、基本的に自宅で待機する。また、「保護者の代わりに、親族等に障害児の養育や健康管理をお願いすることもあり得る」といった見解を示している(p1参照)。 障害児への具体的な対応も取り上げており、「本・・・...
厚生労働省は5月22日、毎月勤労統計調査の2019年度分結果確報を発表した。産業全体の月間現金給与総額は前年比0.0％増の32万2,837円、医療・福祉業は1.0％増の29万9,955円だった。 現金給与総額の内訳は、医療・福祉業が定期給与25万3,140円（前年比0.6％増）、特別給与4万6,815円（3.1％増）。産業全体では定期給与26万4,469円（0.1％増）、特別給与5万8,368円（0.2％減）となった(p6参照)。 月間総実労働時間は、医療・福祉業が131.5時間（1.9％減）で、...
厚生労働省は5月22日、2019年11月および12月の「最近の調剤医療費（電算処理分）の動向」を公表した。 11月の調剤医療費は6,338億円となり、対前年度同期比で1.9％増加した。内訳は、技術料が1,679億円（対前年度同期比3.1％増）、薬剤料が4,648億円（1.5％増）。後発医薬品の薬剤料は873億円（0.3％増）だった。後発医薬品の割合は数量ベース（新指標）で、79.6％（2.9ポイント増）(p1参照)(p5参照)(p8参照)。 12月の調剤医療費は6,848億円となり、対前年度同期比...