
【中医協】DPC算定病床数、ピーク時から2万床減 厚労省が報告
厚生労働省は14日の中医協総会(会長=小塩隆士・一橋大経済研究所特任教授)に、今年6月1日時点のDPC対象病院の状況を報告した。総数は1761施設、病床数は47万5910床になる見通し。病院数は20......
厚生労働省は14日の中医協総会(会長=小塩隆士・一橋大経済研究所特任教授)に、今年6月1日時点のDPC対象病院の状況を報告した。総数は1761施設、病床数は47万5910床になる見通し。病院数は20......
厚生労働省は14日、2024年度に各都道府県で実施した准看護師試験の状況を公表した。全国で1万2718人が受験し、1万2574人が合格した。合格率は98.9%だった。 合格者の内訳は、看護師学校養成......
自民党の国民医療を守る議員の会(加藤勝信会長)は14日、政府が6月ごろにまとめる「骨太の方針2025」に向けた決議を取りまとめた。医療機関の経営は入院、外来、在宅医療、いずれも非常に厳しい状況にある......
中医協総会は14日、閉塞性肥大型心筋症治療薬「カムザイオスカプセル」など10成分22品目の高額薬剤について、DPCの包括評価の対象外にすることを了承した。2026年度診療報酬改定までの間、出来高算定......
厚生労働省は、医療機関のサイバーセキュリティ対策チェックリストを2025年度版に改定し、都道府県などに通知した。医療情報システムのパスワードの使い回しは情報漏洩のリスクを高めて漏洩被害の範囲を拡大させるとして、使い回しの禁止や、パスワードの桁数の規定などに関する計5項目を追加した。 医療機関のサイバーセキュリティ対策は、医療法に基づく立入検査の項目として23年に位置付けられ、厚労省は、検査の際にこのチェックリストを確認するとしている<doc19990page1>。 25年度版のチェック...
改正医薬品医療機器等法(薬機法)などが14日、参議院本会議で可決・成立した。医薬品の安定供給体制の強化やドラッグロス・ラグ対策、コンビニなど有資格者の常駐しない店舗での一般用医薬品販売を認めるといった規制緩和などが盛り込まれている<doc19974page1>。 近年の後発医薬品の不足などを受け、今回の改正では、供給体制管理責任者の設置や出荷停止時などの届け出を製薬会社に義務付けた。また品質の確保された後発医薬品の安定供給確保のための基金の設置も盛り込み、設備投資などを後押しする・・・...
改正医薬品医療機器等法(薬機法)などが14日、参議院本会議で可決・成立した。医薬品の安定供給体制の強化やドラッグロス・ラグ対策、コンビニなど有資格者の常駐しない店舗での一般用医薬品販売を認めるといった規制緩和などが盛り込まれている<doc19974page1>。 近年の後発医薬品の不足などを受け、今回の改正では、供給体制管理責任者の設置や出荷停止時などの届け出を製薬会社に義務付けた。また品質の確保された後発医薬品の安定供給確保のための基金の設置も盛り込み、設備投資などを後押しする・・・...
政府が14日に開いた「新しい資本主義実現会議」で、厚生労働省は介護分野の省力化投資促進プランの案として、ケアプランデータ連携システムを利用する事業者の割合を2040年に全市区町村で3割以上とするなどのKPI(成果目標)を示した<doc19970page48>。 ケアプランデータ連携システムは、居宅介護支援事業所と介護サービス事業所でケアプランのデータを共有し業務の効率化を図るもので、23年4月に本格稼働した<doc19970page27>。 23年時点で同システムを利用する...
政府が14日に開いた「新しい資本主義実現会議」で、厚生労働省は介護分野の省力化投資促進プランの案として、ケアプランデータ連携システムを利用する事業者の割合を2040年に全市区町村で3割以上とするなどのKPI(成果目標)を示した<doc19970page48>。 ケアプランデータ連携システムは、居宅介護支援事業所と介護サービス事業所でケアプランのデータを共有し業務の効率化を図るもので、23年4月に本格稼働した<doc19970page27>。 23年時点で同システムを利用する...
厚生労働省が14日に発表した2024年度の准看護師試験の実施状況によると、受験者数は1万2,718人、合格者数は1万2,574人で合格率は98.9%となり、前回(98.2%)を0.7ポイント上回った<doc19983page1>。 学校区分別の合格率は、看護師学校養成所が99.6%、准看護師学校養成所が98.9%、受験資格認定者(外国の看護師学校養成所卒業者、または外国の看護師免許取得者)が78.3%だった<doc19983page1>。・・・...
厚生労働省は14日、医薬品や医療機器に関する費用対効果評価制度の2026年度の見直しに向けて薬価制度上や診療現場での活用策などを検討し、12月に制度改革の骨子案を示すことを中央社会保険医療協議会・費用対効果評価専門部会に提案し、了承された<doc19870page7><doc19870page11>。同部会では関係業界などからヒアリングを行い、検討項目を整理した上で議論を深める<doc19870page9>。 この日の会合では、診療側の森昌平委員(日本薬剤師会副...
厚生労働省は14日、妊産婦の経済的負担を軽減するため、標準的な出産費用の自己負担を無償化する方針を「妊娠・出産・産後における妊産婦等の支援策等に関する検討会」に示した。今後、社会保障審議会の医療保険部会などで保険適用も含めた具体的な制度設計の議論を進める予定で、早ければ2026年度にも妊産婦の自己負担が無償化される見通し。 出産費用の自己負担を巡っては、23年4月に出産育児一時金が42万円から50万円に引き上げられたものの、物価の高騰などに伴い出産費用も年々上昇している。全国の正常分娩の平均出産・...
厚生労働省は14日、DPC対象病院の数が6月1日時点で1,761病院になる見込みだと中央社会保険医療協議会に報告した。2024年度にはDPC対象病院同士の再編統合が2件あったほか、入院料の変更など病院単独での機能再編に伴う退出が23件あり、24年6月現在の1,786病院から25病院減少となる<doc19854page1>。 6月1日時点での1,761病院の病院群別の内訳は、「大学病院本院群」が82病院、診療密度など一定の要件を満たす「DPC特定病院群」が178病院、それら以外の「DPC...
厚生労働省は14日、本来は処方箋が必要な緊急避妊薬を薬局で試験販売する2024年度の調査事業で、前年度の調査から妊娠の可能性を検討するプロトコルの変更を行った結果、妊娠していないと断定できない人への対応などが明確化され、薬剤師の判断がより的確に行われたとする調査結果を公表した<doc19933page1>。 この事業は、一定の条件を満たす薬局で緊急避妊薬を試験的に販売し、要指導・一般用医薬品へ転用した際に適正な販売が可能かを調査するもので、23年11月28日に開始した<doc19...
中央社会保険医療協議会・総会は14日、新医薬品10成分18品目の薬価収載を了承した。薬価収載予定日は5月21日。詳細は以下の通り<doc19835page1>。●その他の循環器官用薬/カムザイオスカプセル1mg、同2.5mg、同5mg/ブリストル・マイヤーズスクイブ/マバカムテン/閉塞性肥大型心筋症/原価計算方式/有用性加算(I)45%、市場性加算(I)10%、新薬創出等加算/1mg1カプセル:7,204.00円、2.5mg1カプセル:7,264.80円、5mg1カプセル:7,410....
中央社会保険医療協議会・総会は14日、医療機器2品目と臨床検査1件の保険適用を承認した。詳細は以下の通り。【医療機器】区分C1(新機能)(2025年6月1日収載予定)●「COOK Hemospray 内視鏡的非吸収性止血材」(クックメディカルジャパン)<doc19833page2>▽使用目的:内視鏡的に消化管内へ挿入し、非静脈瘤性消化管出血の止血に使用される。▽保険償還価格:1g当たり2,640円【医療機器】区分C2(新機能・新技術)(2025年6月1日収載予定)●「軟質実物大3D心臓...