


医療事故報告、7~9月は1578件 機能評価機構
日本医療機能評価機構は26日、「医療事故情報収集等事業」の第79回報告書を公表した。2024年7~9月に報告された医療事故情報は1578件だった。内訳は、報告義務対象医療機関からが1357件、参加登......

医療貸付の利率、25年1月6日付で改定 福祉医療機構
福祉医療機構は2025年1月6日付で、医療貸付の利率(固定金利)などを改定する。 病院の新築資金と甲種増改築資金(病床不足地域)については、償還期間10年以内は年1.100%とする。償還期間が10年......

[診療報酬] 外来・在宅ベースアップ評価料(I)、病院の9割超が届出
福祉医療機構の「2024年度 診療報酬改定の影響等に関するアンケート調査」によると、外来か在宅医療を行う医科の医療機関向けに新設された「外来・在宅ベースアップ評価料(I)」について全322病院の90.4%に当たる291病院が届出ていた<doc18269page28>。そのうちの290病院は「入院ベースアップ評価料」の届出も済ませていた<doc18269page29>。 外来・在宅ベースアップ評価料(I)の届出を予定している病院(11病院)と届出済みの291病院を合わせると、...

[診療報酬] 地域包括医療病棟への転換「予定なし」約8割 福祉医療機構
福祉医療機構の調査によると、2024年度の診療報酬改定で新設された「地域包括医療病棟」を届け出ていない306病院の約8割が今後も転換を予定していなかった<doc18268page2>。「今後転換する予定」「転換に関心はあるが、具体的な計画はしていない」などの回答をした67病院の約半数が、転換に当たりクリアが困難な施設基準として「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)を挙げた<doc18268page3><doc18269page81>。 地域包括医療病棟を届け...

[医療提供体制] 調剤業務の一部外部委託、都道府県知事などの許可が必須に
厚生科学審議会の医薬品医療機器制度部会は12月26日、医薬品医療機器等法(薬機法)の改正に向けた議論の取りまとめ案をおおむね了承した。調剤業務の一部外部委託について都道府県知事などの許可を必須とするほか、受託・委託側の薬局に必要な基準を設ける。また、双方の薬局の開設者や管理薬剤師の義務や責任を法令で規定し、患者の安全を担保する<doc18182page18>。 厚生労働省は、政府が1月24日に召集方針の通常国会への薬機法改正案の提出を目指す。 取りまとめ案によると、認定薬局制度での地域...

[医療提供体制] 医療・福祉の外国人労働者数8.5万人 厚労省
厚生労働省の調査によると、「医療・福祉」分野の雇用保険被保険者5人以上の事業所での外国人労働者の数は2023年9月30日時点で8万5,321人だった。在留資格別では、専門的・技術的分野が5万48人で最も多かった<doc18258page8>。 次いで、「身分に基づくもの」(1万5,974人)が多く、技能実習では1万3,600人の外国人労働者が日本で働いていた<doc18258page8>。 調査は、雇用保険被保険者数が5人以上で、外国人労働者を雇用している全国の事業所とそこ...

[医療改革] 標準型電子カルテ、本格版を27年度に提供開始 諮問会議
政府の経済財政諮問会議は26日、経済・財政新生計画の「改革実行プログラム2024」を決定した。毎年改訂していた改革工程表を引き継ぐ形で、改革メニューのロードマップを具体化。医療関連では、標準型電子カルテの試行版(α版)の効果を検証した後、27年度に本格版を提供する方針を示した<doc18209page7>。 標準型電子カルテは医科の診療所などを導入対象とし、クラウド型のシステムによる低コスト化を図る。政府が23年6月にまとめた医療DX推進の工程表では、26年度中の本格運用を...



結核スクリーニング、3月から順次開始 比など3カ国対象
厚生労働省は26日、フィリピンなど3カ国からの中長期在留希望者らを対象に、入国前の「結核スクリーニング」を来年3月から順次実施する方針を公表した。厚生科学審議会・結核部会(部会長=慶長直人・結核予防......

武見前厚労相の公認を決定 自民、次期参院選で
自民党は26日、来夏の参院選に向けた公認候補者を追加決定した。東京選挙区では、現職で前厚生労働相の武見敬三氏(73)の公認を決めた。 武見氏は現在5期目。党参院議員会長を務めている。東京選挙区は定数......

認知症介護、家族に求められる役割とは? 【介護のほんね相談事例ファイル No.004 後編】
介護のほんね入居相談室には、家族や自身が入居する老人ホームを探している方から日々多くの相談が寄せられます。実際に介護のほんねを利用した方に、相談の経緯や入居の決め手、入居後の生活について話を聞く「介護のほんね相談事例ファイル」。第4回となる今回は、認知症が原因とみられる症状が現れ始めた母親をどうすべきか決断を迫られた安藤さん(仮名)の体験談を前後編でご紹介します。...

認知症介護、家族に求められる役割とは? 【介護のほんね相談事例ファイル No.004 前編】
介護のほんね入居相談室には、家族や自身が入居する老人ホームを探している方から日々多くの相談が寄せられます。実際に介護のほんねを利用した方に、相談の経緯や入居の決め手、入居後の生活について話を聞く「介護のほんね相談事例ファイル」。第4回となる今回は、認知症が原因とみられる症状が現れ始めた母親をどうすべきか決断を迫られた安藤さん(仮名)の体験談を前後編でご紹介します。...



Meiji ファルマ、立民・原口氏を提訴 コスタイベ巡る名誉毀損で
Meiji Seika ファルマは25日、立憲民主党の原口一博衆院議員に名誉を毀損されたとして1000万円の損害賠償などを求め、東京地裁に提訴した。同社の次世代mRNAワクチン「コスタイベ」に対し、......




【感染症ニュース】全国のインフルエンザ定点当たり報告数が19.06(12/9-15)に 来週には全国で警報レベルに突入か… 医師「定点60近くまで増加した年も…」(感染症・予防接種ナビ)
厚生労働省が12月20日に発表した「インフルエンザの発生状況について」令和6年第50週(12/9~15)によると、全国のインフルエンザ定点当たり報告数は19.06。前週から9.03から2倍以上の急増で