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専攻医シーリング、東京は5%減で調整  専門医機構、募集開始10月以降に

 日本専門医機構は3日の理事会で、2019年度の専攻医募集について、東京都の採用数を今年度実績から5%減にすることを目指す方針を決めた。都市部への集中を防ぐため、今年度シーリングを設定した東京都以外の4府県(神奈川、愛知、大阪、福岡)のシーリングも継続する。また、今年度の募集開始時期を、当初予定していた9月から10月以降とすることを確認した。

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東京医科大の女子受験生一律減点、「大変、遺憾」  日医が見解

 日本医師会は3日、東京医科大が医学部医学科の一般入試で2011年度以降、女子合格者を全体の3割前後に抑えることを目的に女子受験生の得点を一律に減点していたという報道に対し「事実であれば、入試の段階で男女差別が行われていたことになり、受験生に対する公平性・平等性を欠く行為。大変遺憾」とする見解を表明した。

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消費税補填率修正、原因究明が最優先課題に  日病・相澤会長

 厚生労働省が消費税率8%への引き上げに伴う診療報酬での補填状況の調査結果を修正したことについて、日本病院会の相澤孝夫会長は3日、本紙の取材に応え、原因究明が最優先されるべき課題と位置付け、「なぜそういうことが起きたのか明確にしていただかないといけない。二度とこうしたことが起こらないようにしていただきたい」との見解を示した。

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【ユニリハ】ポジショニングR.E.D.セミナー 理論編×実技編~微小重力環境で行う筋緊張制御~2018/8/3

近年、身体質量と重力を拮抗させた環境で行うポジショニングアプローチを行う事で、筋緊張が安定し、関節拘縮の変化と長時間持続する臨床研究が発表されました。ニュートン物理学、第三法則、作用-反作用の法則の、反作用を限りなく小さくするという、微小重力相対性理論の仮説を実証した結果で、低反撥マットレスを数枚重ねてポジショニングを行うことで仮説の立証に成功しました。この環境をRehabilitatuon & Engineering Design -R.E.D.-とし、2010年より研究が開始されました。  身体にかかる重力が小さくなり、収縮の必然性がなくなる筋、腱は、柔軟性を取り戻し、神経や感覚入力と相互作用していきます。変化した身体状況は自律神経系の安定(副交感神経優位)や呼吸、循環へと波及し、過緊張、低緊張など異常筋緊張の安定に結びついていきます。  代表的な例として、長期療養生活を送る、長い年月をかけてもたらされた過緊張や関節拘縮の変化と循環器系の安定例は、これまでの臨床場面では見られなかった新しい発見と、今後の医療に大きく影響する事が示唆されました。低反撥マットレスを身体質量の比重に合わせて積層する環境設定という単純性は、高い再現性と介入者要因に依存しない筋緊張制御となり、誰が介入しても同じ結果となります。このような現象、結果の蓄積により関節拘縮の概念をも、確実に変える力を持っています。  また、このような筋組織の変化と過緊張、低緊張など異常筋緊張の安定、重度の呼吸器疾患、心疾患患者の心拍数、呼吸数、血中酸素飽和度、血圧の安定は、ワッサーマンの歯車に代表される、筋、呼吸、循環の効率と、三者に対し、同時に介入し結果を出した背景が否めず、内部障害への新たなアプローチとしても期待されています。  この研究結果を数年にわたり、当学会以外の全国の著名学会に発表、共有し、2015年5月に理学療法の全国学会、6月には、作業療法の世界学会にも、2演題の演題採択がされています。医療、医学に携わる日本全国、世界各国の査読者が認めた事実を皆さんと共有すると共に、研究に用いた物品ではなく、臨床現場にあるものだけで結果を残す具体的方法論や、明日からすぐに使え臨床に役立てるポジショニング技術や、在宅介護でのポジショニングの応用をご提案します。