医療技術「生活の質支える方向へ」 日医・宮川氏
日本医師会の宮川政昭常任理事は14日、健康長寿の延伸に向けた先端医療技術の役割をテーマにしたシンポジウムに登壇し、「医療技術は、生活の質を支える方向に展開することが重要だ」との考えを示した。「技術を......
日本医師会の宮川政昭常任理事は14日、健康長寿の延伸に向けた先端医療技術の役割をテーマにしたシンポジウムに登壇し、「医療技術は、生活の質を支える方向に展開することが重要だ」との考えを示した。「技術を......
自民党の厚生労働関係議員の幹部会は14日、厚労関係の2025年度補正予算や、26年度予算・税制改正について協議した。物価・賃金上昇で厳しい経営状況にある医療分野などへの支援について、まずは補正予算で......
政府が近くまとめる総合経済対策に対抗して、立憲民主党は14日、独自の緊急経済対策を発表した。経営が困難な医療機関、介護・障害福祉施設を支援すべきだと主張。医療機関の従事者は月額1万円、介護・障害福祉......
厚生労働省は14日、2025年第45週(11月3~9日)のインフルエンザの発生状況を公表した。全国の定点当たり報告数は21.82で、前週の14.90から上昇した。宮城県で報告数が47.11に達するな...
厚生労働省は14日、2025年第45週(11月3~9日)の新型コロナウイルス感染症の発生状況を公表した。全国の定点当たり報告数は1.95で、前週の2.28から0.33ポイント下がった。総報告数は75...
国立健康危機管理研究機構(JIHS)は14日、2025年第44週(10月27日~11月2日)の「急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランス週報」を公表した。全国の定点当たり報告数は80.02となり、前...
国立健康危機管理研究機構(JIHS)は14日、感染症週報の第44週(10月27日~11月2日)を公表した。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は3.82で2週連続で増加した。過去5年間の同時期の平均よりも......
14日の中医協総会では、2026年度診療報酬改定に向けた論点として、長期収載品の選定療養を取り上げた。後発医薬品への切り替えを促すため、患者負担のさらなる引き上げを求める意見が支払い側からあった。一......
厚生労働省は14日、想定を超えた季節性インフルエンザの流行が発生し、安定供給の対応を講じた上でも抗インフル薬の供給が困難になった場合に、国の備蓄薬を一時的に放出する方針を示した。早ければ今シーズン中......
厚生労働省は11月14日、地域医療構想及び医療計画等に関する検討会を開き、医師確保計画の見直しについて議論した。構成員からは管理者要件を巡る意見が相次いだ。同検討会は第9次医療計画の策定などに向けて設置され、検討事項の1つに医師確保計画および医師偏在の是正に向けた総合的な対策パッケージについての事項がある<doc22418page14>。 事務局は医師確保計画の見直しの進め方のイメージとして、この日の会合で、▽第8次(前期)医師確保計画の取組みと課題▽医師偏在指標と目標医師数▽医師偏在...
厚生労働省がこのほど公表した「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向2025年度6月号」によると、25年度6月の調剤医療費は6,884億円となり、対前年度同期比では4.6%の増加となった。内訳は、技術料が1,910億円(対前年度同期比3.9%増)、薬剤料が4,960億円(4.9%増)。後発医薬品の薬剤料は920億円(3.7%増)だった<doc22585page1>。 後発医薬品の割合は数量ベース(新指標)で、91.2%(前年同期差5.2%増)<doc22585page2>。・...
厚生労働省が14日に公表した「最近の医療費の動向[医療保険医療費]2025年度6月号」によると、25年度4-6月の医療保険適用75歳未満の医療保険医療費は6兆4,270億円(対前年同期比1.5%増)、75歳以上は4兆9,554億円(4.8%増)となったことがわかった<doc22571page2>。 このうち医科入院医療費は、75歳未満が1兆9,623億円(1.4%増)、75歳以上は2兆5,028億円(5.3%増)<doc22571page3>。医科入院外医療費は75歳未満が...
厚生労働省が14日に公表した「最近の医療費の動向[概算医療費]2025年度6月号」によると、25年度4-6月の概算医療費は12.1兆円、対前年同期比では3.0%の伸びとなった。うち医療保険適用の75歳未満は6.5兆円(対前年同期比1.6%増)、75歳以上は5.0兆円(4.9%増)だった<doc22572page1><doc22572page4>。 1人当たり医療費は9.8万円(3.5%増)で、75歳未満は6.4万円(2.6%増)、75歳以上は24.5万円(2.3%増)<...
中央社会保険医療協議会・総会は14日、長期収載品(後発医薬品のある先発医薬品)の選定療養について議論した。患者負担の水準の見直しでは社会保障審議会・医療保険部会と同じ、後発医薬品との価格差の2分の1、4分の3、価格差全額とする3案が示され、支払側は価格差全額に引き上げることを要望。診療側は長期収載品の薬価の段階的引き下げの前倒し適用を検討中の薬価制度改革の動向も見極めながら、慎重に検討を進めるべきだと主張した。 厚生労働省はこの日の総会に長期収載品の選定療養に関する論点として、(1)長期収載・・・...
厚生労働省は14日の「地域医療構想及び医療計画等に関する検討会」に、医師偏在対策における医師少数区域の設定方法の見直案を提示した。現行の医師偏在指標による下位3分の1に該当する二次医療圏に加え、医療機関へのアクセス時間などの地理的要素を評価する「へき地尺度」が特に高い(上位10%)二次医療圏を新たに医師少数区域に位置づける。2027年度から始まる第8次(後期)医師確保計画から適用する<doc22418page48>。 都道府県は医療計画の一部として3年を一期とする医師確保計画を策定する...
14日の中央社会保険医療協議会・総会は急性期のリハビリテーションについても議論し、入院早期からの切れ目ないリハビリの提供を推進する観点から、「疾患別リハビリテーション料」の「初期加算」等における入院3日以内の介入の要件化や、休日のリハビリ実施体制の評価を検討する方針が確認された。 現行の「初期加算」、「急性期リハビリテーション加算」、「早期リハビリテーション加算」(以下、「初期加算」等)は算定日数上限の定めはあるが、発症からリハビリ開始までの日数についての要件はなく入院後どのタイミング・・・...
中央社会保険医療協議会・総会は14日、「回復期リハビリテーション病棟入院料」(以下、「回リハ入院料」)における重症患者の範囲やリハビリテーション実績指数の除外対象患者の見直しなどについて議論した。支払側はいずれにも賛成したが、診療側は重症患者の範囲見直しに慎重姿勢を示した。 「回リハ入院料」の施設基準では、「日常生活機能評価10点以上またはFIM総得点55点以下」を重症患者と定め、新規入院患者に占める重症患者の割合を「入院料1、2」は4割以上、「入院料3、4」は3割以上であることを求めている。現在...
厚生労働省は14日、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金(医療分)による公費支援について、返戻または保留となっていた再審査請求分を含めた全件を、2025年12月請求分から受け付けると事務連絡した<doc22443page1>。 厚労省は25年5月21日付の事務連絡で、25年4月請求分までの請求に係る再審査請求に対する公費支援の取扱いについて整理するまで、社会保険診療報酬支払基金および国民健康保険中央会への再審査請求を含めた全ての請求を返戻または保留するとした。今回、同省は公費支援...