物価・賃金に応じた毎年改定、「検討課題」 上野厚労相
上野賢一郎厚生労働相は20日の参院厚生労働委員会で、物価や賃金の変動に応じて診療報酬などを毎年改定する仕組みについて「その時々の社会情勢、財源規模、負担の在り方など総合的な観点から検討されるべき課題......
上野賢一郎厚生労働相は20日の参院厚生労働委員会で、物価や賃金の変動に応じて診療報酬などを毎年改定する仕組みについて「その時々の社会情勢、財源規模、負担の在り方など総合的な観点から検討されるべき課題......
厚生労働省は20日、医師養成過程の各段階での医師偏在対策を、2027年度から始まる第8次(後期)の「医師確保計画」の策定ガイドライン(GL)で網羅的に位置付けることを論点として示した。具体的には▽医......
厚生労働省は20日の社会保障審議会・医療保険部会で、2026年度診療報酬改定の基本方針の骨子案を示し、大筋で了承を得た。今後、社保審・医療部会での議論も経て、12月上旬には基本方針を公表する見通し。......
自民党の「HPVワクチン推進議員連盟」(田村憲久会長)と自治体議員でつくる超党派の「HPVワクチン接種推進自治体議員連盟」(共同代表=種部恭子・富山県議会議員、成田祐樹・札幌市議会議員)は20日、共......
厚生労働省とこども家庭庁は19日付の事務連絡で、大分市で発生した大規模火災の被災者について、公費負担医療を受けている人が医療機関で患者票などを示せなくても、氏名・生年月日・住所などを確認することで受......
厚生労働省は20日の中医協・医療技術評価分科会(分科会長=森尾友宏・東京科学大理事・副学長)で、学会などから提案された713件の医療技術について、2026年度診療報酬改定に向けて評価を行う対象とする......
厚生労働省の検討会は20日、2027年度の医学部の臨時定員に関する方針を大筋で了承した。医学部定員全体の削減を前提とした上で、臨時定員については、地理的要素を考慮し、医師多数県の臨時定員地域枠の削減......
社会保障審議会・医療保険部会は20日、OTC類似薬の保険給付の在り方について、患者団体から意見を聴取した。どの患者団体も保険給付の除外には明確に反対を表明。このため委員らは保険適用の「除外」は困難と......
片山さつき財務相は20日の参院財政金融委員会で、経営難が深刻化している医療機関、介護施設について「支援は急を要すると強く認識している」と見解を示した。診療・介護報酬の改定時期を待たずに、経営・処遇の......
20日の社会保障審議会・医療保険部会では、入院時食事療養費を議論した。基準額の引き上げについて理解を示す出席委員の意見が大勢を占めた。 入院時食事療養費基準額は、2024年6月に1食当たり30円引き......
11月20日の社会保障審議会・医療保険部会では、医療保険制度での出産に対する給付体系の見直しについて議論した。同部会では、今年の冬頃までに、出産に対する給付体系の骨格の在り方の整理を目指しており、その骨格が固まった後、産科臨床現場で行われる個々の対応についての具体の当てはめなど、制度施行に向けてさらに議論を深めることとしている<doc22464page6>。 論点として事務局は、現在、出産育児一時金という現金給付の仕組みが取り入れられているが、標準的なケースで妊婦の自己負担が発生しない...
日本医療機能評価機構はこのほど、11月7日付けで行った病院機能評価の認定状況を公表した。今回認定されたのは33病院(新規等5病院、更新28病院)。認定総数は、前回から2病院増の2,170病院だった<doc22668page1>。 継続認定回数1回の新規認定病院として、以下の医療機関が公表されている<doc22668page2><doc22668page3>。▽医療法人穂仁会 大滝病院(福井県)▽独立行政法人地域医療機能推進機構 金沢病院(石川県)▽医療法人讃生会...
社会保障審議会・医療保険部会は11月20日、入院時の食費の基準額引き上げについて議論した。先行して審議が行われた中央社会保険医療協議会・総会では、食材料費が高騰し続けている現下の状況を踏まえれば基準額引き上げはやむを得ないとの認識で各側が一致しており、医療保険部会の委員も同様の見解を示した。引き上げ額は年末の予算編成過程で決定する見通し。 入院時の食事の基準額(食事療養基準額)については24年6月と25年4月に引き上げが行われ、現行の基準額は1食当たり690円、一般所得者の場合はこのうち510円が...
厚生労働省は20日に開催された中央社会保険医療協議会・医療技術評価分科会に、学会などから提案された807件の医療技術のうち713件を2026年度診療報酬改定の評価対象とする方針を示した<doc22512page2>。 評価対象となった医療技術713件のうち、新規は285件、既存は428件だった。対象外となった医療技術94件の内訳は、「基本診療料または医療技術としてアウトカムが改善するなどの有効性をデータで示すことができない、制度や指導管理料に係るもの」が52件、「使用する医薬品および医...
厚生労働省は20日の社会保障審議会・医療保険部会に、2026年度診療報酬改定の基本方針の骨子案を提示した<doc22467page1>。物価や賃金等の高騰、人材不足等への対応を次期改定の重点課題に位置付けるとともに、中長期的な課題としても物価・賃金の高騰に適時適切に対応するための診療報酬上の措置を検討する必要性を指摘した。11月下旬の医療部会でも骨子案を議論した後、12月上旬の両部会での最終案の審議を経て基本方針を公表する。 骨子案は改定の基本的視点に、(1)物価や賃金、人手不足等の医...