


待機児童解消で「国費500億円」、本体プラス改定へ影響も 田村元厚労相
自民党の田村憲久衆院議員(元厚生労働相)は9日に開かれた全日本病院学会のシンポジウムで、来年4月の診療報酬改定について「本体プラスを何とか実現するという大きな課題に、年末に向かってやっていく」と発言。一方で、その実現に影響を及ぼす課題として「保育所が足りないという待機児童の問題」を挙げた。待機児童問題の解消では「国費ベースで500億円が必要」とし「これ(500億円)が、どこからか財源が出てくれば」と悩ましい口調で言及した。

機能分化、「公的、大病院から決定では議論進まず」 武田医政局長
厚生労働省の武田俊彦医政局長は9日、金沢市で開かれた全日本病院学会で講演し、地域医療構想の実現に向けた医療機関の機能分化について、公的医療機関など「大きな病院」から先に機能を決め、その他の病院で「残った機能を分け合う」考え方では議論が進まないと指摘。公的病院自らが改革努力を掲げ、民間病院も含めた地域での役割を同時並行的に進めていく議論が必要だと語った。

酒田市の連携推進法人、9法人で発足へ 議決権に差も検討
山形県・酒田市病院機構日本海総合病院の佐藤俊男氏は10日、全日本病院学会の「地域をデザインする病院」をテーマにしたシンポジウムに登壇し、同機構を中心に立ち上げ準備を進めている地域医療連携推進法人「日本海ヘルスケアネット(仮称)」の参加法人が、これまで構想していた5法人から9法人に増える見込みであることを示した。参加法人が持つ議決権の数に差をつける検討をしていることも明かした。

「オプジーボ」、胃がんサードラインで承認へ 医薬品第二部会
厚生労働省は8日、薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会を開き、小野薬品工業の抗PD-1抗体「オプジーボ」(一般名=ニボルマブ〈遺伝子組換え〉)の効能・効果に「がん化学療法後に増悪した治癒切除不能な進行・再発の胃がん」を加えると報告した。約1カ月後に承認する予定。


トイレ後付け型デバイスで健康チェック(デジタルヘルス事例)
「尿pHが下がっています。お酒の飲みすぎには気を付けましょう…」。自宅のトイレに設置したデバイスで、日々の尿の成分を自動分析。利用者はスマートフォンで結果を確認したりア?...

「眠育」を中学生向けに実施するNTT西の狙いとは…(デジタルヘルス・インサイド)
睡眠に関する教育、いわゆる「眠育」。現状では、睡眠の重要性をきちんと理解しないまま多くの人が自身の感覚や付け焼刃の知識で自らの睡眠を管理しているのが実態といえる。こう...

一般向け遺伝子検査サービスはがん医療を変えるか(デジタルヘルス事例)
ヤフーは2017年9月6日、一般向け(DTC)遺伝子多型検査のがん治療における有用性を検証する研究を、九州大学病院別府病院(大分県別府市)および別府市医師会と共同で開始すると発表...

ソフィアメディの介護職員初任者研修
『介護職員初任者研修』とは、『在宅・施設を問わず、介護職として働く上で基本となる知識・技術を習得する研修』(厚生労働省より)のこと。ホームヘルパー2級研修の後継資格で、20...

【 マンツーマン! 】 甲状腺・唾液腺エコーナイトセミナー 大阪開催
甲状腺や唾液腺、比較的「見えやすい臓器」として位置づけられていることから、その存在診断に欠かせないのが頚部エコー。 的確に存在を捉えることはできるものの、偽陰性所見と切?...

【 マンツーマン! 】 腹部エコーナイトセミナー 大阪開催
通常は定員5名で行うセミナーを、平日夜間限定で完全マンツーマンで行います。 一人での受講ですので、質問も「し放題」他の誰に気兼ねすることなく、存分に質問できます。 このセ?...

乳腺エコー特訓セミナー(大阪開催)
見落としが許されない検査だからこそ、完全習得が望ましいと思います。 乳腺エコー特訓のモデルは、なんと5名!(年齢層20歳代~60歳代) 受講生を最高2名に設定し完全習得を?...

腹部エコー特訓セミナー(大阪開催)
このセミナーは、たった2名の受講生に対し、モデルを6名(全てシルバー人材)を用意し、約8時間。集中的に特訓し、「ルーチンワークを撮れるようになる」が目標のセミナーです。 今?...

摂食及び嚥下に関する基礎研修【東京】
1.食事の意義 ◎摂食嚥下支援を取り巻く環境 ◎食事支援の課題 2.摂食嚥下の基本事項 ◎基本の解剖学 ◎摂食嚥下のプロセス 3.主な誤嚥のリスク要因とその対処方法 ◎?...

報告・指示の仕方・受け方研修会【金沢】
1.報告・連絡・相談の意味と重要性 2.指示の基本 指示の仕方(伝える技術) 指示の受け方(聴く技術) 3.報告の基本 報告の仕方(伝える技術) 報告の受け方(聴く技術) 4.?...

【札幌】介護現場におけるリスク管理と報連相の徹底
介護現場では利用者の多様なニーズに応えるべく多忙な業務を行っています。業務は煩雑化する中、安全で適切なサービス提供に向けて職員へのリスク管理の意味づけや報連相の大切さの...

【ユニリハ】 ポジショニングR.E.D.セミナー 理論編 2017/9/11
近年、身体質量と重力を拮抗させた環境で行うポジショニングアプローチを行う事で、筋緊張が安定し、関節拘縮の変化と長時間持続する臨床研究が発表されました。ニュートン物理学、第三法則、作用-反作用の法則の、反作用を限りなく小さくするという、微小重力相対性理論の仮説を実証した結果で、低反撥マットレスを数枚重ねてポジショニングを行うことで仮説の立証に成功しました。この環境をRehabilitation & Engineering Design -R.E.D.-とし、2010年より研究が開始されました。 身体にかかる重力が小さくなり、収縮の必然性がなくなる筋、腱は、柔軟性を取り戻し、神経や感覚入力と相互作用していきます。変化した身体状況は自律神経系の安定(副交感神経優位)や呼吸、循環へと波及し、過緊張、低緊張など異常筋緊張の安定に結びついていきます。 代表的な例として、長期療養生活を送る、長い年月をかけてもたらされた過緊張や関節拘縮の変化と循環器系の安定例は、これまでの臨床場面では見られなかった新しい発見と、今後の医療に大きく影響する事が示唆されました。低反撥マットレスを身体質量の比重に合わせて積層する環境設定という単純性は、高い再現性と介入者要因に依存しない筋緊張制御となり、誰が介入しても同じ結果となります。このような現象、結果の蓄積により関節拘縮の概念をも、確実に変える力を持っています。 また、このような筋組織の変化と過緊張、低緊張など異常筋緊張の安定、重度の呼吸器疾患、心疾患患者の心拍数、呼吸数、血中酸素飽和度、血圧の安定は、ワッサーマンの歯車に代表される、筋、呼吸、循環の効率と、三者に対し、同時に介入し結果を出した背景が否めず、内部障害への新たなアプローチとしても期待されています。 この研究結果を数年にわたり、当学会以外の全国の著名学会に発表、共有し、2015年5月に理学療法の全国学会、6月には、作業療法の世界学会にも、2演題の演題採択がされています。医療、医学に携わる日本全国、世界各国の査読者が認めた事実を皆さんと共有すると共に、研究に用いた物品ではなく、臨床現場にあるものだけで結果を残す具体的方法論や、明日からすぐに使え臨床に役立てるポジショニング技術や、在宅介護でのポジショニングの応用をご提案します。

【ソフィア技術研修】訪問看護制度(中級編)
昨年度開催した「訪問看護制度~初級編~」に続いて、今年度は「訪問看護制度~中級編~」を開催することとなりました。昨年度、ご参加いただけなかった方のために、基礎的な知識...

「創薬にAIやソーシャルの力を」、JASIS2017開催(ニュース)
分析機器・科学機器に関する総合展示会「JASIS 2017」(主催:日本分析機器工業会、日本科学機器協会)が2017年9月6~8日、千葉県・幕張メッセで開催された。「先端分析計測で近未来を?...

摂食障害の理解とサポート(札幌・専門家)
東京オリンピック・パラリンピックを控え、競技スポーツはますます盛んになっています。女子アスリートの育成も強化され、栄養管理の重要性は増しています。しかし、「Low energy availab...