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【ユニリハ】 ポジショニングR.E.D.セミナー 理論編  2017/9/2

近年、身体質量と重力を拮抗させた環境で行うポジショニングアプローチを行う事で、筋緊張が安定し、関節拘縮の変化と長時間持続する臨床研究が発表されました。ニュートン物理学、第三法則、作用-反作用の法則の、反作用を限りなく小さくするという、微小重力相対性理論の仮説を実証した結果で、低反撥マットレスを数枚重ねてポジショニングを行うことで仮説の立証に成功しました。この環境をRehabilitation & Engineering Design -R.E.D.-とし、2010年より研究が開始されました。  身体にかかる重力が小さくなり、収縮の必然性がなくなる筋、腱は、柔軟性を取り戻し、神経や感覚入力と相互作用していきます。変化した身体状況は自律神経系の安定(副交感神経優位)や呼吸、循環へと波及し、過緊張、低緊張など異常筋緊張の安定に結びついていきます。  代表的な例として、長期療養生活を送る、長い年月をかけてもたらされた過緊張や関節拘縮の変化と循環器系の安定例は、これまでの臨床場面では見られなかった新しい発見と、今後の医療に大きく影響する事が示唆されました。低反撥マットレスを身体質量の比重に合わせて積層する環境設定という単純性は、高い再現性と介入者要因に依存しない筋緊張制御となり、誰が介入しても同じ結果となります。このような現象、結果の蓄積により関節拘縮の概念をも、確実に変える力を持っています。  また、このような筋組織の変化と過緊張、低緊張など異常筋緊張の安定、重度の呼吸器疾患、心疾患患者の心拍数、呼吸数、血中酸素飽和度、血圧の安定は、ワッサーマンの歯車に代表される、筋、呼吸、循環の効率と、三者に対し、同時に介入し結果を出した背景が否めず、内部障害への新たなアプローチとしても期待されています。  この研究結果を数年にわたり、当学会以外の全国の著名学会に発表、共有し、2015年5月に理学療法の全国学会、6月には、作業療法の世界学会にも、2演題の演題採択がされています。医療、医学に携わる日本全国、世界各国の査読者が認めた事実を皆さんと共有すると共に、研究に用いた物品ではなく、臨床現場にあるものだけで結果を残す具体的方法論や、明日からすぐに使え臨床に役立てるポジショニング技術や、在宅介護でのポジショニングの応用をご提案します。

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Ⅰ群、Ⅱ群の機能評価係数Ⅱの重み付けは「見送り」  DPC分科会、慎重論強く

 DPC評価分科会(分科会長=山本修一・千葉大病院長)は1日、医療機関群Ⅰ群およびⅡ群に対する機能評価係数Ⅱの重み付けについて議論したが、慎重論が大勢を占め、2018年度診療報酬改定での実施を見送る方向性を確認した。分科会は11月にも議論の結果をまとめ、中医協の基本問題小委員会や総会に報告する。

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救急医療係数の評価対象、入院分科会の議論踏まえ検討  DPC分科会

 中医協・DPC評価分科会は1日、機能評価係数Ⅱの救急医療係数について、「救急医療管理加算」の患者要件を基準として評価していることが適切か議論した。精緻化を求める意見もあったが、中医協・入院医療等の調査・評価分科会で同加算について調査しているため、調査結果を踏まえて、あらためて議論することとした。