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[介護] 介護医療院の経営状況、23年度は「二極化が進行」 福祉医療機構

 福祉医療機構は、介護医療院の経営状況は2023年度に二極化が進んだとする分析結果を公表した。112施設の経常利益率は22年度(106施設)を上回ったが、経常利益率が「0.0-4.0%」に分布する施設が減少し、「0.0%未満」や「4.0%超」の施設が増加した。さらに、赤字施設の割合は拡大した<doc18144page1><doc18144page2>。 レポートでは、23年度に経常利益率が改善したのは、経営が良好な一部の施設が全体の平均を押し上げた結果だとしている<do...

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[診療報酬] 感染対策向上加算など来年1月以降も算定の場合、届け出必要

 厚生労働省は、2024年度の診療報酬改定で設定した「感染対策向上加算」などに関する経過措置が12月末に終了し、25年1月1日以降も算定する場合には届け出が必要だとする事務連絡を地方厚生(支)局に出した。届け出漏れがないよう対応を呼び掛けている<doc18141page1>。 年明け以降も算定する場合に届け出が必要なのは、▽感染対策向上加算1-3▽外来感染対策向上加算▽連携強化加算-の施設基準を24年3月末までに届け出ていた医療機関<doc18141page2>。 このうち、...

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[医療提供体制] 選定療養に伴う患者説明、薬局の9割が「負担」 NPhA

 後発医薬品がある特許切れの先発医薬品(長期収載品)を希望する患者に選定療養費として「特別の料金」の支払いを求める制度の運用が10月1日に始まったことを踏まえ、日本保険薬局協会(NPhA)が会員薬局に行った調査によると、4,551薬局の9割が選定療養に関する患者への説明を「負担」に感じていた<doc18086page6>。 選定療養に関する説明・対応の時間は平均2.89分で(4,530薬局)、医薬品の調達や在庫管理、会計なども含めて、薬局の負担が増えている現状が明らかになった<do...

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[医療提供体制] 大学病院医師の超過勤務時間5.2%減少 国立大学病院長会議

 国立大学病院長会議は13日、医師の働き方改革の一環で休日労働を含む時間外労働の上限(年960時間)が罰則付きで規制された4月から8月末にかけて医師の大学本体での超過勤務時間が5.2%減少したとする集計結果を公表した。一方、地域のほかの医療機関に医師を派遣した時間は2.7%増えていた。 国立大学病院長会議が同日に開いた記者会見で、大鳥精司会長(千葉大学医学部附属病院院長)は「大学本体の働き方は非常に効率よくセーブされていて、地域派遣医師に関してはアクティビティを全く落とさずに継続できている」と説明・...

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[医療提供体制] 国立大42病院の24年度の赤字見込み額254億円に 病院長会議

 国立大学病院長会議は13日、2024年度の42病院全体での経常収支が11月時点で254億円の赤字になる見込みだとする調査結果を発表した。赤字幅は10月に公表した速報値の235億円から19億円拡大した。 今回の調査によると、24年度には42病院のうち32病院(76.2%)が赤字になる見通しで、それらの病院による赤字見込みの総額は281億円になる。10月の速報値では32病院の赤字の総額は260億円だった。 国立大学病院長会議によると、今回は10月の速報値から人事院勧告の影響などを反映させた。 42病院...