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優先課題は「病床機能報告」、活用の在り方議論へ  地域医療構想WG

 厚生労働省の「地域医療構想に関するワーキンググループ(WG)」は10日、約8カ月ぶりに議論を再開した。厚労省は、地域医療構想調整会議で急性期から回復期への機能転換を検討する際に、病床機能報告の項目や、同日の会合で報告された「急性期指標」を活用することを提案。

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17年度末廃止予定の療養病床、11万8000床  日本アルトマーク調査

 日本アルトマークは10日、療養病床の算定状況に関する調査結果を発表した。療養病床数は全国で32万7239床の算定があり、そのうち2017年度末に廃止予定となっているのは、介護療養病床が5万4070床(療養病床全体の16.5%)、療養病棟入院基本料2が6万4055床(19.6%)だった。合計で11万8125床で、全体の36.1%となった。

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[医療提供体制] 厚労省研究班が急性期機能の指標策定 地域医療構想WG3

 5月10日に開催された、医療計画の見直し等に関する検討会の「地域医療構想ワーキンググループ(WG)」には、厚生労働省の研究班が策定した「急性期指標」が報告された。急性期病院が地域医療構想の構想区域内における自院の立ち位置を確認し、病床転換を含む経営判断の材料として使用する目的で作成されたもの。地域医療構想に定められた2025年の医療提供体制を具現化するには、現時点で急性期病床は過剰、回復期病床は不足していることがわかっており、厚労省は地域医療構想調整会議での議論にも有効活用してもらいたい考え&・・・