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社会保障の歳入改革、歳出の弾力的運用も必要  自民・財政再建特命委

 自民党の「財政再建に関する特命委員会」は16日、2020年度の基礎的財政収支(PB)黒字化に向けて、経済財政諮問会議の改革工程表に基づく個別施策の進捗状況を踏まえた対応策の検討を始めた。同日は、内閣府が20年度のPB黒字化に向けた考え方を示し、厚生労働省が改革工程表に関する取り組み状況を説明した。

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国がんの肝がん陽子線治療、先進医療Bで「適」  技術審査部会

 厚生労働省の先進医療技術審査部会(座長=山口俊晴・がん研究会有明病院長)は16日、国立がん研究センター東病院が申請した先進医療Bの「根治切除可能な初発・単発・結節型肝細胞がんに対する陽子線治療」(適応=根治切除可能な初発・単発・結節型肝細胞がん)を「適」と判断した。

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地域医療NW、定着発展に「継続的な資金が必要」  鈴木保険局長、診療報酬も念頭に

 厚生労働省の鈴木康裕保険局長は、全国各地で取り組みが進んでいる地域医療ネットワーク(NW)を定着、発展させていくためには「継続的に運営するための資金が必要」と述べ、将来的な診療報酬上の評価拡充なども視野に入れた検討を進める考えを示した。NWの運用上の課題などは、厚労省が今年設置したデータヘルス改革推進本部で検討する方向で、同本部での今後の議論の見通しについて本紙取材に応えた。