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認知症疑われる高齢者の検査「保険請求できる」  日医・鈴木常任理事

 今月12日に施行される改正道路交通法により、運転免許証更新時に受ける認知機能検査で認知症の恐れがある「第1分類」と判定された75歳以上の高齢者が、医療機関を受診した場合の費用負担について、日本医師会の鈴木邦彦常任理事は8日の記者会見で「厚生労働省に確認したところ、『認知症の疑いがある』として診察・検査などを実施した場合は、保険請求可能だ」と説明した。

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一般病床からの退院後、「多くが通院」に違和感やまず  医療計画検討会

 厚生労働省の「医療計画の見直し等に関する検討会」は8日、2025年に約30万人分必要になる、介護施設や高齢者住宅を含めた「在宅医療等」の新たなサービス必要量を議論した。30万人のうち約10万人を占める、一般病床からの患者(C3基準未満)について、厚労省は前回会合と同様、基本的には外来医療で対応する方針を提示。根拠として、転院や死亡退院を除けば、一般病床からの退院患者は、どの年齢階級でも通院で医療を受ける割合が約9割を占めるという資料を示した。