[経営] 7割を超える病院で総損益差額が赤字に 公私病連・調査
全国公私病院連盟が日本病院会と協力して実施した「平成28年(2016年)病院運営実態分析調査」によると、調査対象病院の2016年6月単月の100床当たり総損益差額は▲1,236.2万円、医業損益差額は▲1,232.5万円で、ともに赤字であることがわかった(p9参照)(p28参照)。総損益差額が赤字の病院は全体の72.9%を占め、前年よりも1.4ポイント増加した(p12参照)(p50参照)。 調査では自治体病院、その他公的病院(日赤、厚生連など)、私的病院(医療法人、個人立)など666施設の2016年6月のデータを集計した&l・・・
リスクマネジメントの本質を問う医工連携(久保田博南の「医療機器トレンド・ウオッチ」)
大学発ベンチャーや国家プロジェクトによる医療機器開発は、ハイテク技術を利用した“革新的”機器開発のテーマが多い。しかしながら、真に必要とされる製品は、必ずしも革新性や...