「医師不足地域での一定期間勤務」を管理者条件に 全自病などが提言
全国自治体病院協議会など5団体は6日付で、厚生労働省の武田俊彦医政局長に対して医師の地域偏在対策に関する提言書を提出した。医師が病院・診療所の管理者となるための条件として、一定期間、医師不足地域での勤務を求めている。
バージャー病への血管再生治療、「適」に 先進医療会議
先進医療会議(座長=宮坂信之・東京医科歯科大名誉教授)は7日、京都府立医科大付属病院が申請した先進医療Bの「バージャー病に対する自家骨髄単核球細胞を用いた下肢血管再生治療」を「適」と判断した。
診療報酬体系の抜本的見直しを、四病協が要望 複雑さが経営を圧迫
四病院団体協議会は7日、厚生労働省に要望書を提出した。中長期的な視点で国民皆保険の堅持や質の高い地域医療を構築するため、診療報酬体系の抜本的な見直しによる簡素化などを求めた。
日看協、年度内に「働き方モデル」作成へ キャリアプロセス調査を基に
日本看護協会は、看護職の労働環境整備に向けた取り組みを推進する。厚生労働省の委託を受けた「看護職員の多様なキャリアパス周知事業」において、近くインターネット上で全ての看護師有資格者を対象にキャリアプロセスの実態調査を行う。回答者数約5万人を想定する大規模調査となる見込みで、調査結果を基に看護職員の多様な「働き方モデル」を年度内にまとめる。
日看協、年度内に「働き方モデル」作成へ キャリアプロセス調査基に
日本看護協会は、看護職の労働環境整備に向けた取り組みを推進する。厚生労働省の委託を受けた「看護職員の多様なキャリアパス周知事業」において、近くインターネット上で全ての看護師有資格者を対象にキャリアプロセスの実態調査を行う。
医療扶助適正化へ、福祉事務所のレセプト点検を支援 厚労省
厚生労働省は生活保護受給者への医療扶助の適正化に向けて、福祉事務所によるレセプト点検への支援を強化する方針だ。2018年度予算案の概算要求で、関連予算41億円を盛り込んだ。医療扶助の適正化は経済・財政再生計画の改革工程表に盛り込まれているほか、財務省の財政制度等審議会などからも適正化を求める指摘が上がっている。
[医薬品] 「ジメチルスルホキシド」をオーファン指定 厚労省
厚生労働省は9月7日付けで、「希少疾病用医薬品の指定取消し及び希少疾病用医薬品の指定」に関する通知を都道府県に発出した。指定が取り消されたのは、試験研究等の中止届が提出?...
[労働衛生] 喫煙防止対策実施の事業所は85.8%、前年から減少 厚労省
厚生労働省が9月7日に公表した、2016年の「労働安全衛生調査(実態調査)」によると、受動喫煙防止対策に取り組んでいる事業所の割合は、前年調査より1.8%少ない85.8%であることが?...
「イノベーション評価」「薬価制度抜本改革」を例示 医療保険部会
2018年度診療報酬改定に向けた基本方針の検討が始まった。6日、厚生労働省が社会保障審議会医療保険部会(部会長=遠藤久夫・国立社会保障・人口問題研究所長)を開き、基本方針のたたき台として「改定に当たっての基本認識」などを提示。医薬品関連では、イノベーションや医療技術の評価、薬価制度抜本改革の推進などを検討事項として例示した。