中医協、改定議論「第1ラウンド」を整理 重症化予防のアウトカム評価などは第2Rに
厚生労働省は9日の中医協総会(会長=田辺国昭・東京大大学院教授)に、2018年度診療報酬改定に向けたこれまでの議論を「第1ラウンドの概要」としてまとめ報告した。入院医療や外来医療などの議論、論点を整理したもので、支払い側からは外来における重症化予防でアウトカム評価の議論を求める声があった。
試行的導入の評価基準、過去調査と外国事例を基に設定 費用対効果部会
中医協・費用対効果評価専門部会は9日、試行的導入の総合的評価(アプレイザル)に必要な増分費用効果比(ICER)の評価基準の設定方法について、今後新たに実施する支払い意思額調査ではなく、過去に実施された調査と諸外国の評価基準を基に設定することを了承した。
受動喫煙対策強化に署名264万筆 日医・横倉会長「関心の高さの表れ」
日本医師会の横倉義武会長ら四師会トップは9日、厚生労働省内で記者会見を開き、受動喫煙対策強化を求めた署名活動で264万3023筆の署名が集まったことを報告した。
[医療安全] 医療事故報告受付22件、センター調査依頼2件 医療安全調査機構
日本医療安全調査機構(医療事故調査・支援センター)は8月9日、2017年7月における「医療事故調査制度の現況報告」(p1~p2参照)を公表した。 医療事故報告の「受け付け件数」は22件(...
[医薬品] 「イブリツモマブ チウキセタン」をオーファン指定 厚労省
厚生労働省は8月9日付けで、「希少疾病用医薬品の指定取消し及び希少疾病用医薬品の指定」に関する通知を都道府県に発出した。指定が取り消されたのは、試験研究等の中止届が提出?...
[がん対策] 前立腺がんの5年生存率、ほぼ100% 国立がん研究センター
国立がん研究センターが8月9日に公表した「がん診療連携拠点病院等院内がん登録 2008年生存率集計」によると、全がんの5年生存率は65.2%で、前立腺ではほぼ100%であることが明らかに...
[経営] 8月9日付で医療・福祉貸付金利を改定 福祉医療機構
独立行政法人福祉医療機構は8月9日付で、(1)医療貸付、(2)福祉貸付、(3)代理貸付の「固定金利」(p1参照)(p3参照)(p5参照)と、「10年経過毎金利見直し(当初10年)」の利率(p2参照)(p...
[医薬品] 試行的導入の判定基準は既存調査を参考に設定 費用対効果部会
中央社会保険医療協議会・費用対効果評価専門部会は8月9日、費用対効果の試行的導入における総合的評価(アプレイザル)の方法などについて議論した。2018年4月からの制度化に先駆?...
[医薬品] 長期収載品の後発品への置き換えなどで議論まとめ 薬価専門部会
中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は8月9日、後発医薬品と長期収載品の薬価、新薬創出・適応外薬解消等促進加算(以下、新薬創出等加算)のあり方などについて、まとめの議論?...
[診療報酬] 第1ラウンドの議論の論点と課題を整理 中医協・総会
中央社会保険医療協議会・総会は8月9日、前回で2018年度診療報酬改定についての一巡目の議論が終了したことを受け、これまでの検討で明らかになった課題と論点の概要を整理した。入...