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[医療改革] 健康サポート薬局、認定制度導入へ 厚科審部会で了承

 厚生労働省は3日、都道府県知事などへの届け出を行うことにより表示が可能な「健康サポート薬局」の仕組みに認定制度を導入する案を厚生科学審議会・医薬品医療機器制度部会に示し、了承された<doc17008page6>。健康サポート薬局の機能や取り組みの質を継続的に確保することが狙い。 厚労省ではまた、健康サポート薬局を法令に規定し、「名称独占」とする<doc17008page6>。これにより必要な機能を持つ薬局を地域住民が主体的に選択できるようにしたい考え。 同部会では、認定制度...

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[医療提供体制] 高額レセプト20%増の2,156件、23年度 健保連

 1カ月の医療費が1,000万円以上の「高額レセプト」の件数が、2023年度は過去最多の2,156件だったことが健康保険組合連合会の集計で分かった。前年度から約20%増え、2014年から9年連続で最多を更新した<doc17087page2><doc17087page3>。 特に小規模な健保組合では、高額なレセプトが数件発生すると存続が危ぶまれる財政影響が生じる恐れがあるといい、健保連では、自己負担限度額の見直しなどの制度改正が必要だとしている。 高額レセプトの件数は健保連が毎...

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[医療提供体制] 健保組合の過半数が赤字見込み、23年度決算 健保連

 健康保険組合連合会は3日、2023年度の決算で1,380組合の52.6%が赤字になる見込みだと発表した<doc17050page4>。高齢者拠出金が大幅に増え、健保組合全体での経常収支は1,367億円の赤字になる見通し<doc17050page3>。 佐野雅宏会長代理はこの日開いた記者会見で、現役世代の負担を軽減するため、所得が少ない人に配慮した上で、後期高齢者(75歳以上)のうち79歳までの窓口負担を原則2割にするなど、制度の見直しを求めた。 健保連の決算見込みによると、...

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父との平穏な生活を取り戻すまで 高齢親の囲い込み問題と後見人トラブル【介護のほんね相談事例ファイル No.002 前編】

介護のほんね入居相談室には、老人ホームを探す方から日々多くの相談が寄せられています。実際に介護のほんねを利用して入居先を見つけた方に、相談の経緯や入居の決め手、入居後の生活について話を聞く「介護のほんね相談事例ファイル」。第2回となる今回は、実姉や後見人とのトラブルを乗り越えて、父親との平穏な暮らしを取り戻した山本さん(仮名)の体験談を前後編でご紹介します。...