
「細く長く」をモットーに 県内唯一の大学病院が支える地域連携ネット第9回 長野県 信州メディカルネット
信州大医学部付属病院を拠点に運営される信州メディカルネットは、事業の継続性を優先した堅実なネットワーク運営方針を掲げる。参加医療機関の利用料を低水準に設定しつつ、実質的にネットワークを支える信大病院をはじめとした情報提供病院にも過度の負担がかからないよう、運営にかかるシステム維持・更新費用や人件費などを極力抑えることで、公的補助金などに依存しないネットワーク事業に取り組んでいる。
信州大医学部付属病院を拠点に運営される信州メディカルネットは、事業の継続性を優先した堅実なネットワーク運営方針を掲げる。参加医療機関の利用料を低水準に設定しつつ、実質的にネットワークを支える信大病院をはじめとした情報提供病院にも過度の負担がかからないよう、運営にかかるシステム維持・更新費用や人件費などを極力抑えることで、公的補助金などに依存しないネットワーク事業に取り組んでいる。
数mm角のチップを歯の裏に付けておくだけで、「美味しく減塩」できる――。 慶応義塾大学医学部が2017年3月26日に決勝大会を開催した「健康医療ベンチャー大賞」(関連記事1)。社?...
「今、ヘルスケアのサービスで画期的に良いサービスは存在しないのではないか。これは、健常な状態に人を近づけようというサービスばかりになってしまい、“不健康は悪”という滞...
厚生労働省は今春にも「医療行為と刑事責任」をテーマにした研究会を発足させる方針だ。そのための「準備会」が30日、東京都内で2回目の会合を開き、来年度以降の研究の進め方を確認した。新たに発足させる研究会では、医療現場や捜査現場の実情、刑法理論を踏まえ、業務上過失致死傷罪(刑法第211条)に該当する医療事故の類型を明らかにすることを目指す。議論はエビデンスに基づき、学術的見地から進める。
政府の経済財政諮問会議(議長=安倍晋三首相)は30日、2018年度予算編成に影響を及ぼす「骨太の方針2017」の策定に向けた議論を始めた。
厚生労働省は30日、2017年度のDPCにおける基礎係数、暫定調整係数、機能評価係数Ⅰ、Ⅱなどを告示した。機能評価係数Ⅱの上位をⅢ群病院が多く占める傾向が続いているほか、医学部新設に伴い国際医療福祉大病院が大学病院本院のⅠ群に加わった。Ⅰ群は82病院、Ⅱ群が140病院、Ⅲ群が1442病院で全体で1664病院。基礎係数はⅠ群が1.1354、Ⅱ群が1.0646、Ⅲ群が1.0296となった。
ますます重要になる個人の健康管理。一方で、意識や行動の変容をどのように促し、継続性をどう確保するのかという難題に多くのプレーヤーが試行錯誤している。この課題を解決するカ...
埼玉県医師会が、医師会立の看護養成所の窮状を訴えている。県内には准看護学校が14校、看護専門学校が12校の合計26校あるものの、全体的な経営状況は、医師会の「持ち出し」がなければ赤字の状態。一方、県内では看護職員不足が続いており、看護養成所の関係者は「地域医療を守るためには看護職員の養成は欠かせない。その使命感だけで続けている」と話す。