
学校健診の留意点、日医・文科省で取りまとめ
日本医師会は、文部科学省と共同で、「学校健康診断実施上の留意点」をまとめた。学校健診で医師が2次性徴に関する診察として、児童の下腹部の診察をしたことに対し、児童・保護者から苦情の声が上がった問題も踏......
日本医師会は、文部科学省と共同で、「学校健康診断実施上の留意点」をまとめた。学校健診で医師が2次性徴に関する診察として、児童の下腹部の診察をしたことに対し、児童・保護者から苦情の声が上がった問題も踏......
中医協総会は25日、早期アルツハイマー病(AD)治療薬「ケサンラ点滴静注液350mg」(一般名=ドナネマブ〈遺伝子組換え〉)が24日に薬事承認されたことを踏まえ、薬価収載の取り扱いを議論した。診療側......
能登半島での大雨について、日本医師会は25日、診療所の被災状況を説明した。石川県輪島市内の5施設で床上浸水などの被害があり、いずれも診療が難しい状況だとした。 会見した茂松茂人副会長によると、24日......
厚生労働省の部会は25日、予防接種基本計画の見直しに向けて議論した。ワクチン需給が逼迫した場合に、国や製造販売業者などの役割を明確にするため、新たな指針を作成する方向となった。 現行の計画では、需給......
中医協・薬価専門部会は25日、政府の「骨太の方針」を踏まえ、2025年度薬価改定の在り方について議論した。委員からは、24年度制度改革による成果も念頭に検討すべき、との声が上がった。 政府は6月にま......
群馬県みなかみ町の小学校で行われた定期健康診断で学校医に下半身をのぞかれたと児童などが訴えた問題を受け、日本医師会の渡辺弘司常任理事は9月25日の定例記者会見で、各健診項目の意義を明確にした上で必要に応じて項目の見直しを行うなど、学校健診の在り方について検討を求める要望書を8月21日に文部科学省に提出したことを明らかにした<doc16971page1>。 渡辺常任理事は会見で、学校保健安全法では健診を行う項目について記載があるものの内容にまでは言及していないからこそ、さまざまな状況下で...
2025年度の薬価中間年改定の在り方を議論した25日の中央社会保険医療協議会・薬価専門部会で、診療側は製薬業界に対し、ドラッグラグ・ロス解消に向けた具体的な行動変容の見える化を求めた。 24年度の薬価制度改革では、ドラッグラグ・ロス解消のために新薬のイノベーション評価を推進。具体的には、▽国内で迅速に導入された新薬を評価する「迅速導入加算」の新設▽革新的な新薬の有用性を評価する薬価収載時の加算の充実-など<doc16938page5>。 この日の部会で厚生労働省は、新薬収載時の補正加算...
後発医薬品がある特許切れの先発薬(長期収載品)を希望する患者に10月1日以降、選定療養の負担を新たに求めるのに先立って、厚生労働省は9月25日付で事務連絡を出し、往診や訪問診療を含む「入院中の患者以外の患者」に医療機関が長期収載品を注射した場合は選定療養の対象にならないとする取り扱いを示した。ただ、在宅医療の患者が行う在宅自己注射で長期収載品を処方した場合は選定療養の対象と見なす<doc16947page3>。 厚労省が出した事務連絡は疑義解釈資料(その3)で、長期収載品の選定療養の詳...
アルツハイマー病による軽度な認知障害の治療薬「ドナネマブ」(販売名:ケサンラ)の製造販売が承認されたことを受け、中央社会保険医療協議会が25日、この新薬の薬価収載に向けた議論を始めた。 アルツハイマー病に伴う認知障害の増加により、ドナネマブの市場規模は高額になる可能性が指摘されており、厚生労働省は、薬価の設定方法だけでなく、収載後の市場拡大再算定の適用方法や費用対効果の評価などを中医協の薬価専門部会と費用対効果評価専門部会の合同部会で議論する対応案を示した<doc16908page9>...
消防庁が25日に公表した9月16日-9月22日の「熱中症による救急搬送人員(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員は2,929人<doc16935page1>。前年同時期(2,550人)と比べ379人増加した<doc16935page2>。4月29日からの累計は9万6,686人<doc16935page3>。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)26人(0.9%)、少年(7歳以上18歳未満)303人(10.3%)、成人(18歳以...