中間年改定「廃止」法案、国民民主も賛成
薬価の中間年改定を廃止する立憲民主党提案の議員立法について、国民民主党は17日、賛成する方針を決めた。 議員立法は、薬価改定のほか、診療報酬本体の改定について、原則として2年に1度とする規定を健康保......
看護師確保策を取りまとめ、外国人就業増や離職防止強化 日病
日本病院会は14日の常任理事会で、看護師確保対策案をまとめた。外国人スタッフが勤務しやすい体制整備と、離職防止策の強化の推進を盛り込んだ。今後、厚生労働省などに提出していく方針。相澤孝夫会長が17日......
[医療提供体制] 付添い入院の環境改善に補助 こども家庭庁
こども家庭庁は、子どもの入院に付添う家族向けに休憩スペースを設置するなど院内の改修や、寝具など物品の購入に伴う医療機関の費用を補助する方針で、2024年度補正予算に1億9,000万円を計上した<doc18276page40>。 改修の費用は1医療機関当たり750万円を、物品購入は小児患者1床当たり2万円を上限に補助する。都道府県を通じて行い、費用は国と折半する。物品の購入は簡易ベッドやソファといった寝具のほかに、電子レンジをはじめとする調理器具などを想定している。また、家族が付添えない...
[医療提供体制] 遠方での妊婦健診に交通費支援 こども家庭庁
こども家庭庁は遠方の産科医療機関などで受診する妊婦に対して、交通費の8割を助成する。2024年度補正予算に1億3,000万円を計上した<doc18276page44>。 対象となるのは自宅か里帰り先から、おおむね60分以上を要する移動で、▽妊婦健診を受診できる最寄りの産科医療機関などまでの移動▽ハイリスク妊婦の周産期母子医療センターなどへの移動▽妊娠後期に分娩予定施設に切り替えて妊婦健診を受診する妊婦のうち、分娩可能な最寄りの産科医療機関までの移動-に伴う費用<doc18276p...
[医療改革] オンライン診療阻む壁、検査や処置への対応が約6割
日本医学会連合が行った調査によると、オンライン診療の普及を阻む要因として医療従事者1,552人の約6割が、検査や処置が必要になった場合の対応として、通院が必要になることを挙げた<doc18226page4><doc18226page35>。日本医学会連合では、オンライン診療と連携した検査体制の構築や診察の質を向上させる取り組みでオンライン診療が有効なケースを広げることが重要だとしている。 調査は、オンライン診療の普及を妨げる主な要因を明らかにするため、医療従事者と患者・健常...
[感染症] コロナやインフルの対症療法薬、過剰な発注抑制を 厚労省
新型コロナウイルス感染症やインフルエンザの今冬の流行拡大に備え、厚生労働省は医療機関や薬局に対して対症療法薬の過剰な発注を控えるよう求める事務連絡を出した。新型コロナやインフルエンザの報告が増加傾向にあるほか、マイコプラズマ肺炎や手足口病の報告は過去5年間に比べてかなり多く、対症療法薬の需給が逼迫する恐れがあるとしている<doc18160page1>。 事務連絡では医療機関と薬局に対し、新型コロナなど感染症の対症療法薬として使用される解熱鎮痛薬や鎮咳薬(せき止め)、去痰薬、トラネキサム...
[感染症] コロナ治療薬投与後に妊娠判明、報告続き注意喚起 PMDA
医薬品医療機器総合機構(PMDA)は17日、新型コロナウイルス感染症の治療薬「ゾコーバ錠」と「ラゲブリオカプセル」の投与後に妊娠が判明した事例の報告が続いているとして、投与前に十分な問診を行い、妊娠の可能性がないことを確認するよう医療従事者などに注意を呼び掛けている<doc18143page1>。 ゾコーバ錠やラゲブリオカプセルは、胎児の形態に異常を起こす可能性があるため、妊婦や妊娠している可能性がある女性には使用できない<doc18143page1>。 しかし、製造販売業...
支払基金、神田理事長が4期目
社会保険診療報酬支払基金は17日、神田裕二理事長の再任を発表した。4期目となる任期は同日から2026年12月16日まで。 神田氏は元厚生労働省医政局長。18年12月から現職。支払基金は公益代表役員に......
コロナワクチン「ベネフィットがリスク上回る」 福岡厚労相
福岡資麿厚生労働相は17日の閣議後会見で、新型コロナワクチンについて、「現時点で接種によるベネフィットがリスクを上回る」と述べた。 福岡厚労相は新型コロナワクチン接種後に生じることがある、副反応疑い......
医療機関への賃料、月額「300万円以上」も 厚労省・敷地内薬局調査
厚生労働省は16日の「薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会」に、敷地内薬局を対象に実施したアンケート結果を示した。およそ半数の敷地内薬局が医療機関に賃貸料を支払っており、月額「300万円以上」とい......
診療拒否は「応召義務違反」 コスタイベ接種で伊東弁護士が警鐘
医療法務や企業法務に携わる伊東亜矢子弁護士(三宅坂総合法律事務所)はじほうの取材に応じ、Meiji Seika ファルマの次世代mRNAワクチン「コスタイベ」を接種したことだけを理由に医療機関が診療......