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[診療報酬] 支払側の処方箋料「引き下げ」意見に診療側「論外」と否定

 中央社会保険医療協議会・総会が5日に開催され、個別事項「後発医薬品、バイオ後続品の使用体制」の議論で、支払側が、処方箋料の引き下げを強く主張したことに対し、診療側は「全くの論外の議論」と意見が対立した。 厚生労働省はこの日の総会で、後発医薬品の使用促進の推進などの観点から、処方箋料、一般名処方加算などの評価の在り方について意見を求めた。同省が提出した資料によると「処方箋料」「処方料」の算定回数合計のうち「処方箋料」の算定回数が占める割合は2024年度には81.4%となり、年々増加の傾向を示し・・・...

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[予算] 予算編成の基本方針を答申、診療報酬「経営・処遇改善図る」

 政府の経済財政諮問会議は5日、2026年度予算編成の基本方針を答申した。11月21日に閣議決定した「2025年度総合経済対策」に記載された社会保障制度改革の取り組みを前例にとらわれず着実に実行し、社会保障改革の新たなステージにふさわしい予算編成にするとした。次期診療報酬改定については「保険料負担の抑制努力も行いつつ経営の改善・従事者の処遇改善を図る」と明記した<doc22697page3>。 また、全世代型社会保障の構築を通じて応能負担の徹底などの制度改革を行い、持続可能な社会保障シス...

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[診療報酬] 賃上げの議論を開始、基本診療料で対応を要望 中医協・診療側

 中央社会保険医療協議会・総会は5日、医療従事者の「賃上げ」に関する診療報酬上の評価の方法について議論を始めた。診療側は、初・再診料などの基本診療料を中心とした対応を検討するよう要望した。 厚生労働省は、2024年度および25年度における賃上げのイメージを示した。診療報酬改定による上乗せや賃上げ促進税制などの活用で、24年度に+2.5%、25年度に+2.0%のベースアップを実施した旨を報告<doc22678page5>。全医療機関における24年度ベースアップ評価料の届出医療機関の賃金増率...

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[インフル] インフルエンザの全国報告数17万3,380人、前週から2万3,515人減

 厚生労働省は5日、2025年第48週(11月24日-11月30日)「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は17万3,380人で前週から2万3,515人の減少となった。定点報告と全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告の詳細は以下の通り。●定点報告<doc22679page2><doc22679page6>▽定点当たり報告数(全国):44.99▽報告患者数(全国):17万3,380人▽都道府県別定点当たりの報告数(上位3都道府県):東京...

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[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 12月8日-12月13日

 来週12月8日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。12月8日(月)15:00-17:00 第122回 社会保障審議会 医療部会12月9日(火)未定 閣議12月10日(水)9:30-11:00 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会11:00-12:00 中央社会保険医療協議会 総会14:00-16:00 第26回 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報利活用ワーキンググループ12月11日(木)14:00-16:00 第146回 厚生科学審議会 科学技術部会12月12日(...