離島の医療確保が「ミッション」 山口県立総合・原田氏
オンライン診療の実証事業が17日に始まった山口県・平郡島で、開始セレモニーに出席した県立総合医療センターの原田昌範へき地医療支援センター長は、「医師を確保することも大事だが、それ以上に医療をどう確保......
オンライン診療の実証事業が17日に始まった山口県・平郡島で、開始セレモニーに出席した県立総合医療センターの原田昌範へき地医療支援センター長は、「医師を確保することも大事だが、それ以上に医療をどう確保......
オンライン診療・服薬指導の巡回拠点として、郵便局を活用する総務省の実証事業が17日、山口県柳井市の離島、平郡島(へいぐんとう)で始まった。島に住む生活習慣病の患者らに、海を挟んで本土の病院と薬局で対......
医療・介護・保育などの人材紹介について、悪質な事業者への対策を強化するため、厚生労働省の部会は17日、職業安定法関連の指針・施行規則の改正案を了承した。指針の告示、施行規則の公布は、10月中下旬を予......
抗菌薬(抗生物質)の効かない薬剤耐性菌による死者は、2050年までの25年間で世界で3900万人を超えるとの推計を、米ワシントン大などの国際チームが17日、英医学誌ランセットに発表した。急速な高齢化......
飲酒量が少ないほど病気のリスクは下がる―。厚生労働省は今年2月に公表した初の指針「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」で「お酒は少量なら飲んだ方が体に良い」との考えを否定し、少量でも発症リスクが......
日本医療機能評価機構は17日に公表した医療安全情報で、輸液療法などに用いる三方活栓について、不適切な使い方をしないよう注意喚起した。開放式の三方活栓を閉鎖式と思い込み、コックの向きを開放にしたままキ......
厚生労働省は10月から来年2月にかけ、介護分野の「デジタル中核人材養成研修」を、オンラインで実施する。テクノロジーを活用した生産性向上の取り組みを進めるため、介護施設や事業所の人材育成を図る。 3回......
日本医師会は16日、「かかりつけ医機能研修制度2024年度応用研修会」を、東京都文京区の日医会館などで開いた。糖尿病、脂質異常症、高血圧症といった生活習慣病管理の最新知見や、医療・介護連携、認知症対......
デジタル庁は17日、一部の自治体で先行して可能となったマイナポータルからの出生届の提出について、新たに福岡県添田町が対応することを公表した。 出生届のマイナポータルでの運用は8月30日から始まった。すでに福島県郡山市と富山県高岡市で出生届のオンライン化を開始。福岡県添田町は10月1日から対応を始める。宮崎県都城市でも実施時期を現在、調整中だという。 出生届のオンライン化により、申請者は出産直後に市区町村の窓口を訪れることなく、マイナポータル上で届け出を完了させることができるようになる。手続き・・・...
日本人材紹介事業協会は、医療・介護・保育分野での適正な有料職業紹介事業者として7月16日時点で計56社が認定されたことを病院団体に周知した。分野ごとの内訳は、医療42社、介護27社、保育15社。複数分野で認定を得ている事業者がある<doc16883page1>。 厚生労働省では、申請要件や必須基準、基本基準を満たす紹介会社を「適正認定事業者」として認定している<doc16882page2>。 この制度を通じて、医療など3分野での適正な有料職業紹介事業者を「見える化」するとと...
厚生労働省は17日、医療や介護などの分野で職業紹介事業者が求職者に「祝い金」などを渡すことや、就職後2年間の転職勧奨を禁止することについて、職業紹介事業の許可条件とする方針を労働政策審議会・職業安定分科会の労働力需給制度部会に示した。実施は2025年1月から<doc16856page2>。悪質な事業者への規制を強化する狙いがある。 厚労省では、25年1月1日付の職業紹介事業の新規許可や有効期間の更新から順次、「祝い金」などの提供や転職勧奨の禁止について職業紹介事業の許可条件に加える&l...
厚生労働省は17日、100歳以上の高齢者の総数が15日(老人の日)現在、全国で9万5,119人だったことを明らかにした<doc16861page1>。前年から2,980人増え、過去最多を更新した<doc16861page5>。 住民基本台帳に基づく都道府県・指定都市・中核市からの報告数を集計した。100歳以上の高齢者のうち、女性が8万3,958人と約88%を占めている。また、2024年度中に100歳になるか、なる見込みの人は1日現在、4万7,888人(前年度比781人増)い...
日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会が17日に公表した2024年度の「病院経営定期調査」の中間報告によると、全国396病院の23年度の医業収支は、前年度の赤字額から若干改善したものの、経常収支は1.3億円の黒字から0.3億円の赤字に転じた。コロナ関連の補助金の縮小による影響が大きく、経常収支ベースの赤字病院の割合は28.3ポイント増加の51.0%と半数を超えた<doc16848page6><doc16848page7><doc16848page8>。 調...