病院3団体の実調、結果速報を9月中旬にも
四病院団体協議会が28日に開いた総合部会では、2024年度診療報酬改定などを念頭に、病院経営を取り巻く環境が厳しいとの声が上がった。終了後に会見した日本病院会の相澤孝夫会長は、日病、全日本病院協会、......
賃上げ税制、「控除上限引き上げを」 日医が税制要望
日本医師会は28日、医療に関する2025年度税制要望を公表した。大きな柱は10項目。新規項目として、賃上げ促進税制の税額控除上限の引き上げなどを求めた。厚生労働省には、24日に提出した。 宮川政昭常......
来春設立のJIHS、研究・人材育成に13億円要求 感染症対策部
厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部は28日、2025年度概算要求の概要を発表した。要求額は613億円(前年度当初予算額から242億円増)。来年4月に設立する国立健康危機管理研究機構(JIHS)の......
自治体検診DX、モデル事業に10億円 健康・生活衛生局
厚生労働省の健康・生活衛生局は28日、2025年度予算の概算要求の概要を発表した。要求額は4428億円。「自治体検診DX推進モデル事業」では、自治体検診のデジタル化として、PMH(自治体・医療機関な......
男性の肥満、10年で増加傾向 コロナ禍影響も、初調査
成人男性の肥満者が過去10年で増加傾向にあることが28日、厚生労働省が公表した2022年の国民健康・栄養調査で分かった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響による生活習慣の変化についても初めて調査した......
能登地震の医療支援、シンポを開催 日医、来月21日に【無料】
日本医師会は9月21日(土)午後2時から、日医会館(東京都文京区)で、「地域に根ざした医師会活動プロジェクト」の第3回シンポジウムを開く。元日に発生した能登半島地震の医療支援をテーマとする。 渡辺弘......
HPVキャッチアップ接種、テレビCMを放映 日医
日本医師会は、HPVワクチンのキャッチアップ接種について、推進に向けた地上波テレビCMの放映を24日から始めた。 松本吉郎会長が28日の会見で説明した。今後も放送を予定しているとして、「是非視聴して......
社会保障費の目安対応、インフレ下では不適当 自民・厚労部会
自民党の厚生労働部会(大串正樹部会長)は28日、厚生労働省の2025年度予算の概算要求について、大串部会長の一任で了承した。出席議員からは、自然増を基とした社会保障費の目安対応について、「物価・賃金......
台風10号の被災者、保険証なしでも「受診可」 医療課
厚生労働省保険局医療課は28日付の事務連絡で、台風10号の被災者が保険医療機関で保険証を示せない場合、名前、生年月日、連絡先などを伝えれば、医療保険による受診が可能だと周知した。台風で保険証を紛失し......
「医療、福祉」の入職超過率、1.4ポイントのプラスに 昨年調査
厚生労働省が27日に発表した2023年の雇用動向調査によると、「医療、福祉」の入職超過率は1.4ポイントで、プラスに転じた。22年調査では、0.9ポイントのマイナスになっていた。プラスに戻った原因は......
着床前診断、58件承認 22年の対象拡大後、初公表
日本産科婦人科学会は28日、重い遺伝性の病気が子どもに伝わらないよう、体外受精した受精卵の遺伝子を調べる「着床前診断」について、2023年に72件の申請を審査し、うち58件を承認したと明らかにした。......
[健康] 「たばこ習慣的に吸っている」男性31.4%、女性10.4% 健保組合
健康保険組合連合会が行った特定健診の「問診回答」に関する調査(2022年度)によると、「現在、たばこを習慣的に吸っている」と答えた人の割合は男性31.4%、女性10.4%だった。年代別では、男性は「40-44歳」と「45-49歳」が共に34.0%で最高だった。たばこを吸う男性の割合は50歳以上では年代につれて下がり、「70-74歳」では17.1%だった<doc16632page12>。 これに対して女性は「45-49歳」の11.3%が最高で、男性と同様、50歳以上では年代につれて下がっ...
[医薬品] 新たに12医薬品を希少疾病用医薬品に指定 厚労省
厚生労働省は8月28日付で、希少疾病用医薬品として新たに12医薬品の指定と2医薬品の指定取消しについて、各都道府県衛生主管部(局)長などに通知した。 指定取消しとなったのは、「odevixibat」(ジェダイトメディスン)、「fampridine」(バイオジェン・ジャパン)の2医薬品。これらの医薬品は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」第77条の5および同法第77条の6第1項の規定により指定が取り消された<doc16627page1>。 また、同法第77...
[医療提供体制] 一般病院の経営悪化、「崩壊」危惧する声 四病協
四病院団体協議会の総合部会が8月28日に開かれ、日本病院会の相澤孝夫会長は部会後の記者会見で、一般病院の経営悪化の深刻さを指摘する声が挙がったことを明らかにした。「このままだと病院の崩壊が起きかねない」と危惧する声もあったという。 各団体が合同で実施している病院経営の調査結果(第1報)が9月中旬にもまとまる見通しで、それも見極めて対応を話し合う。相澤氏は、入院患者に提供する食事代の実態を調べる必要があるという考えを示した。 厚生労働省は8月26日、一般病院の医業利益率が2010年度から22年度にか...