介護関連、4つの調査研究に協力を 厚労省が呼びかけ
厚生労働省は27日付の事務連絡で、今年度に行う4つの調査研究事業について、介護関係団体に協力を呼びかけた。2024年度介護報酬改定の影響などを探る。 調査研究のテーマと提出期限は、次の通り。期限後の......
臓器移植、「不成立」減らすために対応 武見厚労相
武見敬三厚生労働相は27日の閣議後会見で、臓器移植不成立の事例をできるだけ減らせるよう、「臓器移植委員会の議論を踏まえ、順次必要な対応を行う」と述べた。 厚生労働省が24日に発表した調査結果によると......
厚労省の国際保健ビジョン、世銀・WHOに説明
武見敬三厚生労働相は27日の閣議後会見で、22~26日の米ニューヨーク出張の内容に言及した。8月に発表した「厚生労働省国際保健ビジョン」について、世界銀行総裁、WHO事務局長らに説明。ユニバーサル・......
認知症の周辺症状、「治療選択肢が増える」 レキサルティに厚労相
アルツハイマー型認知症の周辺症状の適応が、国内で初めて認められた抗精神病薬「レキサルティ」(一般名=ブレクスピプラゾール)について、武見敬三厚生労働相は27日の閣議後会見で、「認知症の人とその家族が......
薬局と病院、選定療養の準備に奔走 除外規定の悪用に懸念の声も
長期収載品に選定療養費制度が導入されるのを目前に控え、調剤薬局や大学病院が準備に奔走している。イイジマ薬局(長野県上田市)の開設者、飯島裕也氏はじほうの取材に応じ、「薬価差益にうまみを感じている薬局......
治療用アプリ使用患者の管理・指導、「薬剤師が適任」 PMDA・石井氏
医薬品医療機器総合機構(PMDA)の石井健介執行役員(医療機器審査等部門担当)は22日のプログラム医療機器(SaMD)をテーマにした分科会に登壇し、SaMDの中でも特に「治療用アプリ」を中心に講演し......
新たな心不全治療の開発も iPSで「心臓周皮細胞」
京都大などの研究グループは、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を活用し、血管の形成や心筋細胞の増殖を促す「心臓周皮細胞」の機能を持つ細胞を高効率に作製することに成功したと26日付の米科学誌に発表した。新......
【感染症ニュース】溶連菌感染症全国定点報告数2.08で4週連続増加 年内は増加傾向か… 医師「流行規模などの予測は困難」(感染症・予防接種ナビ)
国立感染症研究所の2024年第37週(9/9-15)速報データによると、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)の全国の定点当たり報告数は2.08。これで4週連続の増加となりました。都道府県別の定点...
マイナ保険証の利用率、ナショナルセンター5割超 日赤は2割
厚生労働省は、公立・公的病院の13グループ別に、8月のマイナ保険証の利用率をまとめた。利用率が最も高かったのは、国立高度専門医療研究センター(ナショナルセンター、NC)で53.2%。最も低かったのは......
女性の健康総合センター、10月に発足 ライフステージ・性差を意識
女性の健康に関するナショナルセンター(NC)が来月1日、国立成育医療研究センターに発足する。名称は「女性の健康総合センター」。初代センター長に就く小宮ひろみ氏は、「ライフステージや性差を意識した医療......
プレコンセプションケア、若年層への啓発に意欲 初代センター長・小宮氏
「女性の健康総合センター」の初代トップに就く小宮ひろみ氏は、将来の妊娠を見据えて自身の健康と向き合う「プレコンセプションケア」について、若年層を含めた啓発に力を入れていく姿勢を示した。「多くの人々に......
女性の健康、医療の均てん化に意欲 初代センター長・小宮氏
「女性の健康総合センター」の初代センター長となる小宮ひろみ氏は、女性の健康に関する医療について、国内の均てん化を目指す意向を示した。 小宮氏は長年、福島県立医科大で、産婦人科医療や性差医療に取り組ん......
23年度の介護費用11兆5139億円 過去最大、厚労省統計
厚生労働省は26日、2023年度の「介護給付費等実態統計」を公表した。介護サービスと介護予防サービスを合わせた費用は総額11兆5139億2100万円(前年度比2.9%増)で、過去最大になった。そのう......